頑張り過ぎないでちゃんと休もう ~ 休み明け通園がラクになる、長期休みの過ごし方

子供

たまの長期休みはお子さんの生活リズムが乱れたり、休み明けに体調を崩さないか心配…。

そこで、元保育士さんが「無理なく気軽に取り組めて、休み明けに子供たちが元気に登園できる長期休みの過ごし方」をアドバイスいたします。参考にしてください。

① 頑張り過ぎないでちゃんと休もう – 起床は通園日より遅めでも!

ダラダラし過ぎなければ◎

子どもたちは、保育園などに通う場合は早起きであることが多いと思います。

そのリズムを乱さないためには、休みの日も一定の時間に起こしたいところなのですが、パパ・ママだってゆっくりしたいし、早起きしすぎても手持無沙汰になって結局テレビばかり見ていることになってしまったりなんてことも…。

もちろん早起きが苦でないご家庭や、子どもが気持ちよく自ら起きている場合はOKなのですが、せっかくの長期休みくらい親子でゆっくりするのも罪悪感を感じなくても良いと思いますよ!

休日の寝溜めはせいぜい「平日+2時間」

ただし、あまりに生活が不規則になりすぎるのは、小さな子どもには大人以上にダメージ大です。大人でも、休日の寝溜めはせいぜい「平日+2時間」と言われるように、子どもにも最大この範囲で、登園日が近づいてきたら徐々に戻すようにしていってみてはいかがでしょうか。

毎朝6時に起きる子であれば8時までに、7時に起きる子であれば9時までには起こす。一見ルーズに見えますが、張り切りすぎて後からしんどくなったり、生活が乱れに乱れてお昼前まで寝ている…となってしまう可能性を考えたら、このくらいの「気楽な考え方」でリフレッシュ期間を楽しんでも良いと思います。

休めるときにしっかり休んでおきましょう♪

② 大切なのは夜型にシフトしないこと!

お昼寝と就寝時間はいつも通りを目指しましょう!

朝ゆっくりめに起きてしまうと、大人でもどうしても寝るのが遅くなってしまったり、昼夜逆転生活になってしまいますよね。

小さな子どもの場合は、生活全般を夜型にシフトさせてしまうことは、疲れが出るだけでなく正常な成長を妨げてしまうのですね。

でも、せっかくの長期休みなので、ゆっくり起床したい…。そんな時でも、お昼寝と夜の就寝時間はいつも通りを目指すことで、トータルの睡眠時間は増えますが、しっかりと午後の活動への活力と夜間の成長ホルモンの分泌を守ってあげることはできますね。

お昼寝を確保するには?

お昼寝の時間は、日頃の保育園の時間と合わせるとスムーズですね。多くの園では、12時~13時台には寝かしていることでしょう。

朝少しゆっくり起きても、外出をしていても、その時間はきっちり確保してあげましょう。出先であればベビーカーや抱っこでも昼寝は昼寝(笑)しっかり夜眠くなってもらうためにはお昼寝がずれこみすぎないことが大切ですね。

「朝起きないと昼寝をしないのではないか」と思われる方や、朝のゆったりとした生活に疑問の出る方は、もちろん普段通りの生活を心がけられると良いでしょう。

しかし、朝少しゆっくりの生活をしても、午前中にたくさん活動したり日光を浴びることで、お昼寝が習慣づいている小さな子供は、昼食後には自然と眠くなってくることでしょう。

夜は、子どもがしっかりと成長をするために、やはり普段通りに寝かせることが必要です。

③午前中の過ごし方が重要!午前中に1回の外出を目標に

普段どおりの運動量が確保できなくても大丈夫?

ところで、普段の保育園での生活は、年齢に関係なくメリハリがあり、運動量もある生活と言えます。

晴れの日は午前中に外遊びやお散歩があるのはもちろんのこと、雨の日でもマット遊びや体操等、室内でたくさん体を使った遊びをしています。

保育園は一般的に家庭よりかなりのスペースがあるため、トイレに行く・ホールで自由に遊ぶ等日常の行動だけで、小さな子どもには行動範囲が広く、ほど良い運動程度の活動はしているのです。

室内でゆっくり過ごすこともあると思いますが、体作りのために、できれば外に出て体をつかった遊びをさせてあげたいものです。

しかし、ここも、ママはがんばりすぎないことがポイントです。せっかくのお休みですからね。保育園と同じレベルまで、は求めなくても大丈夫です!

「無理のない」お休みの日の運動ポイント

・晴れている日だけでOK

・午前中1回だけでOK(場所と天候によりますが、30分程度はお散歩等をしてあげられると理想ですね)

・ショッピングセンター等で過ごす日は、適度にテラス等で日光を浴びたり、時々ベビーカーなどから下ろして手を引いて歩かせてあげる

・室内遊園地やプレイスペース等で親子でダイナミックに遊んでみる

時間や心にゆとりのある長期休みだからこそ、体作りの活動を「親子のコミュニケーションの時間」と楽しく気楽にとらえて実践されてみてはいかがでしょうか?

なぜ午前中?

なぜ午前中がお勧めかというと、さまざまな理由がありますが、一番は「理想的な時間にお昼寝をしっかりとさせてあげるため」です。

お昼寝の時間がずれこむと夜眠れなくなりますし、お昼寝をしないと夕方頃には子どもは機嫌も体調も悪くなってしまう場合が多いですよね。

もっとたくさん外遊びをさせてあげたい場合は、夕方にまとめて数時間外出するのではなく、「午前中に一回・夕方にも一回」という具合にスケジュールを立ててあげると、子どもの満足感も体調管理力も高まることとなるでしょう。

④ 連休最終日かその前日は自宅に戻り、体調を整えよう!

無理なスケジュールは禁物です

少しでも長く帰省先や行楽地で過ごしたいパパ・ママの気持ちもわかるのですが、お休みの最終日の夕方に現地を出て、長い渋滞に巻き込まれながらへとへとの思いで深夜に帰宅、お風呂もままならず倒れるように布団に入り、翌朝から仕事や保育園…。

気合いで乗り切れる(乗り切らなければならない)大人と違って、子どもにとって無理なスケジュールは、「体調不良」として現れたり、明らかに機嫌が悪くなってしまう多いです。

高熱や嘔吐などぐったりとしてしまうことも多く、これでは到底翌日から保育園へ行くのは無理で、パパ・ママも仕事に行けませんよね。

できれば年始の通園開始日の2日前には自宅に戻り、休日最終日はリズムを戻しながらおうちでゆっくり過ごすのが、子どもの心と体調を安定させるためには理想です。パパ・ママも荷物の片づけや買い物や準備等にあてる時間も確保でき、自分たちのゆとり時間も確保できますね。

直前まで楽しみたいという場合も、遅くとも前日お昼頃までには自宅に戻り、せめてお昼寝からは自宅での生活に戻してあげるのが理想です。

さいごに

いかがでしたか。平均約1週間ほどの休みですが、普段保育園に行っている子どもにとっては大きな変化となる冬休み。

子どもの今後の健康的な体づくり・生活習慣づくりを意識しながらも、この期間だからこそできる「ゆっくり」や「親子での触れ合いの時間」を大切にしてみてくださいね。

ちなみに、年始の通園初日の朝は大泣きをしてしまう子どもが多く、ママ・パパも心が痛みますが、子供たちはお友だちや先生との再会にじょじょに順応していけるので、元気に登園できれば大丈夫です!安心してくださいね。

原稿協力:piyomama
保育士をはじめ、乳児~小学生の先生経験を活かして執筆活動中。1児(男の子)のママ。

piyomamaさんのブログ ― 『ゆる育児のご提案』元保育士ママライターのブログ

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2016年12月26日公開
2017年5月2日更新

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