気になる子供の睡眠時間。たくさん寝ると頭は良くなる?

勉強する子供

「早寝早起き朝ごはん」「寝る子は育つ」と言われるように、規則正しい生活と、十分な睡眠時間が子どもの成長には欠かせないことは一般常識になってきています。

3~5歳なら午後9時までには就寝し、10時間は睡眠時間を確保することが望ましいと言われていますが、その理由は丈夫な体を作り、免疫力を高めるのに必要な成長ホルモンやメラトニンが大量に出されるのは夜や睡眠時間であり、子どもの成長には欠かせないものだからです。

けれども、最近の研究では見た目の成長だけでなく、脳の成長にも関係していることが分かってきました。

睡眠時間が十分だと、脳も育つ

睡眠時間の長い子どもほど「海馬」が育つことが分かっているそうです。

海馬とは、脳の記憶や空間学習能力に関わる部分で、海馬が大きいと、それだけ記憶力が良いという研究結果も出ています。

平日の睡眠時間が5~6時間の子どもよりも、9~10時間の睡眠をとることができている子どもの方が海馬は約1割大きいというデータがありますので、子どもには十分な睡眠をとらせてあげたいですね。

睡眠時間が長すぎるもの良くない

しっかり眠れば海馬が大きくなって、今後の勉強にも役立ちそうだと思っても、必要以上に長時間眠らせておくのは禁物です。

睡眠時間が長すぎると、眠っている間に目が覚めてしまう回数が増えて、睡眠の質が下がってしまいます。

上質な睡眠が、成長には欠かせません。無理矢理長く眠らせようとはしないで下さいね。

早く眠るために必要なこと

・就寝時間が近づいてきたら、部屋を少しずつ暗くしていきましょう。

・テレビやパソコンの光は脳に刺激を与えてしまい、眠りを妨げる原因になってしまいます。就寝直前までテレビやパソコン、スマホを見せないようにしましょう。

・眠くなくても、決まった時間に布団に入り、絵本を読み聞かせるなどして、子どもの心と身体が眠りやすくしてあげましょう。

保育園ではお昼寝の時間を確保しているところも多いですが、4歳以上になってくると、体力もついてきて、お昼寝をしてしまうと、夜眠ることができなくなるため、お昼寝をさせない園も出てきています。

東京都足立区では、区立保育園で4歳児以上の子どもに一律でお昼寝をさせる方針を廃止しました。

理由は昼寝が必要ない子どもに無理に昼寝をさせることは、ストレスになるからです。

もし、夜になかなか眠ってくれない原因に昼寝が考えられるのであれば、園に相談してみても良いかもしれませんね。

早寝早起きは頭が良くなるためだけではなく、健やかな成長のためにも実践していきたい生活習慣です。

親子で無理の無い範囲で規則正しい生活ができるようにしてみませんか。

参考サイト「記憶にかかわる脳の海馬は、睡眠時間が長い子供のほうが、より大きい」東北大学東北メディカル・メガバンク機構 瀧靖之教授

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