子どもも鉄分不足が深刻です

子供

子供に必要な栄養素といえば「カルシウム」、「タンパク質」、を真っ先に思い浮かべますが、「平成20年国民健康・栄養調査」によると、就学前幼児(1~6歳)の摂取状況で不足しがちなものとして、カルシウムに次いで「鉄」が指摘されています。

そこで今回は子供の鉄不足についてご紹介します。

脳のサイズは3歳には大人の80%までに成長

小さな子どもがバランスよく食事をすることが大切なのは、皆さんご存知の通りだと思います。

けれども、食べ物から摂る栄養が骨や筋肉だけではなく、脳の働きにも影響を及ぼすことをご存じでしたか?

脳は6歳までにとても速いスピードで発達していきます。

生まれてすぐの赤ちゃんの脳は大人の25%程度の重さしかありませんが、3歳までには大人の脳の重さの80%は出来上がるそうです。

脳の発達に必要な栄養素とは

食品

脳の発達に必要な五大栄養素は、たんぱく質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルです。

「鉄分」はこの5つ目の「ミネラル」の一つとして重要な栄養素です。

これらをバランスよく食べることが、脳の発達だけでなく、健康的に子どもが成長していくためには必要です。

けれども、離乳食から幼児期にかけては食べ物の好き嫌いが激しくなって、なかなか親の願い通りに食べてくれないのが現実ではないでしょうか。しかし、そのままにしておくと、鉄分不足になることが心配されます。

鉄分が不足すると貧血になることは大人の間でも知られている症状です。

この鉄分不足による貧血の状態が3ヵ月以上続くと知能や運動機能の発達が遅れる可能性が出てきます。

そして、さらに3ヵ月以上何も対策を取らないと発達の遅れは13歳まで取り戻すことが出来ないと言われているのです。

鉄分不足の原因とは

離乳食が思うように進まないとき、母乳に頼り過ぎてしまうことはないでしょうか?

母乳は沢山の栄養を含んでいますが、生後6か月頃には母乳に含まれる鉄分は6割まで減少するそうです。

また、食物アレルギーを心配し過ぎて離乳食をなかなか開始しない場合、鉄分が不足が深刻になってくることがあります。

鉄分を摂取することができる食べ物とは

・牛のヒレ肉・モモ肉などの赤身肉、
・カツオやマグロなどの赤身魚
・アサリ、シジミ、干しエビ、ヒジキのような海産物
・小松菜、大根やカブの葉、納豆、レンズ豆のような野菜
・切干大根、炒りゴマなどの乾物

植物性の鉄分(ほうれん草やひじきなど)は動物性のタンパク質と一緒に摂取することで吸収率が上がると言われています。

そのため、ひじきの煮物には細かく切った鶏肉を加えたり、ほうれん草は卵とじやオムレツなどにすると、子供にも食べやすいレシピになりますので是非お試しください。

毎日の食事の中で、バランスよく食べることが出来ているかどうか、たまに振り返りお子さんの苦手な食べ物が少しずつでも減っていけるように工夫できると良いですね。

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