誰もが経験する『子どもの食べてくれない時期』を乗り切る方法とは?

食事

せっかく用意したのに食べてくれない…と落胆したり、試行錯誤を繰り返しても変化がない…と嘆いているお母さんはたくさんいるでしょう。

誰もが経験する子育ての一過程だとは分かっていても、栄養のある食事を少しでも摂らせたい、食べる喜びを知って欲しいと考えるのが親心。そこで、子どもの「食べたい」を育む方法について考えてみましょう。

乳幼児期の食事は重要?

子どもに食事を用意する際、親は栄養のバランスや年齢に合った食材など子どもの健全な発育を第一に、多くの食材を食べやすいようになど、色々考えながら、手間暇をかけて調理しますよね。

しかし、食事を摂ることも体を成長させる上で大切ですが、それよりもっと大切なことが食事の楽しさを教えることになります。

乳幼児期の食事は子どもの空腹を感じるリズムや嗜好の発達、摂食機能、咀嚼機能、消化機能など、食べることに必要とされるさまざまな機能を発達させる上で重要な時期だと言われています。

大切な時期だからこそ、食事をしっかり摂らせたいと躍起になると、子どもの「食べたい」は育ちません。子どもは食事を通して、美味しいと感じる嗜好を育てています。

美味しいと感じる前提には楽しいがあります。楽しい食事の経験を積むことが子どもの発達には大切なのです。

楽しい食事環境を作ってみよう!

野菜

成長に必要な食材選びやメニューなど一生懸命考えて作った食事が無駄になると悲しですよね?

そこで、食材選びやメニューはそこそこにして、楽しい食事環境を作ることに目を向けてみてはいかがでしょうか?

子どもの嗜好は聴覚、視覚、臭覚、触覚、味覚といった五感から養われます。調理している時の切る音や焼く音などが面白く、見た目も綺麗で、いい香りがし、食べた時の食感が楽しめて、美味しいというような五感全てで楽しめる食事こそが子どもの「食べたい」を育てます。

忙しい子育ての中で、五感に訴えかける食事をと言われると身構えてしまう方も多いでしょう。ですが、子どもと一緒に楽しむことを第一に考え、できることを取り入れるだけでいいんです。

例えば、子どもの好きな食器に好きな食べ物を可愛く盛り付けるだけでも十分です。

また、食欲を掻き立てる赤、黄、緑の色を組み合わせた食材を選ぶこともいいでしょう。時間がなければ、子どもへの声かけを変えるだけでも十分です。「美味しいね」とか、食べなくても、「美味しかったから、次は一緒に食べようね」などといった声かけで、子どもに負担を掛けることなく、食事の楽しさを伝えてみましょう。

お腹が空くような生活リズムを!

子どもがお腹が空いたと感じるには体の血糖値がある程度下がっていなければなりません。

人の体は食事を摂ると約30分で血糖値が上がり、その後エネルギーとして消費しながら少しずつ下っていきます。血糖値が下がったことを摂食中枢が感知すると、「食べたい」と思えるのです。

また、子どもが「食べたい」と思えるには、体を思い切り動かすような運動したり、朝昼晩と決まった時間に規則正しく食事を摂るなど生活を見直す必要があります。

空腹な状態での食事は美味しいと感じることができ、食事を摂る楽しさを知るきっかけになります。

このリズム作りには親の生活アレンジが必要です。規則正しい生活リズムを作ることから始めてみましょう。

なお、おやつを食べる場合は食事と2時間の間隔があると理想的と言われています。

今を乗り切る裏ワザとは?

子どもの「食べたい」を育むことは容易なことではありません。

また、子どもにも個性や成長段階があるため、これと言った解決策もありません。しかし、お母さん方の体験談を聞くと、多くのお母さんが独自の方法で子どもの食事と向き合っています。

例えば、離乳期の子どもを持つお母さんは、慣れている粉ミルクを上手く活用し、お湯で溶かしたミルクに食材を少しずつ足していく方法を考え、最終的にはその食材だけで食べてくれるようになったそうです。

また、食べることに興味を示さない子どもを持つお母さんは、子どもがテレビに映る食事のシーンに興味を示していることにヒントを得て、大勢の人達が美味しそうに食べている姿を見ることが出来るフードコートで食事をする方法で少しずつ食べるようになったそうです。

この他にも、一緒に調理したり、食材を子どもの好きな形に型どったり、子どもと一緒に野菜作りから始めたり、食事の前に軽く運動を取り入れたりする方法で、多くのお母さんが試行錯誤しながら、子どもの食事への興味を引き出しています。

まとめ

子どもの「食べたい」を引き出す方法はさまざまあります。しかし、子どもが「食べたい」と思える環境作りや生活リズムの見直しがすぐに結果に繋がるとは限りません。

また、ただでさえ大変な子育ての中、お母さんの負担になるような方法を取る必要もありません。しかし、どんな方法にも子どもを思う親の気持ちが込められています。

食事を通して親が子どもを思う気持ちが伝われば、いずれ子どもも変わります。焦らずにゆったり構えて、出来ることからトライしてみましょう。


参考サイト

原稿協力:クローバー
2歳と6歳の子どもを持つ2児のママ。高校で文芸部の部長を務め、大学ではフランス文学を専攻。趣味は音楽鑑賞。「言葉には秘められたパワーがあると思っています。同じ育児を頑張るママの励みになるような言葉を丁寧に、真摯に綴っていきたいと思っています。」

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