認可保育園の『一時保育』 が週3可能…狙い目は4月!との声も

パートや体調不良、リフレッシュにも対応する!認可保育園の“一時保育”の利用方法ですが、実は年度初めは狙い目!と教えてくれるのは元保育士の先生。

「保育園や地域にもよるけれど」という前置き付きではありますが、“一時保育”の意外な活用方法について教えていただきました。

なお、通院などで、本当に一時保育が必要な人の枠がなくなってしまうことも心配されます。ご利用の際は施設の方によくご相談ください。

ワーキングマザー

そろそろ保育園の入園・保留の通知が来る頃ですね。無事に入園が決まったママは職場復帰に向けて動けるものの、保留となってしまったママ、または一斉入所の際に入園の申し込みを出せなかったママにとっては、4月からの我が子を預かってもらえる場所探しは今の最重要課題ですよね…。

「認可外保育園に預ける」「ベビーシッターを頼む」それらを検討される際、「ひとつの方法として、認可保育園の“一時保育“という預け先がある」、ということを知っておくと、選択肢が広がると思います。

地域によって実施園の数や申し込み方法、利用希望者の数等はさまざまですが、とある副都心部の一例を紹介します。

一時保育って?

一時保育とは、その名の通り、月単位で継続的に子どもを保育園に通園させる月極保育のような形ではなく、必要な際に保育をお願いする一時的な保育のことを指します。

認可保育園で一時保育をおこなっている場合、多くは、年齢ごとにクラスに入っている月極の園児とは別の「一時保育室」で、その日に一時保育を利用している子どもたち全員が一つの保育室で過ごすことになります。

一時保育の利用可能年齢

0~5歳児(就学前)となっている場合がほとんどです。しかし、認可保育園は地域の実情や施設の規模等に合わせて、受け入れる子どもの年齢や人数も変動するため、「0~2歳児のみ」逆に「3歳児以上」等施設によってさまざまです。0歳児の場合は、多くの場合生後6ヶ月頃からの受け入れです。

一時保育の利用可能時間

私の住んでいる自治体では、どこも認可保育園の一時保育は、9-17時の日中保育が主でした。別料金(延長料金)で7-9、17-19時頃まで見てもらえる所もありますが、上記時間以外は、一時保育室ではなく在園の子供たちのクラスに混じって活動するようでした。

利用できる日数

一時保育は、その名の通り「一時的な利用」と、月極のように毎日は行けないものの「週(月)○日まで利用可能」といったある程度コンスタントな「非定型」と呼ばれる利用法とがあります。

一時的な利用の例

① 冠婚葬祭や就職試験、保護者自身の通院等、一日~数日だけ子どもを預かってほしい場合に利用できます。
② 保護者の急病やリフレッシュ目的でも、一時保育を利用できます(回数制限がある場合もアリ)。

非定型利用の例

私の住む地域では、非定型利用は週3回(月12回)までとなっていました。こちらは就労・介護等保育必要度の高い方から優先的に利用できる枠でしたが、やはり待機児童と一時保育の利用希望者が多い地域だと、働いていても抽選漏れしてしまうこともあります。

なので、利用例としては、「一時保育の利用OKが出た日はすべてそこを押さえ、抽選漏れしてしまった日に関して認可外保育園や他機関を探す」といった感じにされる方が多かったです。

多く取れても週3回ということで、パートや介護等、フルタイム以外の方の利用が多かったように思います。

一時保育は4月が狙い目!

待機児童が多い現代、一時保育であっても常に定員オーバーで思うように利用できない…といったケースが多いようです。しかし、年度初めは一時保育に限っては枠が多く確保できる実態もあるようです!

というのは、昨年度の途中からママが復職するケースや、年度途中で子どもが一時保育に行ける年齢になり預けるママが増える等、“保育園に入園しづらい年度途中を一時保育で過ごした子どもたち“が、4月になるとどこか別の保育園や幼稚園へ入園していき、一時保育は枠がたくさん空くようです。

年度途中にいっぱいだと言われた園も、4月~の利用はOKをもらえるというケースも。一時保育は4月が狙い目です。保活が思うようにいかず悩んでいるママは、ぜひ一つの手段として、一時保育も視野に入れてみてくださいね。

一時保育を掛け持ちすれば働ける?

フルタイムで働き、一時保育と他機関の2施設を掛け持ちというのも理論上は可能ですが、スケジュールを組む負担・二か所に一時保育料金を払う金銭的負担・そしてなにより居場所がころころかわる子供の負担を考えると、フルタイムの方は認可外保育園の月極に入園をした方がよいと思います。

ちなみに同じ地域の一時保育施設同士の掛け持ち(月曜日は△保育園、火曜日は□保育園…といった感じ)は、私の住む地域では制度としては可能でしたが、利用日数の上限は合算でした。

一時保育利用の対象となるママ

・子どもを保育園等小さな社会に慣れさせたい方
・週数回パートや介護をされている方
・決まっている用事があったり、少し自分の時間が欲しい方
・体調やメンタルに不安がある方

等は、頼ってみてはいかがでしょうか。

一時保育を利用するには?

一時保育の利用料金

年齢が低いほど料金は高い、というのが保育園の特徴です。

0歳:3000円/日
1.2歳:2500円/日
3歳~:2000円/日
(金額は一例です)

私の住む自治体ではこのような感じでしたが、公立だと大体この位かと思います。私立では独自に設定している園もあり、5000円~10000円ほどとなる場合もあるでしょう。

一時保育の利用申し込み~利用の流れ

① 一時保育実施園を知る:各自治体の役所が、地域の認可保育園の事業内容を把握しています。一時保育実施施設一覧表のある場合も。窓口で相談してみてくださいね。(実施している園について知っている場合は①は飛ばしてもOKです。)

② 利用をしたい園に直接申し込みをします。まずは電話で聞いてみましょう。

③ 利用したい目的、月の日数・期間、子どもの状態等について、簡単な面談があります。指定された日に面談に行きます。この際、細かい利用規定や持ち物・連絡帳等についても説明(しおり等)があります。(就労の方が希望は通りやすいですが、就労を理由に利用をする場合は、一般的な保育園入園と同じく証明が必要となります。介護等も同様です。理由は正直に申告しましょう。)

④ 基本的には、前月20日頃までに次月の利用希望日一覧を提出します。各園で利用申し込み者や職員の人数を調整後、数日して利用日決定の連絡が来ます。

⑤ 利用が決定した日に、必要な持ち物を持って子どもと登園します。料金は基本的には都度払いで、日によって子供のロッカーや担当の先生が違うことも。また、慣れない環境にはじめは子どもが泣いてしまう場合がほとんどです。時間に余裕を持って行くのがおすすめです。

認可保育園の一時保育事業は、地域の子育て支援の事業です。担当の先生に育児について相談をしたり、地域の保育園についての情報収集等ももちろんOKです!

一時保育の条件に当てはまる方は、ぜひ活用してみてくださいね。

原稿協力:piyomama

piyomamaさんのブログ ― 『ゆる育児のご提案』元保育士ママライターのブログ

この記事が気に入ったら
いいね!してね!

最新情報をお届けします