知っておきたいこのマーク。ベビーカーに大きなお子さん?それは「子ども車いす」かもしれません

「子ども用車いす」をご存知でしょうか?

見た目には、ベビーカーと見分けがつかないものもあるので、気付かずに目にしている事も多いかもしれません。

そんな「子ども用車いす」について知っておきたいことがあります。

子ども車いす(小児用介助型車いす)とベビーカーの違い

こども車いす

出典:一般社団法人mina family

見た目はベビーカーでも、車いすであり、介護用品である

一般的に知られる「車いす」は「自走式車いす」ですが、最近ではリクライニングなどの機能を持った「介助型車いす」の利用者が増えています。

介助型車いすは一般の認知度が低く、また外観がベビーカーに類似していることから、特に乳幼児が使用している場合にはベビーカーと間違われ、車いす利用者として認知されないことがあります

この子ども車いすは「バギー(=ベビーカー)型車いす」と呼ばれることもあり、足の障がいだけではなく、病気などで長時間姿勢を保てない子どもが利用する車いすです。

腰などをベルトでしっかり固定出来たり、身体の状態に合わせて、背もたれや、足を乗せる部分の角度を調整することができたりします。

重量と構造から、畳んで持ち運ぶ事が出来ない

見た目は、ベビーカーとよく似ていますが、機能面だけでなく車体重量がかなり違います。ベビーカーは、大体2~8㎏ほどですが、バギー型車いすは6~90kgほどと、ベビーカーとは比べものにならないほど重いものです。

更に、人工呼吸器などの医療機器や栄養剤などの荷物を載せていることもあります。

そして、折りたたむ事が出来ない構造のものが多く、たとえたためても片手で持ち運べるようなものではありません。折りたためないということは、普通の乗用車やタクシーにも積めないことが多いのです。

バギー型車いすは、見た目がベビーカーと似ている為に、誤解を受けやすくなってしまいます。

まずは、これらのことを、理解することが必要なのです。

障がいのあるお子さんを普通のベビーカーに乗せていることも…

また、車いす・バギー型車いすは高価であるため、市販のベビーカーを車いす代わりに使用している場合もあります

その場合も、利用している子どもは例え外見からは歩けるように見えても、首や腰がまだ座っていないなど、片手で抱き上げる事が出来ないことが多いので、ベビーカーの様に片手にベビーカーを持って、片手で子どもを抱くということは難しくなります。

利用しているのがベビーカーでも、病気や障害のため必要があり利用している場合があります。便利だから利用しているのではなく、ないと外出できないのです。

啓発への取り組み

こども車いす

出典:一般社団法人mina family

ベビーカーと似ている為に、公共機関で介助を断られたり、バギー型車いすを畳むように注意されたりと、利用者とその家族は困る事が多いそうです。

『そんな大きな子供は歩かせなさい』

『ベビーカーに縛り付けて、子供がかわいそう』

と、心ない言葉を浴びせられて傷つくこともあります。

その為、バギー型車いすが、車いすの一種であることを示す、シンボルマークを考案し、啓発活動を行っている団体があります。

一般社団法人mina family(みなふぁみりー)

子育て中の親だから出来ること

啓発活動に直接関わらなくても、子育て中の親だから出来ることがあります。「こども車いす」について、自分の子どもや、周囲に伝える事です。

子ども用車いす以外にも、外から見ただけでは分からない事情を抱えている方がたくさんます。

公共の場では、自分と違う事情がある人がたくさんいるという想像力と思いやりの心を持たなければならないことを、ぜひ、お子さんに伝えたいですね。

関連ワード:

この記事が気に入ったら
いいね!してね!

最新情報をお届けします