「早くお友だちを作ってあげないと」と焦らないで。子どもがお友だちと遊べる時期とは

うちの子はいつからお友だちと遊べるようになるのだろう…」我が子の社会性が気になるママはきっと多いですよね。

年齢で言うと3歳くらいと言われています。

それ以前の赤ちゃんもステップを踏んでお友達との遊びにつながっていきますので、「【6か月~1歳前後の赤ちゃんとの遊び】 赤ちゃんの関心を助けながら、ポイントは「焦らず、少しずつ」」で紹介しています。

こちらの記事では「1~2才」、「2~3才以後」の順に子ども達の遊びの社会性について元保育士さんにお聞きしました。

大人の介入を受けながら、一緒に遊ぶ楽しさを体験する1~2才

子ども同士が同じおもちゃで遊んでいるなど共通性が見られる場合には、保育園などでは積極的に子ども同士のやり取りも促してくれます。

同じおもちゃを使いたがっている場合には、周りの大人が「かして」「いいよ」といったやり取りを促す場合もあれば、「一緒にやってみよう」と子ども同士が協力して楽しめるようサポートする場合もあります。

保育士が介することで、数人の1~2歳児でも順番を守って「黒ひげ危機一髪」のようなルールのある遊びも楽しめるようになることもありあす。

このようなおもちゃはみんなで遊んだ方が楽しいと子どもたちは分かっているのですが、もしそこに大人がいなければ、子どもたちは皆我先に、とおもちゃの取り合いになってしまって、その遊びの醍醐味(黒ひげが飛んでみんなで大笑い)に到達することはきっとできないでしょう。

共通のルールが生まれ始める2~3歳ごろ

このように、はじめは大人が介して友だちと遊ぶことを促していきますが、簡単な遊びであれば、早ければ2~3歳頃から友だちとブロックのパーツを分け合ったりしながら一緒に遊ぶことができるようになってきます。

また、この頃には、おままごとでもお皿にいくつかの食べ物のおもちゃをのせて友だちに「どうぞ」と差し出してあげたり、お茶を入れる真似をし「ありがとう」といった言葉が自然と出てくるようになります。

みんなで「いただきます」と声を合わせる場面が見られることも。

やはり日常生活の一部を切り取った遊びであると、2~3歳の子ども同士でも共通のルールがわかりやすく、楽しく自分たちで遊べると言えるでしょう。

3・4才以後、子どもだけで遊べるように!

このように、子どもは大人が見守る中で自分たちの遊びやルールを確立していき、友だちとのやり取りを楽しいと思えるようになっていくのです。

言葉の理解も進み、友だち同士で簡単な会話ができるようになってきたり、ものの大小もはっきりとわかってくる3・4才以後には、「友だちと協力した方が大きな砂山を作ることができる」「自分が隠したスコップを○○君に見つけてほしい(宝探し遊び)」といった、「友だちと一緒に遊ぶからこそ楽しい」という遊びの醍醐味に自然と気づいていくのです。

しかし、まだまだ自分のやりたいことへの主張が強く、相手の言い分を受け入れるのが難しい幼児期の子どもです。

小学校に上がる前頃には、大人がいなければ遊びが成立しない時期からはだんだんと卒業していきますが、けんかで手が出てしまう前に止めてお互いの言い分をしっかり聞いてあげるなど、そばで大人が見守ってあげることは必要ですね。

個人差はどう考える?

ともだち

多くの場合は4~5歳の頃には子ども同士で遊べるようになっていきますが、やはり、子どもの心や体の発達には個人差があるため、年齢にとらわれず、周囲の大人が協力をしてみんなで見守ってあげることが大切です。

例えば、0歳から保育園に通っている子どもと、2年課程の幼稚園に入園したてでそれまでママとずっと二人でべったりだった子どもでは、同じ4歳という年齢でも、遊び方や環境に溶け込めるまでの情緒の安定などに差があることもあります。

また、いつも集団で遊べているお友だちと、いつも特定の友だち3人だけで遊んでいる我が子、のように、子どもの友だち付き合いの範囲が気になる場合も、「やりたい遊びがちがう」「気の合うお友だちがいて良い」とママは大らかに見守ってあげてくださいね。

園の先生に小まめに相談してみる

この時期には保育園・幼稚園に通っていることがほとんどだと思いますので、園生活では先生が適宜誘ったり見守ったりをしてくれますし、あまりに周りになじめない場合には我が子のことをよく知ってくれている先生と相談をし一緒に解決策を見つけていくこともできます。気になることや、仲の良いお友だちのことなどは、さりげなく毎日のお迎えの際などに聞いてみると安心ですね。

一人遊びを好む子ども

また、集団で遊べる頃になっても、一人遊びを好む子どももいます。

お絵かきや粘土、鉄棒など、もくもくと一人で何かを作ることや練習に打ち込みたい子どもも、個性と捉えて良いでしょう。

問題が見えてきた時は

あまりに友だちとのかかわりを拒否したり、すぐに喧嘩になってしまうなど問題が見えてきた際には、園側からママに状況が伝えられることでしょう。

ママが一人で心配しなくとも、子どもはしっかり力をつけて、その上で一人で遊ぶことを選んでいる場合も多いので、家でもやり取りのある遊びやボール遊びなど、“誰かとやることで楽しめる遊び”も取り入れながら子どもの様子を見てみてはいかがでしょうか。

子どもは日々少しずつ成長をしていきます。

それは子ども自身の体や心だけでなく、遊びを通してみることができる社会性についても同じです。

「早くお友だちを作ってあげないと」と子どもが小さい頃からママはがんばりすぎなくても、自然と子どもは子ども同士の中で育っていく力を持っていると言えるでしょう。

原稿協力:piyomama
保育士をはじめ、乳児~小学生の先生経験を活かして執筆活動中。便利なグッズや情報を探すのが好きな、1児(男の子)のママ。

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