パニックになる前に…知っておきたい熱性けいれんについて

いつも元気でにこにこしている我が子が熱を出すととても心配になりますよね。そんな発熱時にみられる熱性けいれんをご存知でしょうか。6ヶ月から6歳までの乳幼児になりうる頻度の高い症状ですが、熱性けいれんをみたママやパパはとても不安になります。起こった時にパニックにならないよう症状や対処法を知っておきましょう。

熱性けいれんとは

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熱性けいれんとは、38℃以上熱が上がった時におこる痙攣のことです。ほとんどの場合2~3分で止まります。幼い時にだけにおきると言われており、20人に1人の確率でおきます。しかし、一度けいれんを起こすと、症状を繰り返す確率はぐっと上がります。

例外はありますが、脳の指令でおきる筋肉のふるえなので熱性けいれんをおこしているときは意識はありません。

他の症状としては、呼吸がとまる、唇が青紫になる、口から泡をふく、白目をむくなどがあります。

けいれんだと思っても、脳炎、脳出血、脳腫瘍、髄膜炎、てんかんなどの他の病気であることも稀にあります。

体験談

熱性けいれんを起こした前日は、38.0度程度でした。小児科を受診しましたが、風邪等の症状も無く機嫌もよかったので、処方された坐薬を使用せずに様子を見ることに。

翌日、熱がどんどん上がり、けいれんを起こす前の計測では、40度に達していました。すぐに救急車を呼びました。熱が上がっていたわりには機嫌がよく、これといった予兆がなかったように思います。

(1歳5カ月の頃 男の子のママ)

体験談

けいれんを起こした人を初めて見た私にもこれが「けいれん」ということだ!とわかるくらい、手足がこわばり全身がガクガクと揺れ目はうつろな様子でした。

熱性けいれんは両親からの遺伝であることがある聞きますが、私たちの場合は主人も私も熱性けいれんにはなったことがありません。

(1歳4か月の頃 女の子のママ)

熱性けいれんのとき「するべきこと」・「してはいけないこと」

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熱性けいれんの症状をみると、「このまま我が子は死んでしまうのではないか」と思い100%慌ててしまうでしょう。

けれど、熱性けいれんの場合は危険なものではないので、深呼吸をして落ち着いてから次のことに気をつけましょう。

●吐いたものをのどに詰まらせないように、顔を横に向ける
●けいれんの様子を詳しく観察してメモをとる(何分くらい続いたか、手のつっぱりや眼球の位置は左右対称だったか、おさまってからの様子、熱はいつから出ているかなど)

●身体をゆさぶったり叩いたりしない
●口の中に指やタオルを入れない

痙攣した後、すぐに痙攣前の状態に戻ったら大きな心配はいりませんので、夜中であれば翌朝受診するとよいでしょう。

こんな症状が出たら救急車を

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ほとんどの熱性けいれんは、見守るだけでも差し支えありません。
しかし、以下のような場合は救急要請が必要となります。

●けいれんが15分以上あった場合
●けいれんが治まっても意識がない場合
●24時間以内に2回以上けいれんを繰り返した場合
●左右差のあるけいれんの場合
●熱がないのにけいれんした場合

けいれんの治療法についてはかかりつけ医と相談するのが一番ですが、ママにとって一番気になること(薬の副作用はどうか、再発を防ぐことを優先したいかどうか)を伝えた上で、医師と十分に話をして納得した形で対処方法をとりましょう。

慌てないように、ママがすべきことを紙に書いて目に付くところに貼ったり、スマホに記録しておいたり、パパに伝えておくなどして、もしもに備えましょう。

体験談

元気にはしゃいでいたのに急に倒れ、白目をむきけいれんを起こしました。

その時、子供はラムネを食べていたのでラムネが詰まったのだと思いラムネをださせました。熱性けいれんだとはわからず、何もできずおろおろしていましたがその後、救急車を呼びました。

熱が出ていたことは病院で知りました。39℃あったと思います。

「熱性けいれん」と診断を受け、一週間ほど入院しました。

(3歳の頃 女の子のママ)

 
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