嘘から見抜く子ども心理と現状。見方を変える事で、情緒の発達までも把握できる

子供うそをつく
子どもは時に、嘘をついたり忘れたふりをしたりします。
その心理とは何か?また、その時、どのようい接したら良いのかを書いていきます。
また、その基盤となっている「情緒の文化」について、豆知識までに参考に書きたいと思います。

子どもの嘘の心理とは?

はてな
子どもが嘘や大げさ、忘れた素振りや親を試す・確認の意味等で、嘘の言葉を言ってくる事があります
いたって何も変化がないような日常生活の中だったり、遊んでいる最中だったりと様々です。

その背景には、子どもなりに何かしらの思いがあって発現して、メッセージを送っています。
無意識や心配、不安、何となく気になって発現した等で、時間が経つと子どもは忘れていきます。
この忘れた過程には、満足したからこそ忘れられたと言った良い意味です。

あまり、良い印象がないまま終わったとすると(子どもから見たらメッセージを送ったのに、無反応だった。または、期待通りではなかった等)、
意外にも覚えていて少し時が経った頃、同じ事または同じような事をしてメッセージを送ってきます。

この時、ママ・家族としては、「また嘘だった、さっきもじゃない?もう」「どうせ、また嘘だよねー」等と言ってしまいがちになあります。
特に忙しい時程、このような発言をしてしまいます。

このような雰囲気・会話が交わされると、子どもは黙っていても傷を負い、自尊心が傷つけられ自分の価値・居場所・存在価値を見失う・激減してしまう事に繋がってしまいます
ママ・家族としては、「どうして、嘘をつくようになったのだろう・・・」等と不安や心配となり、双方にとって悪循環となってしまいます。

では、発達段心理学、保育士の観点から子どもの嘘の心理にはどのような事があるのかを挙げていきます。

1.やってはいけない事をしてしまった

例えば、「ママの財布にボールペンで落書きをしてしまった」と仮定します。
この時、子ども心に“あっ、やっちゃた”、“まずい、怒られるな”等と危機感と戸惑いを覚えます
そして、自分の想像を張り巡らせ、“何とか嘘をついて、ママの気を紛らわそう”と作戦に出ます。

その作戦が、嘘です。
例えば、「ママ、お腹が痛いよ」「ご飯、食べられない。口が痛いんだ」等と体調不良を話し、ママが優しく接するのを待ちます。
子どもからすると、ママが優しく接してくれて、穏やかで笑顔が見られたり側に居てくれたりする事を望んでいます。

そして、それが可能であったら、子どもの性格にもよりますが、「ママの財布に落書きしちゃったんだ・・・。ごめんなさい」等と事実を話してくれる事もあります。

中には素直に言えず、見つかって叱られたり注意されたりしてから、「○○ちゃんが、ママの財布に書いたら、ママ喜んでいたって聞いたから、僕・私も書いちゃった」等と、架空の人物・お話しを作って話す事もあります。

心理的には、無意識ながらも必要と感じ取った根拠から、「自己防衛機能」が働いたという事になります。

2.寂しさ・不満からの嘘

ママが家事をしている時等、ママと子どもが遊んでいない時に多く見られる嘘です。
この場合には嘘だけではなく、心理的には「居場所の確認」または、「再確認」といった愛情が自分に変わらずあるか、愛情が減っていないか、自分を一番に愛しているか等と、欲求の意味も含まれています。

同時に、一緒にもっと遊びたい、かまってほしい、触れ合いたいという基本的欲求も存在しています。

そして、「ママ、何かおしっこ漏れちゃったみたい」、「あれ、何かおかしい。これ、壊れちゃったよ」、「電池ないから、新しい電池入れてちょうだい」、「手から血が出た」等と、必ずママが手を加える・自分のところ来る・確認を必要とする事を言ってきます。

しかし、現実は漏れていなかったり、壊れていなかったりと、至って何も問題が無い状態です。
ママとしては、「今、忙しいのに」等と思って言ってしまう時もあるかと思います。

3.不安・不安定な心情からの甘え

例えば、幼稚園で友達とケンカになった、友達より自分が上手にできなかった等、子どもなりに不満足や悔しさ、不安や悩みをもった時、気をひこう・優しさで癒されたい等と甘えと心の不安定を埋めてほしくて何かしら嘘を言ってきます

この時、「○○ちゃんは、これできなかったんだよ。でも、僕・私はこれをできて、これは誰もできなかったんだよ」(この場合、本人でも不可能だった事なのに、できたと話す)、「明日、買ってもらった新しい靴を履いて行くよ」(この場合、既に履いている)等と、現実ではない事を話す事もあります。

これは、自分をなだめ励ましている部分もあります。
また、できない事をあたかもできたように話す事で、自分を褒めてくれたり認めてくれたりする事を求めています。
心理的には「代償」にも当てはまる言動で、何かがダメだった時、それを埋める時に用いられるものと同様なものです。

続きを見る→対応の仕方 上記に共通して言えるのは、決して「嘘ばっかり」・・・

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