ついに会話が成立!2歳児から溢れだす言葉の数々。

2歳の女の子
親御さんが「成長したな」と感心したり、感動、びっくりしたりする2歳の言葉。
その背景には、どのような事があるのでしょうか?

2歳児の目安や発語など、詳しくみていきましょう。

どんな言葉を話すの?目安は?

クエスチョンマーク
「爆発的に増える2歳」、「言葉の爆発期」等と、2歳児は、いかに多くの言葉・会話を話すかが重要な時期でもあります。
月齢ごとの発語・目安を記載いたしますので、ご参照ください。

2歳0ヶ月~2歳6ヶ月

発語
「マンマ、食べない」、「ワンワン、こっち、来た」、「しゅぱーちゅ」、「ぼく」、「わたし」「○○ちゃん(自分の名前)」、「あ、ワンワンが来たよ」、「ぼく・わたしもする」、「昨日は○○したよね」
目安
・二語文、三語文、否定文を話すようになる。
・「後で」、「今日」、「昨日」の区別が分かり、同時にそれらを発語する。
・200語程度の単語を理解できている。
・今まではできなかった“会話”ができるのが大きな特徴。
・おもちゃを何かに見立てて、擬音を交え1人遊びもできるようになる。
・お話しが大好きになり、頻繁にママや家族に話しかける。
・2歳6ヵ頃で、400語程度の単語を理解する。
・「○○だから、○○だよ」と言うようになり、物事の因果関係を理解するようになる。

2歳7ヶ月~3歳0ヶ月

発語
「これは、どうして?」、「何でそうなるの?」、「○○ちゃん、○歳」、「ありがとう」、「痛いの、痛いの、飛んでいけ」、「大丈夫?はい、どうじょ」
目安
・大人の口真似が多くなって、聞きかじりの言葉を間違いながらも使う事が多い。
・質問攻撃が増え、納得するまで聞く傾向も見られる。
・まだ赤ちゃん言葉が残っている。
・一時的にどもったり、なかなか言葉が出なく特定の言葉を繰り返したりするが、これは生理的発達のアンバランスの為で、異常ではない。
・言葉の発達が速い子では、大人と同じ会話が成立する。
・会話が成立すると同時に、絵本を見ながら友達と会話ができ、それを楽しむ事もできる。

月齢別の言葉の成長過程は、どうなっているの?

疑問に思う女性
言葉や発語の背景にある、大切なポイントとなるものをまとめました。
個人差が大きい言葉の発達ですが、月齢ごと特徴を記載いたしますので、ご参照ください。

2歳0ヶ月~2歳6ヶ月

・遊びながら、独り言のようにぶつぶつ話す事があり、異常ではなく頭でまとめきれない事を言葉に出して整理している状態。
・言葉や物の関係性を学んでいる段階で、知覚や記憶能力、言語、情緒面での著しい発達の証拠でもある。
・ごっご遊び、自分が体験した日常生活の出来事を時間に沿って再現することができる。
・ごっこ遊びなどで、物と言葉の関係性の確認と、自分のイメージが広がっている事、言葉の能力も発達する重要な遊びができる。
従って、お店やさんごっごや、各家庭で実施されているごっご遊びを大切にし、遊び相手になる事が言葉と想像力の発達に欠かせない重要な事です。

2歳7ヶ月~3歳0ヶ月

・物事と言葉の関係性を理解した上で、言葉と言葉で理解しようとする気持ちが芽生えるため、質問攻撃となる。
・ママや家族がきちんと受け答え・返答し、言葉を教えていれば子どもの言葉の世界が広がり、記憶力と連動し相槌や返答以外に質問が返ってくるようになる。
・周囲の人の感情表現を、注意して見る事ができるため、親や他人を思いやる心と言葉が発達してくると同時に、言葉を発しながら動作つきで対応する事も現れてくる。
・情緒面では、ほぼ大人と同じくらいに発達している。

言葉の発達を促す方法は?

絵本を読む親子
赤ちゃんから1歳児までと違って、感情も知識もついた2歳児です。
接し方でも時間を要しますが、以下の方法をやっただけ効果にも促進にも繋がる為、信じて楽しく励まれてくださいね。

こちらでは、月齢ごとの言葉の発達を促す方法や注意点を記載いたしますので、ご参照ください。

2歳0ヶ月~2歳6ヶ月

・発する全ての言葉を否定なく受け止め、復唱したりママや家族が思った事等をありのまま言葉にしたりして、会話のキャッチボールができるよう意識する。
・親が赤ちゃん言葉を使わないようにすると同時に、会話の対象となった実物を見る・触れるといった五感を通して体験させ生きた言葉を教えるのが大切。
・外出時、特に公園では、対象物以外に他の子どもを見るので、言動を含んだ刺激となり効果も期待できる。
・間違った言い方をした場合、優しくさりげなく正しい言い方を教える。
・言葉の間違いに対してイライラや怒るのは、子どもの言い間違いをあおる事となり、足踏み状態が長引く為、厳禁。
・室内では、ごっご遊びを取り入れ遊び相手に徹底する。
・日常生活のあらゆる場面で、積極的に話しかける。
・難しく考えないで、ママや家族がありのままに感じた・思った・考えた事を話すだけでも効果がある。

2歳7ヶ月~3歳0ヶ月

・日常生活の中で、挨拶から雑談、関わる事の全てをママや家族が先に言って聞かせる。
・毎日、挨拶などが繰り返される事で礼儀作法と同時に言葉の獲得を促す効果がある。
・ママや家族は面倒がらずに、発してきた質問には答えていく。
・言葉の間違いがあれば、その場で直ぐに正しい言葉を教えていく。
・可能な限り、外出して見ている物は名前や使用方法等を教え聞かせる。
・「今、ママ(や家族)が、何て言ったかな?」と言った確認の意味で聞くと、子どもにとってストレスとなり、かえって言葉の間違いが悪化してしまう事がある。
・その子が落ち着けるような雰囲気や遊びを提供する。
リラックスした時に生じるα波が出現すると、人は記憶力が増したりストレスが軽減したりすると言われているため、この原理を使って、情緒面で安定し愛情を感じる事で発達を促していきます。

わが子が言葉の発達が遅いと感じたら、どうすれば良い?

悩む女性
言葉の発達が遅いと思ったら、家庭内できる簡単なテストがありますので、それを試してみてはいかがでしょうか。
しかし、これはあくまで参考までとなります。
判断ができるのは医師であり、診察を受けるのが一番、安心で適していると思われます。

言葉の発達のテスト 3項目

1.電話やチャイムの音など、外部の音に反応ができるかどうか。
2.大人が、子どもに向けて話す簡単な言葉、「お風呂に入るよ」、「お出かけするよ」等に理解できるかどうか。
3.転んだ時、困った時、何か物を取ってほしい時に、大人を頼る・呼ぶ(発語や泣いて)事ができるかどうか。

上記の3つが見られない場合、自治体の相談窓口や小児科を受診し、相談されると良いと言われています。

言葉の発達の遅れに伴って、知っておきたい病気は?

クエスチョンマーク
2歳から好発しやすい病気をご紹介いたします。
それは、“吃音(きつおん)”です。
吃音とはどのようなものかご紹介いたしますので、ご参照ください。

吃音とは?

言葉の出だしのところで、その音を繰り返してしまったり、同じ単語を繰り返して発音してしまったりするのが吃音です。
吃音は“どもり”とも呼ばれ、2歳~9歳の間に症状が現れるのが一般的です。

有病率

人工の1%くらいで、男児の方が多く、女児の3~4倍と言われています。
軽症のものは、治療をしなくても10代で自然治癒する事が多く、重症となると、成人まで症状が持続して、完治は難しくなってきます。

治療

言語療法士によって、治療が行われています。
吃音に対する不安を徐々に軽減する方法や、発語パターン全体を変える為に話すスピードを落としたり、発声を穏やかで緩やかなものにしたり、音や音節の流れをなめらかにする練習を言語療法士によって実施されています。

ケア

真の原因は分かっていません。
周囲の過干渉、子ども本人の精神的緊張が繰り返された結果、発症すると考えられています。
幼児期に、可能な限りストレスがかからないような発語環境を整える事が重要です。
親をはじめとした全ての家族・周囲の人達の過干渉の排除が欠かせません。

まとめ

健診の無い2歳児は、健診がない分だけ、不安になる事もあると思います。
もし、言葉の発達や体の成長に関して不安になった際は、自治体の相談窓口や病院で相談されてみてはいかがでしょうか。

こちらの記事を参考にしていただけますと、幸いです。

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