気を付けて!おしゃぶりによる悪影響

■おしゃぶりの使用で不正咬合に
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おしゃぶりをくわえることを習慣にしていると、口の中におしゃぶりの入るスペースができてしまいます。
つまり、奥歯をぐっと噛みしめた状態でも前歯が重ならず、上下の歯の間に隙間があいてしまうのです。
これは「開咬」と言って不正咬合の一つです。
おしゃぶりだけでなく、指しゃぶりやタオル噛みなど口に何かくわえる癖は開咬の原因になります。
開咬は、見た目だけでなく口の機能的にも問題がある咬み合わせです。

■開咬になってしまうと食事が困難に
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では開咬になってしまうとどのような問題があるのか詳しく説明します。
まず、前歯が噛み合うことがないので、前歯で食べ物を噛みきることが難しくなります。
麺類など細いものは前歯では噛みきれません。
硬いものを前歯でかぶり付くこともできないでしょう。
なので食事はかなりしづらくなります。

■開咬で口呼吸に
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開咬による問題は噛むことや食事だけではありません。
開咬は、唇をしっかりと結んでいることも難しいのです。
常にポカンと口を開いているような状態になってしまいます。
つまり口呼吸の習癖を招くことになるのです。
「おしゃぶりを使っていると鼻呼吸の習慣ができる」というような情報もありますが、
一概にそうは言えません。逆に口呼吸になってしまうケースも多いのです。

■おしゃぶりを習慣にしないためには与えないこと
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最近では、カラフルなものやキャラクターがついたものなど様々なおしゃぶりが販売されています。
ネックストラップがついていて首からぶら下げるようになっていたり、おしゃれ感覚のようなものまで売られています。
よく、おしゃぶりがやめられないと相談に来られる方のほとんどが「子供がほしがるのでどうしてもやめられない」とおっしゃいます。
けれど、生まれたばかりの何も知らない赤ちゃんが、突然おしゃぶりを欲しがることはありません。
おしゃぶりを最初に与えるのは周りの大人です。
「静かにしていてほしい」という大人の都合で与えてしまうと、後になって辛い思いをするのはお子さん自身です。
おしゃぶりを絶対に使わないほうがいいとは言えませんが、泣いてほしがられるのを覚悟!で少しの間だけと決めて使用することをおすすめします。

いかがでしたでしょうか。
しゃぶりがどうしてもやめられないと悩んでいる場合は、歯科医院でアドバイスをもらえます。
また、指しゃぶりなどの習癖は生理的なものであったり、年齢や生活環境によっては精神安定剤のようなものであることもあります。
その子によって適切なアドバイスをもらうため、歯科医師や歯科衛生士に相談しましょう。


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