気になる子供の感染症。一年間を通した流行りを把握しておきましょう

感染症
保育園に子供を預けているお母さんにとって、一番気になるのが「感染症」です。
冬はインフルエンザ、ノロウィルスが有名ですが、そのほかの季節では一体どんな感染症が流行るのでしょうか?

今回は、1年間を通し、保育園などで流行りやすい“子供の感染症”についてまとめてみました。

春の感染症(4・5月)

春
冬の感染症が収束する時期であり、春に流行る感染症と言うのはありません。
しかし進級の季節であるため、生活の変化や環境の変化により、体調を崩す子が多い時期とも言われています。
また、最近では子供の花粉症なども問題になっています。鼻水、喉の痛みが見られるようであれば、早めの対処が必要です。

夏の感染症(6・7・8月)

夏
夏は、いわゆる“夏風邪”が流行る時期です。
特に喉の痛みを伴い、高熱が出る感染症が多いときです .

手足口病

夏風邪の中でも最も多いといわれているのが手足口病です。
流行の拡大のピークは7月頃といわれています。
38 度台の比較的低い発熱から発症し、続いて口の痛み、食欲低下などが見られるようになります。手足の発疹については、発症から暫くしてから起こることもあり、ヘルパンギーナとの見分けが難しいこともあります。
熱は2~3日で下がりますが、発疹は3~4日続きます。また、発疹が収まった後、手足の爪がはがれるなどの症状が起こることもあります。

ヘルパンギーナ

手足口病と同じように、口の中に水泡が出来る感染症です。
そのため、手足口病との見分けが難しいとされています。
しかし、熱が 39 ~ 40 度と高いことが特徴的です。また、手足に発疹が出ることはありません。
急な発熱で熱性痙攣を起こしやすいため、乳幼児の場合は特に注意が必要です。
また、喉の痛みが激しく食欲が減退しますが、熱による脱水を防ぐためにも、定期的な水分補給が大切となります。

アデノウィルス

夏のプールが感染経路とされることが多いため「プール熱」ともいわれる感染症です。
突然 39 ~ 40 度の高熱が出ることで発症します。
結膜炎を併発することが特徴的で、目やにや涙がでます。
また喉に激しい痛みを感じることが多く、食欲不振にもつながります。
高熱が5日前後続くこともあり、子供いとってはとても辛い病気です。

秋の感染症(9・ 10 ・ 11 月)

コスモス
徐々に乾燥し寒くなる時期です。そのため、喉から来る感染症のほか、一般的な果然も流行し始めます。

RS ウィルス

秋から増加し、冬にピークを迎える感染症です。
2歳までに必ず1度は感染するといわれておりますが、生後間もない乳幼児が感染すると重症化するため注意が必要です。
また大人にも軽い風邪程度の症状で感染し、知らず知らずのうちに感染の拡大を招いてしまうこともあります。
熱は 38 度台と比較的低いことが特徴的ですが、喉の症状が悪化しやすく、気管支炎や肺炎に繋がる恐れがあります。
呼吸が浅くなったり、咳で夜眠れなかったり、「ぜーぜー」するようであれば、すぐに医師に相談するようにしましょう。

ノロウィルス

嘔吐・下痢を伴う感染症の胃腸炎です。
ノロィルスが秋口から冬に掛けて、ロタウィルスが冬から春にかけて流行します。
主な特徴としては、嘔吐・下痢ですが、軽い発熱を伴うこともあります。
多いときで一日で 10 回ほど吐くこともあり、乳幼児の場合特に注意が必要です。
嘔吐物・排泄物にウィルスが含まれているため、看病をしているお母さんにも感染してしまうことがあります。
嘔吐物や排泄物を処理する場合は、必ずビニール手袋を着用し、処理後は手洗いをするようにしましょう。
また、消毒には塩素系の消毒剤をすると良いでしょう。

冬の感染症

雪だるま

インフルエンザ

11 月下旬から 12 月上旬頃に始まり、翌年の1月から3月に掛けてピークを迎える感染症です。
この時期、 38 度以上の高熱を発症した場合は、まずインフルエンザが疑われます。
感染の拡大を防ぐためにも、熱が出た場合は、すぐにかかりつけの医師に相談するようにしましょう。
高熱のほか、頭痛・全身倦怠感などを伴います。
また大人が感染経路となることも多く、家族間で感染が拡大する傾向があります。

ロタウィルス

秋に流行するノロウィルスと同様、感染症の胃腸炎です。
ノロウィルスに比べ高熱を伴うことが多く、また白色便といわれる白色の便が出ることが特徴的です。

まとめ

まとめ
以上のように、1年を通し、子供が感染する感染症について紹介させていただきました。
感染症に感染した場合は、殆どの保育園で「登園許可証」などが必要になります。
感染を拡大しないためにも、感染症にかかった場合はすぐに医師に相談し、適切な処置を受けるようにしましょう。

また感染症の多くは高熱を発症し、子供の体力を奪います。
仕事を持つお母さんには辛いことではありますが、子供のためにも、きちんとした回復を待ち、登園させてあげるようにしてください。

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