指示されないと何もできない。指示待ち人間を作らないために親ができること

指示待ち人間
最近、自分で自分の事を決められず、親の指示を待ってから動く子供が増えていると言われています。
いわゆる「指示待ち人間」の始まりです。
これは、社会生活でも多く見られる現象で、会社に入社してきたものの「上司からの指示がないと動けない」「指示した事しかやらない」という若者の増加にもつながる問題と言われています。

この「指示待ち人間」ですが、幼少期の頃の育て方にも原因があるとされています。
親がなんでも口出ししてしまうので、自分で何かを決める機会を失う。
親がなんでも指示するので、自分の意見を言うのが怖くなる。
そうやって、子供の「自由な意思」を取り除いてしまった結果、「指示待ち人間」を作り上げているとも言えるでしょう。

今回は、こうした「指示待ち人間」を作らない為にも、親がしてはいけない事について解説したいと思います。

勝手なことしない!

otetudai
親が良く言ってしまう言葉の一つに「勝手にしない!」と言うのがあります。
たとえば、子供が牛乳を飲みたいと思い、テーブルの上にある牛乳パックから勝手にコップに注いだとき、親は「勝手にしないの!」と思わず言ってしまう事でしょう。
それは、子供が牛乳をきちんとコップに注げるはずがなく、結果的にテーブルの上も床も牛乳だらけになってしまう事を、親は予測できるからです。
しかしそういった「勝手にしない!」と言う言葉は、子供が「自分で注いでみたい」と思った気持をすべて否定する言葉だと言う事を忘れてはいけません。
この場合、「気を付けてね」と声をかけ、それでもこぼしてしまった時は、「両手できちんと持たないと駄目だよ」などと駄目だった部分を教えてあげる事が重要なのです。

いいよ、駄目だよ

ダメ
子供がお菓子を食べてよいか聞いて来た時、なんて答えていますか?

「いいよ」「だめ」

その言葉を言うのは簡単ですが、ここで子供に考えさせてみることも重要。

「あとちょっとでご飯なんだけど、どう思う?」

と疑問を投げかけてあげるとよいでしょう。
子供も3歳にもなれば「じゃあちょっとにしようかな」と考えられる時期です。
是非子供の意見をきちんと聞いてあげ、最後の選択は子供にゆだねてあげると良いでしょう。
そしてもし、お菓子を食べたがゆえにご飯を残した場合は、「やっぱりご飯の前にお菓子は食べない方が良いね」と諭してあげ、子供の成長を促してあげることが大切なのです。

今日はこれで遊ぼう

アドバイス
「今日は絵を描こうか」
などと、子供と遊ぶときに、親が遊び方を指定してしまうのはやめましょう。

「今日は何して遊ぶ?○○ちゃんは、何したい?」
と子供に選ばせてあげるようにしましょう。

時々、保育園などでも、「何して遊ぶの?」と先生に聞いている子供を見かける事がありますが、これは集団生活を送る上での弊害ともいえるでしょう。
「今日はブロックをする」「今日は絵を描く」などと、先生に指示をされて遊んでいる結果、自分で今日やりたい事を見つける事が出来なくなっているのです。

保育園では仕方がない事かもしれませんが、せめて自宅にいる間は、子供に遊び方を選ばせてあげ、自由にさせてあげる様にしましょう。

まとめ

子供にやりたいようにやらせてあげる。
子供の自由を尊重する。
この二つは、簡単な様でとても難しい事です。
なぜならば親は子供よりずっと長く生きており、また子供の未熟な所をとてもよく知っているのだから。
そして、コップに牛乳を注げばこぼすし、椅子の上で立てばひっくり返って怪我をする事も、簡単に想像できてしまい、その危険性を避けたいと思っているのです。

しかし、子供を圧して注意ばかり指示ばかりしてしまうと、結果的に「指示待ち人間」を作ってしまうのも現実です。
親は注意したい気持ちをぐっと抑え、見守ってあげる事。
これも一つの子育てだと言う事を忘れてはいけないのです。

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