液体ミルクとは?販売できない理由は?メリット・デメリット

赤ちゃん
日本には古くから、母乳育児を推奨するような風潮があります。

母乳には、
・赤ちゃんが必要とする栄養が多く含まれている。
・粉ミルクを購入する必要もないため、費用負担がない。
・お母さん自身の免疫を赤ちゃんに与えることができるため、病気のリスクを軽減できる。
などの利点があるとされており、母乳育児のメリットは多くの人が認めていると言えるでしょう。

しかし中には、
・産後すぐに職場復帰しなければならない。
・母乳が出にくい体質である。
など、何らかの事情があり、粉ミルクを使用した育児をしたいと思っている方もいらっしゃることでしょう。

とは言え、粉ミルクを作るというのはなかなか手間が掛かるもの。
赤ちゃんがお腹を空かせると同時に、粉ミルクの調乳を行わなければならないため、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても負担があるのが現状です。

そんな中、注目されているのが「液体ミルク」の存在です。
日本では導入が難しいとされており、現段階では使用が認められてはいませんが、海外では当たり前のように使われている育児アイテムなのです。

そこで今回は、「液体ミルク」のメリット・デメリットを紹介すると共に、日本では使用できないことの理由、今後の展望についても解説したいと思います。

1. 液体ミルクとは?

ミルク
液体ミルクとは、簡単に言うと「調乳済みのミルク」です。

粉ミルクの場合、粉を熱湯で溶き、その後冷水にて冷ます必要がありますが、液体ミルクではその必要がありません。既に生成されたミルクの状態で紙パックやペットボトルに納められ販売されているため、そのまま哺乳瓶に入れ、赤ちゃんに飲ませることが出来ます。

液体ミルクは、海外では当たり前のように使用されているものですが、日本ではまだ未発売とされています。

しかし昨今では、震災時でもすぐに赤ちゃんに飲ませることができる。保存が利くことから非常用として使用できるなどの面から、国内販売実現に向けた動きが活発化されていると言います。

2. 液体ミルクが日本で販売できない理由は?

それでは、何故今まで液体ミルクは日本国内で販売されてなかったのでしょうか?
その理由として以下の点が挙げられます。

  • 厚生労働省で定められた「乳及び乳製品の成分規格などに関する省令」の中には現在「粉ミルク」としての定義しかなく、ここに「液体ミルク」と言う文言を追加する必要がある。
  • 粉ミルクは「乳児用調製粉乳」として「特別用途食品」に認定されている。しかし液体ミルクとして販売する場合、「乳製品」として流通させることになり、ここに赤ちゃんに必要な栄養素や安全面の基準がない。
  • 海外製の液体ミルクに添加されている成分の一部が日本において食品添加物として認可されていない。

以上の点をクリアすることが、「液体ミルク」実現の課題だといわれています。

3. 液体ミルクのメリット・デメリット

それでは、液体ミルクのメリット・デメリットは何なのでしょうか?

① 液体ミルクのメリット

液体ミルクのメリットには以下の点が挙げられます。

  • 調乳の必要がない
  • 軽量の必要がない
  • 災害時でもすぐに赤ちゃんに飲ませることが出来る
  • 保存ができるため、非常用としても活用できる
  • 男性育児の手助けとなる
  • 新鮮なまま飲ませることができる
  • 持ち運びが簡単

上記の中でも「調乳の必要がない」と言うのは大きな利点です。

お湯がない。水がない。と言った非常時でも赤ちゃんにミルクを挙げられると言うのは、お母さんにとって有り難いことと言えるでしょう。

② 液体ミルクのデメリット

それでは、液体ミルクにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
それは、単に「コストが高い」と言うことだとされています。
粉ミルク以上に衛生状態が良いとされている「液体ミルク」ではありますが、その分高価で、その金額は粉ミルクの約5倍だとされています。
しかし今後日本国内で製造・販売されるようになれば、価格が下がることも見込まれており、その動向は非常に興味深いと言えるでしょう。

海外で液体ミルクを使っていたことのあるママさんの声
「液体ミルク…実は海外でも粉ミルクより高いです!
なのであまり使いませんでしたが外出するときなどは使っていました。
当時は1リットルくらい入っていて都度飲ませるものもありましたが、新生児の少ない容量のものから標準的な250mlのボトルタイプや、乳首が付いているタイプがあり、日本より選択肢が広かったですよ。」

4. 液体ミルクの導入における今後の展望

眠る赤ちゃん

日本での液体ミルク導入は、現段階では前向きに検討されていると言えるでしょう。

2017/2/7の発表では、政府として地方自治体や乳製品メーカーと連携を図りながら、製品化に向けた取り組みを加速するとの考えを示しています。

特に東京都は液体ミルクの販売・製造に対して意欲的で、「売るあてがなければ製造に繋がらないと言うことであれば、東京都として買い上げる」などの方針も明らかにしました。

しかしながら、安全性の基準作りの観点から鑑みても、国内での販売実現には早くても1・2年の年月が必要だと言われています。

5. まとめ

以上の様に「液体ミルク」のメリット・デメリット。そして今後の展望などについて纏めましたが如何でしたでしょうか?

母乳育児を推進している方が多い中、肩身が狭い思いをしているミルク育児ではありますが、災害時の対策、またお母さん自身の育児の負担の面などを鑑みると良い点が多いとも言えるでしょう。中でも「液体ミルク」は、男性育児の観点から見ても、非常に有効的だと言えるのではないでしょうか。

今後の展開が楽しみではありますが、必要であれば積極的に取り入れ、育児の軽減に繋がることを期待したいものですね。
 

 

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