日本でも進めたい男性の育児休業、海外の取得率は??

赤ちゃんを抱っこするパパ
少子化が懸念され始めてから久しいのですが、なかなか歯止めがかからないのはなぜでしょうか?
ひとつには「育児休業」取得の問題があるのです。
日本と海外と比較しながら考えてみましょう。

育児休業は取れるもの?

おもちゃで遊ぶ親子
育児休業とは、その名の通りに育児のために仕事を休むことです。
単発的に休むのではなく、ある一定期間を育児に当てるために休業するもので、これは労働者の権利として認められているものです。
雇用主と労働者が労使契約関係にあれば、契約から1年に満たない、契約終了が近いなどの条件を除けば、取得を認められている制度です。
これは契約社員などにも摘要されます。

男性も当然取得できる

スケジュール帳を見る男性
育児休業は産休とは異なりますので、実際に出産をしない男性も育児のために申し出て取得できる制度です。
また、女性が育児休業を取得していても、対象の子どもが1歳2か月までは男性も併せて取得することができるとされています。
専業主婦の家庭でも男性に取得が認められています。

海外との比較

外国の親子

海外での取得割合

当然海外にもこの制度はあり、日本よりはるかに機能している国が数多くあります。
男女雇用の均等化が進んでいるスウェーデンでは、男女共に約80%もの育児休業取得がされています。
そしてこの制度の活用により、家事や育児を夫婦で協力して行え、深刻な少子化から脱却してきたとの実績があります。

日本での取得割合

かたや日本はというと、女性の育児休業は70%程度まで進んでいますが、男性でのその取得はなんと2%程度しかないのです。

日本では男性の育児休業が進まない

腕を組む男性

独自の習慣

日本でもイクメンなどの言葉で男性の積極的な育児参加を提唱していますが、その取得が2%程度と低調なのはなぜでしょうか?
そこには古くからの習慣に基づいた、家事や育児は女性が担うものという日本独自の風潮があります。
長年根強く浸透した考え方などが変わるのは容易ではないのです。

依然とした男性社会

女性の社会進出が進み、共働きの世帯も増えた昨今ですが、やはり職場は男性社会です。
職場では男性と同等の仕事が求められる女性が、パートナーの休業が得られないために家庭でも家事と育児を一手に引き受けなければならない状態になっています。

このように、日本における男性の育児休業は諸外国に比べて遅れており、育児環境の充実にも影響し、そのために女性の社会復帰や進出の機会も広がらないのです。
少子化を危惧して対策を講じる上では、男性の育児休業を含めて男女で育児をしながら社会に貢献することができる制度を広げていく必要があります。

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