ファスナー付きの服を子どもが自分で着られるのはいつから?

ファスナー付きの服

寒さもどんどんと厳しくなり、外出時にはアウターが必須になってきましたね。子ども用のアウターも、ほとんどのものが前ファスナーの仕様になっていると思いますが、「ファスナー、いつ一人でできるようになるのだろう?」と疑問に感じたことのあるママも多いと思います。

ファスナーは子どもにとって馴染み深くて面白いアイテム!

ファスナー

早い子であれば、生後半年頃からファスナーを触ることに興味が湧いたり、実際上げ下げを楽しんでいたという子もいます。

一体どこで…?と疑問がわきそうですが、0歳の頃から子どもとファスナーは、実は近い場所にたくさんあるのですね。

・ママの授乳服の授乳口の開閉
・赤ちゃん用靴
・パパやママのかばんや、マザーズバッグ・おむつポーチ

いずれも一部のものですが、意外と子どもの身の回りにファスナーが登場していたケースも多いと思います。

「ジーッ」という音や、ファスナーを移動すると口が開いたり閉じたりといった不思議、そして触った際のガタガタとした感覚や微振動は、赤ちゃんの五感を刺激します。

ファスナーを初めて見る子どもも、その不思議さや面白さの釘付けになりますね!

0~1歳の子どもが、ファスナーの上げ下ろしや開閉を実際に好んでやっていた、という場合はとても多いことでしょう。

簡単なファスナーの仕組みは、1~3歳頃には理解できます!

このように、生活に身近で面白いファスナーですが、子どもが何でも一人でやりたがる1~3歳の頃には、注意深く見守る必要も出てきます。

かばんなどの、あらかじめ開閉するための可動域が決まっているアイテムであれば、何度かママと一緒にチャレンジをすることで、子どもはこの頃には一人で開閉をすることができるようになってくるでしょう。

勢いよく開閉をしたりもう一方の手の置き場所によっては指を詰めてしまうこともあるので、注意深く見守ってあげてくださいね。

はじめのうちは、ファスナーに紐やリングをつけておくと、つまむことのできる範囲が広がります。子どもに最初にファスナーの練習をさせたい場合には、この方法がお勧めです。

(ファスナー練習用のおもちゃなどもありますね。うまく取り入れてみてください。)

一人でファスナー付きの服を着るためのステップ

ファスナー付きの服

一方、アウターなど服の場合は、バラバラになっているファスナーのパーツを組み合わせて土台を作るところから自分でしなければなりませんよね。

大人にとっては日常のなんてことのない動作ですが、子どもにとってはこの過程が超難関なのです。

また、自分の服のファスナーを閉める場合には、これまで触れてきたファスナー付きのアイテムのように、自由な位置でファスナーを見て触るということができません。下を向いて、決まった位置でファスナーを固定しなくてはいけない、ということが、二重の難しさとなってしまうのですね。

初めのステップ

そこで、まずは、ママがファスナーを固定して1~2cm予め上げておき、そこから子どもにバトンタッチをするようにしましょう!(固定してから1~2cm上げる段階は、少し力を要し、指を挟みやすい部分でもあるので初めから子どもにさせるのは危険です。)

おなかの辺り~首元近くまで、子どもが一人でファスナーを上げられるようになることを、まずは目指してみましょう。2歳頃にはこれができれば十分です!

ファスナーの固定を習得するには、ママの実演と繰り返しの練習が必須!?

子どもが3~4歳になってきたら、「一人でやりたい」という意欲も増してき、「できた」という達成感も積極的に味あわせてあげたいですよね。

まず、ママが子どもに手を添えながら、ファスナーが組み合わさる「カチッ」という感覚を教えてあげることが大切です。土台ができていないと、引っ張り上げた際に服がアンバランスな状態となり、子どもにとっては訳の分からない状態となりますよね。

敢えてこの状態も実演してあげると、子どもは初めの土台作りの大切さをだんだんと理解していくことでしょう。

短時間で何度も練習をさせてしまうと、子どものできないといった不満や意欲の低下につながってしまいますが、一日1~2回、外出の前などにママと一緒にファスナーの練習をすることで、自然とコツをつかみ、できるようになっていきます。

保育園や幼稚園でも、この年少~年中の年齢になると、冬場の外遊びの際などに先生が子どもたちに直接指導をしてくれる園もたくさんあります。お友だちのがんばりや、ちょっとした競争心が励みとなることもありますね。

5歳までには習得を目指して

一方、小学校に入る頃にもずっとママにやってもらっている状態が続くと、「やってもらえるものだ」と子どもの意欲も低下していく上、ほとんどのことを自分でしなければならない小学校生活でつまづいてしまう可能性もあるため、5歳頃までにはしっかりと一人でファスナー付きの服の脱ぎ着ができることを目指したいですね。

5歳頃には多くの子どもが、ハサミなども自由に使えるほど手先も器用になってきますよね。この頃には、ファスナーが引っかかったりアンバランスになってしまった際の対処も、自分でできるよう取り組ませてあげましょう。

あまり無理をして引っ張ると、壊れたり怪我をしてしまう可能性もあるのでやはり見守ることは必要ですが、ファスナーは「がむしゃらに○○しても(この場合は引っ張っても)直らない」ということや、「ものごとには順序がある」ということを自然と伝えていける良いアイテムですね(笑)

落ち着いて、初めに戻り、やり直すこともママが一緒に取り組みながら教えてあげましょう。

ママも焦らないことが大切です!

このように、ファスナーは子どもにとってずっと身近でおもしろい構造をしているだけに、子どもが好んで・自然に習得していくことができていくのです。

しかし、「小学校に入ってもできないと…」というのは先ほどお伝えしたネックとなる場合がある反面、逆に小学校に入ると「お世話好きなお友だち」がクラスに必ずと言ってよいほどいますよね(笑)手先が器用で、教えてくれたり手伝ってくれる子どもです。どうしてもできない場合には先生もいますし、ママは焦らず根気強く子どものファスナーの練習に付き合ってあげてくださいね。

もしお子さんが早い段階でファスナーを習得していたら、ママや下のお子さんのファスナーをしめるのを手伝ってもらう感覚で、反対向きからのファスナーの固定にも挑戦させてあげてください。さらに手先や脳も刺激され、上のようにお友だちのお手伝いをしてあげられる子になってくれるのも嬉しいですよね。

楽しく根気強く、親子で取り組んでみてくださいね。

原稿協力:piyomama
保育士をはじめ、乳児~小学生の先生経験を活かして執筆活動中。便利なグッズや情報を探すのが好きな、1児(男の子)のママ。

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