親子で読もう!節分におすすめしたい「鬼」にまつわる絵本はこちら♪

赤鬼と青鬼
もうすぐ節分ですね。
節分といえば、「鬼」「豆」を思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

そこで、筆者が「鬼・節分がテーマ」のお勧めする絵本は、これらの作品です。
筆者が読んだ感想も書かせていただきます。

良かったら、参考にしてくださいね。

おにたのぼうし

おにたのぼうし
こちらの作品は、あまんきみこさん作「おにたのぼうし」です。
こわい面をもつ鬼について書かれています。

「鬼の子おにたは、人間の友達が欲しくて、人間の町にたどりつきます。
そこで出逢った女の子と友達になるのですが、女の子には病気のお母さんがいました。
おにたは、友達の女の子のために一所懸命尽くしますが……。」

鬼というと、子どもたちが持っているイメージは、こわい、食べられてしまう、大きい、悪者などです。

節分行事でも、鬼はこわいというイメージがあるのか、子どもたちは鬼の仮面を見ただけでも泣いてしまいます。

しかし、本当にこわいのは、優しい心をもたない人なのではないでしょうか。

まさに、おにたは、こわい面をもつ鬼ですが、優しい心をもつ鬼でした。
大人になると、見た目ですべてが決まってしまいますが、見た目が心を決めるのではありません。
自分の心が、他の人の見た目を決めているのです。

つまり、自分の心の中を基準に、他の人の見た目を自分の基準に基づいて、「この人は優しそうな人だなぁ、かっこいい人だなぁ」と決めているのです。
おにたと遊んでいるときの女の子は、おにたのことを鬼とは知らなかったので、楽しく遊んでいました。
しかし、自分の境遇を目の当たりにして、鬼という存在を悪としてしまいました。

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こぶとりじいさん

こぶとりじいさん
下心のある人は、優しさをもって近づいてきます。
それは、自分の下心を隠すためです。
しかし、いずれ、その下心はわかってしまいます。

「こぶとりじいさん」にでてくる隣の家のおじいさんは、まさに、こぶをとってもらいたくて、鬼の前で踊りを踊ります。
しかし、こぶをとってもらったおじいさんに比べ、踊りが下手だったので、こぶをとってもらうどころか、こぶをつけられてしまいました。

鬼にその下心がわかっていたのか、わかっていたのかは、わかりません。
でも、やはり人のためにならないことをすると、自分に返ってきてしまいます。

「やさしい仮面をかぶった人」とは、どのような人なのかを考えさせられる作品です。

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ももたろう・さるとかに・おむすびころりん(めいさくしかけ3話入り)

こぶとりじいさん

次は、誰もが知っている「ももたろう」のお話です。

「ももからうまれたももたろう~!」大人であれば誰もが知っているフレーズですが、ももたろうは、いぬ、きじ、さるを従えて、鬼ヶ島に鬼退治に行き、鬼が村の人から奪った宝物を奪い返すというお話です。

このお話で優しい心をもつのは、誰だったのでしょう?
村人から宝物を奪った鬼、その鬼を退治するように勧めるおじいさんとおばあさん、鬼を退治した桃太郎といぬ・きじ・さる、どれも優しい心をもつとは言えませんね。

このお話は勧善懲悪のお話ですが、最後に退治された鬼は「ごめんなさい」と自分の非を認めて宝物を返しています。
桃太郎も、それを許しています。

結局、悪いことを悪いと認める心、許す心が「やさしさ」かもしれませんね。

「ももたろう」は、優しい心をもつのは誰なのかは、本当は誰にもわからないということを教えてくれる作品です。

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まゆとおに ~ やまんばのむすめ まゆのおはなし

まゆとおに―やまんばのむすめ まゆのおはなし (こどものとも傑作集)
出典:Amazon

女の子を食べようとして近づいてきた鬼が、逆に女の子にやっつけられそうになる(やまんばの娘なので強いのなんの)、、、さあ、鬼と女の子の勝負はどうなるの?という痛快で分かりやすいストーリーが特徴です。

最後にやまんばのお母さんが作ってくれるおにぎりがとても美味しそうで、手の凝ったものでなくてもいいから、誰かと一緒にご飯を食べることが元気やコミュニケーションの元なのだと再認識できるとっても元気が出る絵本です。

「ともだちや」シリーズでも注目される降矢ななさんのイラストです。「ともだちや」とはちょっと違った魅力も発見できる絵本です。

富安陽子・文 降矢なな・絵
福音館書店 1999年
読み聞かせ 3歳~
自分で読む 小学生低学年

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オニのサラリーマン

オニのサラリーマン (日本傑作絵本シリーズ)
オニのサラリーマン (日本傑作絵本シリーズ)オニのサラリーマン (日本傑作絵本シリーズ)
出典:Amazon

最近の鬼の本もご紹介します。コミカルなキャラクター、軽快な関西弁、鬼のお父さんがサラリーマンという身近な設定がユニークな絵本です。

パパは毎日満員バスに乗って通勤し、時には失敗して落ち込んだりもする…という分かりやすさに伝わり、うちのパパもがんばってお仕事してるんだね、がんばってね。なんて会話につながるかもしれませんね。

一度見たら目に焼き付くような、迫力のある愉快なイラストも見どころです。

また、関西弁圏外の方も、なんちゃって関西人になりきって思い切っておどけて関西イントネーションで読んでみてください、この絵本の楽しさが倍増しそうです。

2017年10月には「オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ」も発売されています。

富安 陽子・文,‎ 大島 妙子・イラスト
福音館書店 2015年
読み聞かせ 年中・年長~
自分で読む 小学校低学年

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泣いた赤おに

ないた あかおに (絵本・日本むかし話)
出典:Amazon

もう一冊、定番の泣ける本を。人間と仲良くしたいと思っていた赤鬼は、友人の青鬼をおとりにしてしまい、大切な友人の青鬼を失ってしまいます。

青鬼の優しさは小さな子供でも理解しやすく、勇気・やさしさ・思いやり、を子供に感じてもらえると思います。

大人が読んでも、ひとつのものを得たいために大切なものを失ってしまう内容に、自分自身の生活を振り返って考えさせられる内容です。

国語の教科書に掲載されたり、現代版がドラマ化されたりと、多くの人に影響を与えた作品。

読んであげる年齢は、『鬼は怖いものだ』という前提が理解できないとストーリーが理解しにくいので、早くて3才、理解できるのは4・5歳以上だと思います。

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『思いやる気持ち』を育てたいママへおススメの絵本「泣いた赤おに」を新旧のイラストで楽しむ

いかがでしたでしょうか。
人は、見た目で判断しがちですが、様々な価値観がある中、見た目だけでは判断できません。

おにたのように、鬼の姿をしていても、本当は優しい心をもった鬼もいます。

こぶとりじいさんにでてくる隣のじいさんのように、下心をもった人は、本当の実力がないと、いずれその下心は見透かされてしまいます。

やさしい仮面をかぶった人でも、心の中は鬼のような心を持っているかもしれません。

子どもには、見た目で判断して欲しくありません。
お菓子をもって近寄ってくる悪い人が、世の中にはいました。

子供自身の心の目で、見た目だけではない、しっかりした心の持ち主に出逢ってほしいと心から願います。

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