ときどき怒ってしまうのは仕方がないこと、そんなママに絶対しないでほしいこととは?

子どもに話しかけるとき、優しい言葉、温かい気持ちになれる言葉を選びたいと、本当は誰もが思っているはずです。

でも、毎日の忙しい生活の中でイライラすることは数知れず。

気が付くと、「何やってるのよ!」「もう、知らないからね」などと、自分の負の感情を子どもに投げかけてしまうことがあると思います。

言葉だけでは無く、にらみつけたり、時には軽く叩いてしまうこともあるかもしれません。

目の前のことをこなすのに精いっぱいで、つい、子どもに辛くあたってしまう気持ちは誰にでもあるでしょうが、できる限り、そういった負の言葉を子どもに与えないように、少し気をつけてみませんか。

子どもの成長に必要な愛情

子どもの成長には栄養のある食事、睡眠、運動などが不可欠です。しかし、目に見えない、子どもの心の成長に必要な栄養は、親とのかかわりによって与えられていくということを忘れないで下さい。

人はひとりでは生きていけません。絶対に誰かとかかわりながら生活しています。

それは、大人も子どもも同じです。そして、そのかかわりの中で、もっと自分に注目してもらいたい、もっと褒めてもらいたい、もっと自分のことを分かってもらいたいという欲求をもって生きています。

幼い子どもの場合、自分が大好きな親に、たくさん愛されたい、褒めてもらいたい、自分のことだけを見ていてもらいたい、という欲求があります。

親が微笑みかけたり、抱きしめたり、優しい言葉をかけることで、子どもの欲求は満たされて、心の栄養になっていきます。

とくに、幼稚園に入園する前くらいまでの親とのかかわりは、その後の人生に大きく影響していきます。

優しい言葉をたくさんもらって育った子どもは自信を持って生きていくことができますし、他人にも優しくできて、心も豊かになっていきます。そして、前頭葉が活性化して発達するので、我慢強く物事に取り組むことができ、自分をコントロールすることができる大人になっていきます。

愛情を感じられないとどうなる?

では、親子のかかわりが薄いとどうなるのでしょうか。

親にあまり抱きしめて貰えなかった、頑張っても認めて貰えなかった、存在を否定された。もしかすると、親御さんの中には、自分が親からそのような育てられ方をした方もいらっしゃるかもしれません。

辛かったでしょうね。

そして、ご自分が親からそのように育てられたから、どのように子どもを褒めて良いか分からないという方もいらっしゃると思います。言葉で褒めるのが難しかったり、抱きしめることができないのであれば、微笑かけて下さい。

笑顔は心を癒しますし、勇気と活力を与えることになります。

家庭内で冷え切ったかかわりしかされていない子どもは自分に自信を持つことができないことが多いようです。自信が無い分、とても頑張り屋さんになりますが、その頑張りが評価されないと、変に目立とうとする行動に出ることがあります。

では、無条件に褒め続ければ良いのかというと、そうでは有りません。

何をしても認められているのでは、人間的に偏り、自己愛が強い人間になっていきます。そういう人は、

人の気持ちを理解する能力が低く、トラブルが起こると他の人に責任を押し付けてしまうような傲慢な大人になってしまうことがあります。

条件つきでないと愛されない?

次のような場合はどうでしょうか。

「テストで良い点数がとれたから、好きなオモチャを買ってあげるわね」

「お母さんのお手伝いをしてくれるから、大好き」

のように、何か条件が付いてしまうと、子どもは“テストで良い点数を取らないと、オモチャは買ってもらえないんだ”と思いますし、“お手伝いをしないと、好きでいてもらえないんだ”と思う可能性が有ります。

たまになら、それほど問題は無いと思いますが、もし、このような言葉を常に言ってしまっているとすれば、要注意です。自分はそのままでは、愛されていない、ダメな子なんだ、と思わせてしまいます。

一番やってはいけないこと

人に一番やってはいけないこと。それは「無視」です。

これは、大人も子どもも同じです。無視が一番辛いのです。

どんなことがあっても、子どもを無視するようなことはしないで下さい。

人とのかかわりの中で生きている、と冒頭でも申し上げましたが、そのかかわりを持つことが出来ないとなると、何としても、人とかかわりたいという欲求が出てきます。

その結果、どうなるのか。

犯罪を犯してでも、かかわりを求めてしまうのです。

逮捕された時、絶対に誰かにかかわってもらうことができるからです。

問題行動を起こすのは、自分に自信がなく、人から信頼されていないような人に多いと言われています。

子どもが幼い時は親もまだまだ未熟で、分からないこと、精一杯なことが多いです。

しんどい日も少なくないと思います。

けれども、今、手を抜いていると、子どもが成長した時に不登校、引きこもり、暴力、犯罪といった問題行動を起こす恐れがあることを覚えておいて下さい。

子どもが問題行動を起こしてからでは遅いのです。

子どものことを信じて、認めて、愛情いっぱいにかかわってあげて下さい。

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