「入園準備、入園直後」で起きがちなトラブルをチェック~保育士さんに聞く「5つのポイント」

キャリアウーマン

お子さんが通う保育園が決定し、仕事復帰に向けて準備中のママ。ハラハラしながら入園の可否連絡を待っているママ。職場復帰が近づいている方も多いことでしょう!

持ち物は?売り切れは大丈夫?病児保育は?リストアップすべき項目は?など「忘れがちな準備」や、「復帰直後に起こりえるトラブル」を回避する方法を保育士さんが体験を元に5つのポイントにまとめました。

1. 哺乳瓶やマグ等でミルク・水分を摂れるようにしよう

0歳や1歳になったばかりで入園予定のお子さんは、まだママのおっぱいのみで栄養補給をしている場合も多いと思います。

しかし、保育園に入園をすると、粉ミルクを哺乳瓶で飲まなければなりません。中には冷凍母乳の持ち込みに対応してくれる園もありますが、衛生面やママ自身の負担が大きいこと等から、進んで受け入れる園や毎日必要量を搾乳できるママは多くはないでしょう。

少なくとも、哺乳瓶やマグといった用具を使って水分を摂れるようにしておくことは必須条件となります。

おっぱいのみで育ってきた赤ちゃんには少し酷ですが、保育園ではどんなに泣いてもママは夕方まで戻ってこれませんよね…。

そこで、少しでもお子さんが入園後に授乳や食事で困らないよう、今から以下のことを心がけてみてくださいね。

  • 1日1回から、母乳を哺乳瓶&粉ミルクにじょじょに切り替えてみる
  • 赤ちゃんに合った哺乳瓶を探す
    実際にくわえてみないと分からないので、何個も買ったけれど赤ちゃんが気に入らず、コストがかかってしまった…というママも多いようです。
    合う哺乳瓶が決まってから、園に指定された数を用意すると良いでしょう。
  • 入園予定の園の粉ミルクの商品名を聞いておき、家でもそれを使用して慣らす
    どうしても特定の銘柄のものや母乳しか飲まない場合は、事前に園に持ち込みや個別対応を相談してみましょう。
  • 1歳以上のお子さんの場合、少しずつコップで飲む練習もしておく

 

2. 少しずつさまざまな食材に慣らし、アレルギーも調べておこう!

認可保育園をはじめ多くの保育園では、おやつも給食も園が用意したものを食べることになります。

離乳食の進度や刻み具合等は個別に配慮してもらえることも多いですが、「この食材を避けてほしい」(除去食対応を希望)という場合には、基本的には医師のアレルギーの証明書を提出しなければなりません。

「嫌いだから」「まだ食べさせていないから」という理由で除去食・特別メニューにしてもらうことはできません。(残して良いか、や、量を減らす等は入園してから先生が様子を見ながら考えてくれるとは思いますが…できれば少量ずつでもバランスよく食べてほしいですよね。)

しかし、まだ食べさせていないものを初めて保育園で口にさせるのは不安…。そのためには、今から少しずついろいろな食材を食べさせてみましょう

園によっては、年齢に応じて「入園までにこのリストの食材を試し、アレルギーも検査してきてくださいね」と指示がある場合もあります。

実際に子どもが入園しママも復職をすると、これまでの生活と一変大忙しになるでしょう。

今だからこそ、新しい食材を取り入れた料理を作ってみたり、苦手なものがあれば工夫して克服に向かったり、万が一アレルギー等なにか体に異変が起こった際にも通院や静養をしっかりとさせてあげることができると思います。

食べ物に関して、園に提出する書類や指示があるか無いかに関わらず、ゆっくりと食経験を増やしていってあげましょう。
 

3. 持ち物は早めに準備!すべてに記名が必要です!

次に、保育園に入園すると、着替えやエプロン・布団・オムツ等々毎日の持ち物や、園に置いておく子ども個人の必要物品ががたくさん必要になります。

そして、保育園は集団生活の場となるので、すべての用品に記名が必要になってきます!

入園する園が決まり、説明会等で持ち物リストをもらっている場合には、今から少しずつ用意をしながら名前を書いていくと、直前に慌てずにすみます。

なお、直前に買い揃えようとすると、入園前の駆け込み需要で店頭や通販サイトから欲しい商品がすべて売り切れて消えている!といった現象も多々あるようです。

今から準備しておいた方が良いものの一例です。(すべて園で指定がある場合はこの限りではありません。)

・通園かばん
・お昼寝布団、シーツ
・お名前シール、スタンプ、アイロンシート、ペン等名書きに必要な用具
・コップ、哺乳瓶、必要な食具
・食事用エプロン、お手拭、ループタオル等
・歯磨きセット
・パジャマ入れ、着替え入れ等各種袋

 

なお、早めに準備をしておく心構えは大切ですが、サイズが変わる可能性のあるものはもう少し入園が近づいてから買い足しても良いでしょう。

・オムツ
・着替え類
・くつ

とくに、成長が著しい特に0歳児等は、今ぴったりのものを大量に買ってしまうと入園の時にはきつくなっていたり、逆に大き目を買っておいたら入園時にぶかぶかだったり…(大きい分には後で使えますが、結局通園準備としては再度やり直しに…)ということもあり得ます。

また、2~3歳で入園の場合は、サイズアップのペースが落ち着いてきていますのであらかじめ用意しておいても良いかもしれません。

入園シーズン直前の売り切れに焦らず済むよう、ベビー服を扱っているお店をいくつかリストアップしておいても良いですね。
 

4. 祖父母宅や一時保育、子どもと少し離れてみて!

これまで片時もママから離れたことのない子どもにとって、毎日長時間ママ以外の人と過ごす環境は負担が大きいものです。

入園初期は「泣きすぎて吐いてしまう」「水分も食事もいっさい口にできない」「精神面から高熱を出してしまう」等、過度の緊張や不安感から体調にも影響をきたす子どももいます。

そうなると、園では預かることができずお迎えをお願いすることになります。ママも復職したての職場を何度も早退…となってしまうのもつらいですよね。

事前に思い切ってお子さんを誰かに預け、ママと離れる練習をさせてあげることも、子どもが保育園という小さな社会に出ていく上で必要なことではないでしょうか。

身内や知人に預けることに、申し訳なさを感じるのであれば、一時保育を利用してみると良いかもしれません。園生活の練習としても良い経験になります。

初めは丸一日預けるのではなく、数時間でも、親子共にこれまでとは違った経験ができる時間になると思います。
 

5. 今しかないゆっくり子どもと向き合える時間を楽しもう!

最後に、生活習慣や物の準備と並行して、この期間をママ自身の心の準備期間としても活用されることをおすすめします!

子どもの入園や自身の復職を目前に、あれもこれも、とやらなければならないことに追われますが、これまでのように子どもとずーっと一緒に過ごすことはできなくなってしまいます。

これまでママには自分の時間もなかったので、「入園したら自分の時間を満喫したい」と願うママも多いでしょう。

しかし、お子さんとずっと一緒の生活もあと少しで終わってしまいます。「もっとたくさん遊んであげればよかった」と反省することもあるかもしれません。

でも大丈夫です!入園まで、まだ2人きりで過ごす時間は何日も残されています!子どもが寝ている間等に、一緒にやりたいこと、やってあげたいこと、連れて行ってあげたい場所等をリストアップして、残りの期間をたっぷりと楽しんでくださいね

「哺乳瓶でミルクを飲めるようになった」「一時保育で半日過ごせた」等、入園に向けての準備の中でも、お子さんの成長を感じられるシーンはきっとたくさんあると思います

入園までには、ママ自身もお子さんも(お子さんのためにも)するべきことがたくさんありますが、気負わず楽しくゆっくり取り組んでみてくださいね。
 

原稿協力:piyomama
保育士をはじめ、乳児~小学生の先生経験を活かして執筆活動中。便利なグッズや情報を探すのが好きな、1児(男の子)のママ。

 
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