【連載~保育士さんの子育てアドバイス(3)】食事のしつけは段階別の目標設定を!ママのストレスも減りますよ♪

ご飯に関するしつけについてついて

「せっかく作った離乳食を食べてくれない」
「食べてくれるようになったけど、スプーンを投げるようになった」
「ご飯のときはあたり一面がぐちゃぐちゃ・・・」

などなど、

子どものご飯に関するしつけと悩みって上げればきりがないくらい多い・・・。
なかなか思うように進まないご飯のしつけ、一体どうすればスムーズになるの?

今回は、スマート保育園の園長田中先生に、ご飯の時のしつけについてお話を伺ってみました。

プロフィール
  • スマート保育園 イオンせんげんだい 田中百々子園長

    スマート保育園
    イオンせんげんだい

    田中 百々子園長

    保育士歴20年。
    2015年10月よりスマート保育園イオンせんげんだい(運営会社:インフォニア株式会社)の園長に。

進行:子ある日和編集部

ご飯のときのしつけって何からどう教えるべき??

ご飯のしつけは、最終的にはきちんとマナーを持って食べれるようしていきたいという最終目的がありますよね。
そこに向かってどう段階をふんでいくかをその子の成長を見ながら決めていけばいいと思います。

たとえば、

・離乳食初期の0歳はご飯の時間は楽しいという雰囲気を教える
・離乳食中期は色々な物を食べる事に慣れさせる
・離乳食中期はご飯を食べたい!という食べ物への興味や食べたいという欲求をを芽生えさせる。
・1歳になったら汚くなっちゃっても良いから自分でスプーンを使って食べてみる。

という感じにその時の状況によってその時期の目標をたてるんです。
そうする事で、ママにも今はまだ○歳だから、仕方ない。もう○歳だからしっかりしつけをしよう。
と、心の持ち方も変わってきますよ。

点線

ご飯中、ふらふらと立ち上がるんです・・・

どの段階で叱るかをまず決めましょう。
ご家庭によっても価値観があると思います。

例えば、まだこんなに小さいからいいか。という家庭もあれば、
小さくてもご飯の時は立ち上がることはダメ!と絶対に教える。という信念を持っている家庭もありますよね。

そこは、ママの考えで決めていきましょう。

小さいうちは何もわかりません。
けど、もう2歳になるから、ダメだ!と決めたら、そこからしっかりと注意をして言い聞かせていけばいいと思いますよ。

フラフラする癖がついている子は、フラフラする前段階に原因があると思うんです。

「すぐ立ち上がれちゃう環境にある」「立ち上がった時に注意する人がいない」「盛り付け方が気に入らない」「すでにお腹がいっぱい」「量が多くて食べるのに飽きてる」とか様々な理由です。
一度じっくりと観察してみると理由がわかるかもしれませんよ。

立ち上がってしまったら、「もうご飯いらないね」と言って片づけてみたり、「ごちそうさまだね」と言ってご飯の時間を短くしてみましょう。
そこで、いらないと言ったらその子にとって用意したご飯の量が多いからもうお腹がいっぱいと理解して、ご飯の量を減らしてみる。とか、まだ食べると言ったら、自分でご飯を食べることが飽きてしまっているのかもしれないので、座らせて食べさせてあげたりしてみてください。

立ち上がってしまう原因を取り除いてあげることで改善できることもあるかもしれませんよ。

点線

好き嫌いが出てきてしまって・・・

2歳~3歳くらいは好き嫌いが一番多い時期なんですよね。
幼児期の食事。ママは「色々な種類のものを食べさせて栄養をしっかり摂らせたい!」と思うかもしれません。
けど、そういう時の一番の対処法は、嫌いなものはたくさんあげない事です。

そのころの年齢の子って自己主張も強くでる時期なので親が無理に食べさせようとすると意固地になって余計に食べなくなってしまう場合があるので、嫌いなものは一旦姿を消してしまいましょう。

そして、数日後、何食わぬ顔でもう一度出してみてください。
そのときに大きさや形、味付けを変えてみるといいと思います。子どもは形が変わったり、大きさが変わったりするだけで、「これなら食べれるかも!」「食べたい!」という欲求が変わってくるものです。

そして、苦手なものを少しでも食べることができたら「よく食べたね!偉いね!すごいね!」とたくさん褒めてあげてください
食事は楽しむもの。そのような形で楽しく、おいしくご飯を食べることができれば、そのうちおのずと好き嫌いも減って何でも食べてくれるようになりますよ。

ポイントは、この子は○○が嫌いだから。と言って、その食べ物を避けて出さなくする事。
ではなく、姿、形を変えて少しずつでも食べさせてみる事です。
好き嫌いをなくすことはママにとってはとっても大変なことかもしれませんが、根気よく付き合ってあげてくださいね。

ご飯 しつけ
食事のしつけって一番大変な気がします。
好き嫌いの時期の3歳を超えると、次はしゃべりながら食べるのが楽しくなる。という時期がやってきます。食卓の家族の会話に加わろうとする時期です。
この時期は、しゃべるのが楽しくて夢中になってなかなかご飯が進まず、「しゃべってないで食べちゃいなさい」と言われる時代です(笑)。
そして、5歳くらいになると、しゃべりながら食べれるようになって食卓を楽しむ事ができるようになってきます。そうなる日がくるまで、道のりは長いですが、子どもは幼いながらに一生懸命ご飯を食べて成長しているので温かく見守っていけるといいですね。

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