映画「さとにきたらええやん」日雇い労働者の街中で〜子供達の笑顔が見たいから作ったんやで〜

映画「さとにきたらええやん」

「日雇い労働者の街」と呼ばれてきた大阪市西成区釜ヶ崎で38年にわたり、子どもたちの憩いの場として活動を続ける「こどもの里」に密着したドキュメンタリー映画、「さとにきたらええやん」。

日々繰り広げられる、ホンネの人と人の関わり合いを目の当たりにして、涙する観客が多いのだとか。

「さと」って何?「あいりん地区釜ヶ崎」ってどんなところ?今回は映画「さとにきたらええやん」の舞台や背景をご紹介します。

そもそもあいりん地区釜ヶ崎「さと」とは?

映画「さとにきたらええやん」

(C)さとにきたらええやん All Rights Reserved.

大阪西成地区にある日雇い労働者が集まる場所それがあいりん地区です。

労働者向けの簡易宿泊所(通称ドヤ)が連なる町で決して治安の良い町とは言えません。そんな町釜ヶ崎が舞台です。長年土木や建設現場などの日雇い労働者を送り出して来たが昨今では労働者の高齢化が目立ち、不況による求人の激減や路上生活者や生活保護受給者が問題となっている町それが今回の映画の舞台です。

そして、釜ヶ崎にある聖フランシスコ会『ふるさと会』の2階の一室から1977年にこどもの広場がスタートしました。この町に住んでいるこども達に自由な遊びや学びを提供したいとう思いからのスタートでした。

大人もこどもも誰でも集まれる「さと」、「さとにきたらええやん」の舞台はこんなところ

映画「さとにきたらええやん」

(C)さとにきたらええやん All Rights Reserved.

そもそも、生活の困窮や家庭環境の不安定さに揺れるこども達の放課後の居場所を提供する為に出来た場所です。

今ではこどもが安心して遊べる場の提供と生活相談を中心に常にこどもの立場にたち、こどもの権利を守り、こどものニーズに応じるそのような場所になりました。

この場所は0歳から20歳までのこどもを障害の有無に関係なく無料で受け入れる場所です。

放課後に遊びに来る子だけでなく家庭の事情により親元を離れているこどもや時にはその親も休息する貴重な地域の場所です。映画では、そんな地域に密着したこどもの里を舞台に繰り広げられる日常が描かれます。

映画から見える「こどもの問題をみんなで解決する」という姿勢

映画「さとにきたらええやん」
(C)さとにきたらええやん All Rights Reserved.

親の貧困だったり、親が働いてて夜は一人だったりする子供たち、そんなこどもの居場所を作っているのがこのこどもの里です。色んなこどもが親でもない大人と一緒にご飯を食べ、遊んだり、学んだり、時には叱られたりもするけど、でもここでは一人じゃない、家族がいる、暖かい気持ちで迎えてくれる。こうして子供たちのために運営されてきた「さと」はみんなの癒しの場所にもなっています。

このドキュメンタリー映画を通して伝わって来る事は、みんな一人じゃないんだなということ。集まれる場所、受け入れてくれる場所がこどもにとって大事なんだなと思いました。

ここ「さと」だから見られるこどもの笑顔は純粋で本当に美しく、そして感動ももらえる。そんな映画になっています。

予告編

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