無症状の可能性が高い!?サイトメガロウイルス感染症ってどんなもの??

赤ちゃんとママ
近年、若年・低年齢からの性行為開始や、不特定多数の性行為など、性行為の多様化によってウイルス性性感染症が増加しています。
このウイルス性性感染症の1つに、サイトメガロウイルス感染症が含まれています。

この聞き慣れないサイトメガロウイルス感染症とは、どんな影響を妊婦さん・赤ちゃん(胎児)へ与えるのでしょうか?
看護師をしていたママよりご紹介いただきますので、ご参照ください。

サイトメガロウイルスとは?

クエスチョンマーク
サイトメガロウイルスとは、名称の通り、ウイルスの一種による感染です。
大半の妊婦さんは、過去に及ぶ性行為から感染し、抗体をもっていると言われています。

性感染症の1つ

性感染症という病名の中で、サイトメガロウイルスによって発症するものです。
ウイルスが病原体となり、性行為を介してウイルスが体内に侵入し感染します。
また、性感染症でも、自覚症状があったり治療を必要としたりするものもあります。

国内女性の現状

我が国では、性行為の多様化に関連して、ほとんどの妊婦さんが妊娠前に感染しているので先天異常発生の報告は少ないと言われています。
しかし、抗体の無い妊婦さんが増えた時は、問題となる可能性がある感染症でもあります。

妊婦さんに出る症状は?

妊婦
大半の妊婦さんは、大事に至らない事が多く、妊娠継続が可能です。

症状が無い妊婦さんの場合

ほとんどが無症状です。
その為、妊娠期間中に罹っている事自体を知らずに、順調に妊娠を継続して赤ちゃんを育まれている妊婦さんがほとんどです。

症状が出た妊婦さんの場合

割合的には、感染した15%に発熱、咽頭炎、リンパ節腫脹、多発関節炎などの症状が現れています。
一般的な風邪と思われ、対症療法で様子を見ているうちに治って元通りの生活に戻られる方がほとんどです。

赤ちゃんへの影響は?

赤ちゃん
サイトメガロウイルスに初めて感染した妊婦さんの40%が、胎児にも感染を及ぼしています。
これは、胎盤を通じて感染を起こしている為です。

胎児への影響(妊娠期)

胎児に、子宮内胎内死亡を起こす時があります。

出生時・後の影響(分娩後)

赤ちゃんに小頭症、網脈絡膜炎、脳内石灰化、精神遅滞、低体重、肝秘腫大、黄疸、出血班などを起こす事があります。
こちらは、「胎児障害」と呼ばれるもので、感染した時期(妊娠週数)によって障害を生じる時と、生じない時があると言われています。

感染パターンは?

クエスチョンマーク
サイトメガロウイルスには3つの感染パターンがあります。
1つ目は、胎盤を介して胎児へ感染します。
2つ目は、分娩時に産道を通る事で感染します。
3つ目は、生まれた赤ちゃんに母乳を与える事で赤ちゃんへ感染します。

サイトメガロウイルス感染症は、「母子感染症」として、また感染によって異常をきたしやすいものとして、重要な感染症の1つとされています。

ウイルスに感染しないようにするための対策は?

疑問に思う女性
残念ながら、現在のところ、有効な治療・予防法は得られていない状態です。
母乳感染もある為、母乳育児に関しては医師・助産師の指示に従う事が優先されています。

まとめ

妊娠して初めてこのサイトメガロウイルスに感染してしまった時は、青ざめてしまうと思います。
しかし、担当医師や助産師に不安や質問等をよく相談されて、ご家族の皆さんを含め一緒に取り組んでみてはいかがでしょうか。

サイトメガロウイルスについて気になった際に、こちらの記事を参考にしていただけますと幸いです。

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