絶対に避けたい風疹!妊娠初期に感染すると、赤ちゃんの●●に影響!?

妊婦
待望の赤ちゃんを授かり、幸せに満ちている妊婦さん。
時に辛い・苦しい時もあると思いますが、それでもお腹の赤ちゃんが無事であるとホッとされると思います。

妊娠後、意識されて自己管理に気をつけていても避けられない病気もあります。
毎年、流行るインフルエンザ等の「感染症」と呼ばれるものが特に妊婦さんを悩ませます。
今回は、妊婦さんが風疹に罹ってしまった時のことについて、看護師をしていたママよりご紹介いただきます。

風疹ってどんな病気?

クエスチョンマーク
風疹とは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。
症状は一見健康に見える不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、実際に感染したとみられる臨床症状のみで風疹と診断することは困難な疾患です。

風疹ウイルスの飛沫感染で、潜伏期間が2~3週間です。
発疹が出る7日前と、発疹が出た後から5日後までは感染力があり、注意が必要です。

主な特徴として、紅色紅斑丘疹(赤いぶつぶつ)、発熱、頸部リンパ節腫脹、結膜の充血です。
発疹は、顔→胴体→手足の順番で現れます。

妊婦さんが風疹にかかるとどうなるの?

疑問に思う女性
万一、妊婦さんが風疹に感染しても直ぐに症状が出ないのが、風疹の特徴です。

感染後2~3週間後で頸部リンパ節腫脹、上気道感染、発熱に引き続き発疹が現れます。
発疹は顔から全身に広がる鮮紅色の小さな発疹で2~3日で消失します。

妊婦さんが風疹にかかった場合の赤ちゃんへの影響は?

クエスチョンマーク
胎盤を介して、赤ちゃんが感染する状態になる為、影響を生じてしまいます。
お腹の中の赤ちゃんに主にどのような影響があるのかをご紹介いたしますので、ご参照ください。

先天異常として起こる症状

妊娠期間に風疹に罹ってしまった事で、赤ちゃんに先天異常が高頻度に生じやすくなります。
先天異常とは、生まれながらに何らかの障害をもったという意味です。
症状として白内障、心奇形、聴力障害(感音性)、知能障害、小頭症、網膜症などがあり、この赤ちゃんを「先天性風疹症候群」と呼ばれています。
これらが全て重なって生まれる場合もありますし、複数の場合もあります。

3主徴と呼ばれる合併症

白内障、心奇形、聴力障害(感音性)の3つです。
上記の合併症もありますが、この3つは多いと報告されており、3主徴と呼ばれています。

妊娠週数から障害が残る確率

妊娠初期の感染では100%に近い高確率ですが、妊娠週数を重ねても障害が残りやすい状態となっています。
また、過去に風疹にかかった経験がある妊婦さんや、ワクチンによって免疫を有する妊婦さんが風疹を患ってしまった場合、先天性風疹症候群の発生頻度は少ないですが、「100%障害が無い」という安全はないと言われています。

・妊娠10週までの初感染でほぼ100%障害が発生します。
・妊娠13~16週では、障害の発生は1/3の確率まで下がります。
・妊娠17週以降は障害の発生は稀となってきます。
・妊娠18週頃までの感染は、聴力障害が残る事があると報告されています。

風疹にかかったママから生まれた赤ちゃんの状態

感染した赤ちゃんが生まれた後は、出生後、数か月にわたってウイルスを排出する可能性がある為、他者への感染を考慮して部屋を分けられる事もあります。
一般に「新生児室」等と呼ばれる生まれた赤ちゃんの部屋には入れない場合があります。
この場合、大半がママも個室で入院して、ママの部屋で赤ちゃんが面会したり、過ごしたりするようになります。
ママがお世話できない時は、新生児室とは別の部屋で赤ちゃんを預かる形になります。

風疹にかかりやすい時期・場所は?

クエスチョンマーク
妊婦さんが風疹にかからないようにするには、どのような予防が必要でしょうか。
風疹にかかりやすい時期や場所をご紹介いたしますので、ご参照ください。

風疹の流行時期

冬~初夏にかけて流行るので、10・11月~5・6月までは用心する必要があります。

最も風疹にかかりやすい年齢

風疹に最もかかりやすい年齢が5~14歳で、乳幼児には少ないのが特徴です。
中でも、5歳が最も風疹にかかりやすいとされています。

最も風疹にかかりやすい場所

5~14歳の幼児・学童期の幅広い子どもが対象となるので、難しい面もあります。
しかし、お住まい・近所の子どもの傾向を観察し、避ける事が理想です。
5歳児の多くは、幼稚園に行かれています。
よって、自宅周辺の幼稚園と幼稚園児を避けるのは賢明と思われます。
また、例えば、下校する子どもの集団を避ける、子どもが多い時間帯の公園を避ける、外出時は子どもが比較的、少ないお昼時にする、週末は人ごみを避ける等、工夫されて下さいね。

まとめ

妊娠初期は、赤ちゃんの各器官を形成する重要な時期であると同時に、妊娠に気づいていない方もいらっしゃいます。
この為、避妊をしていなく妊娠の可能性のある女性は、周囲の感染源から守る必要があります。

マスクや手洗い・うがいも大切ですが、子どもが多い時間帯や場所を控える・避ける事も重要です。
同時に、意識して継続的に手洗い・うがい励行をするご家族の協力も欠かせません。

普段から風疹にかからないように、予防していきましょうね。

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