聞き慣れないトキソプラズマ症。原因は身近な●●!?

犬
「トキソプラズマ症」という病気をご存知ですか?
妊娠するまでは、なかなか聞かない病気ですよね。

妊娠期間中は、風邪や流行りの病気等に、特に気をつけたいものでもあり避けたいものでもあります。
集団感染するノロウイルスやインフルエンザ等、また個人でかかってしまった風邪以外で、妊婦さんと赤ちゃんに影響を及ぼす病気はあるのでしょうか?

今回、トキソプラズマ症について、看護師をしていたママよりご紹介いただきます。

トキソプラズマ症ってどんな病気?

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トキソプラズマ症とは、哺乳動物(猫、犬、豚、牛など)や鳥類、爬虫類などに広く分布する「トキソプラズマ原虫」が引き起こす病気の一種です。
こられの動物に宿っている原虫が、何らかの理由で妊婦さんの体内に侵入して、更に体内で増殖した結果、起きた感染症です。

感染の経路

トキソプラズマ症に感染した動物の生肉摂取、糞や尿などの接触が感染経路です。
よって、市販で購入された豚肉や牛肉も含みます。
ペットを飼われていて、仮にペットが感染している場合、糞・尿の後始末やトイレ掃除等も感染経路に入ります。

感染した時の症状

39~40℃の発熱、頭痛、全身のリンパ節腫脹、網脈絡膜炎が主症状です。
一見、風邪のようなインフルエンザのような識別が難しく紛らわしい症状です。
医療機関を受診される時に、問診を書かれると思いますが、いつから・どのように等の症状以外でも、ペットと接触した場合や、ペットを飼っている場合は、その情報も書かれる事を忘れないで下さいね。

感染した時の治療薬

医療機関を受診・診察して医師の判断により、アセチルスピラマイシン、ピリメタミン、サルファ剤などが処方されます。

妊婦さんが気をつけたいことは?

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妊娠が明らかな妊婦さんと、妊娠の可能性がある女性は、トキソプラズマ症にかからないように気を付けたいことは、どんなことでしょうか。

ペットを飼っている場合

妊娠が明確になったら、予防接種や定期的に動物病院でペットに異常や病気が無い事を確認されると安全と安心が増します。
不安や心配が大きい場合、可能であれば、ペットとの接触を避ける事が一番有効です。
また、過度のスキンシップや接触を図らない事も大切になります。

動物と接触しない

ペットショップや近所のペット、通りがかりや親しい人のペットにも接触しない方が無難です。
触る、撫でる、抱く、口づけて挨拶する等のペットならではのスキンシップも控えた方が望ましいです。

お腹の赤ちゃんへの影響は?

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トキソプラズマ症にかかった場合、妊娠初期が注意・危険と言われていますが、特に妊娠3~8週でトキソプラズマ症にかかることが最も危険と言われています。

胎児障害

遺伝子の異常による遺伝障害ではなく、胎児そのものに影響・異常が起こるものが「胎児障害」です。
よって、受精した後に感染する為、遺伝子や染色体の異常はありません。胎内で感染するので、妊娠初期の形態が作られる時期に感染し障害を受けると、先天性奇形を伴う場合があります。

先天性トキソプラズマ症

胎盤を介して赤ちゃんへ感染する事で、網脈絡膜炎、脳内石灰化、精神運動障害、小頭症などを生じます。
これらを、先天性トキソプラズマ症と呼ばれています。

まとめ

妊娠前よりペットを飼っているご家庭もあるかと思います。
その際は、妊娠した時のことを考え、トキソプラズマ症にならないよう、事前に予防してみてはいかがでしょうか。

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