「嫌われる勇気」 のアドラー心理学に学ぶ「勇気づける育児」

親子

「嫌われる勇気」という本のタイトルを耳にしたことがある方も多いと思います。

ベストセラーとなり、ドラマ化されるなど広く支持された「アドラー心理学」ですが、育児に、人間関係に、普段の生活にとても役に立つそうです。

ちょっと覗いてみましょう。

「アドラー心理学」、良さそうだけどどんなもの?

その本の著者であるアルフレッド・アドラーはオーストリア出身の精神科医であり、心理学者で、個人心理学の創始者です。

日本では、その名前から「アドラー心理学」として広く知られるようになりました。

「心理学」と言われてしまうと、少し難しそうで、敬遠してしまいそうですが、元は育児と教育に根差したものなので、子育てのヒントが色々と含まれています。

褒めるだけじゃない。勇気づける育児

子供
お手伝いをしてくれた子どもに対して「えらいね」「良くできたね」と褒める場面があると思います。

人間は誰しも平等であると考えているアドラー心理学では親子の間であっても、対等な人間関係を前提としているので、 “褒める”という上の人が下の人に対して下す評価は勧めていません。

では、どのように接するのか…。

評価として褒めるのではなく、喜びの気持ちを共有して「助かったよ」「嬉しい」などのように子どもと対等な親子関係を築くよう説いています。

こうすることで、こどもは自分の能力を信じることができるようになり、親のことを仲間だと思えるようになります。

また、褒められることが当たり前にならないので、ご褒美を目的にしません。そして、頑張る過程を含めて認めてもらえるので、何事においても挑戦してみようと思える子どもになっていきます。

対等な親子関係の中で育つので、親に依存し過ぎる事なく、自立した大人に成長していくことが期待できるとされています。

これらをアドラー心理学では「勇気づけ」と呼んでいます。

イライラしてしまう場面でも…

もちろん、子どもが親の意見を聞かず、イライラしてしまう時にもアドラー心理学は有効です。

子どもが遊んだオモチャを片付けない時には「片付けないと捨てちゃうよ」と怒ったり、脅したりしないようにします。

片付けないことで、オモチャが行方不明になったり、壊れてしまったりして困るのは子ども自身であり、親ではありません。

ですから、子どもから「片付けるのを手伝って」と言われるまでは信頼して任せてみる事も、時には必要であり、親子で一緒に解決することも“勇気づけ”であるとされています。

つまり、褒めても、叱ってもいけないと考えられているのです。

実際には、完璧に実行することは難しいですが、頭の片隅に置いておくと、親子関係、夫婦関係、友人関係等にも役立つ時があると思います。

「アドラー心理学」を育児に活かすための、おススメの本

自分で決められる人になる! 超訳こども「アドラーの言葉」

齋藤 孝 (著)

親子で読めるように漢字にはふりがなが有ります。難しい本は読みたくないけれど、どんなものか知りたい方にピッタリです。

子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気

岸見一郎 (著)

大ベストセラー『嫌われる勇気』の著者が子育てのヒントが沢山詰まった1冊です。自分の子育てを一度立ち止まって、冷静に振り返る切っ掛けになるのではないでしょうか。


 
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