意外と知らない!?出産経験者に多い●●&●●の症状と治療法は??

恥ずかしがる女性
出産経験者に多いとされる、「膣脱」や「子宮脱」。
聞いたことがあるようでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

膣脱や子宮脱とは、どのような状態でどのような症状が出るのか、その影響や治療法についても知っておきましょう。

膣脱・子宮脱とは?

クエスチョンマーク
本来は骨盤内にある子宮などの臓器が、膣や膣口から出て来てしまっている状態のことです。

脱出する臓器は、子宮の他に膣や膀胱、小腸、直腸があり、それらが単独または複数同時に出ている状態で、総称して「性器脱」とも呼ばれます。
脱出の程度により、子宮の場合「子宮下垂」や「子宮脱」となります。

無自覚から自覚症状へ

お腹をおさえる女性
脱出の程度により、初めはほとんど自覚症状がありません。
それが、次第に下腹部の違和感となって表れます。

膣付近が引っ張られるような感覚や物が挟まったような違和感を覚え、膣口から何かに触れるようになります。
もっと進行すると、子宮などが完全に膣口から出てしまい、外陰部や下着と擦れて痛みや出血を伴うようになります。

このような症状になると、性行痛や排尿時の痛みもあり、傷口から細菌感染を起こす場合もあります。
その他、尿漏れや排尿障害が起きやすくなります。

治療法は?

考える女性
膣脱・子宮脱には薬物療法はありませんので、子宮摘出や温存法で治療します。

子宮摘出手術

下がって脱出している子宮を取り出すことで、排尿の悩みは改善されます。
その他の臓器が出ている場合も、子宮摘出後に周りの筋肉を補強することで臓器の位置が改善されます。

子宮温存

子宮は摘出せず、ペッサリーという器具を挿入して子宮を支えます。
子宮の下垂は改善されますが、おりものが増えたり異臭がすることもあります。
また、器具の挿入で膣粘膜を傷つけることもあり、出血や炎症を起こすことがありますので、定期的に診察を受けなければいけません。

予防法は?

指さしする女性
膣脱や子宮脱になっても症状が軽ければ日常生活に支障はありませんが、自覚症状が無いからこそ、普段から気を付けて膣脱や子宮脱にならないよう、軽度な症状で済むように心がけましょう。
妊娠出産によって骨盤が開きやすいので、産褥体操をすることも予防になります。

また、女性は筋肉量が元々少なく、加齢に伴ってさらに骨盤周りの筋肉が弱まり尿漏れを起こしやすくなりますので、意識して骨盤周りの筋肉を鍛えるようにします。
排尿時に意識して一度排尿を止めるように、膣や肛門付近を引き締めるなどの動作で筋肉を使うことができます。

妊娠期の場合は?

妊婦
妊娠しているときにも、まれに膣脱や子宮脱になることもあります。

ゆるんだ膣口から細菌感染すれば、早産や流産の危険があります。
そのため、妊娠中期までは感染防止の膣洗浄を行うなどします。

妊娠後期では、大きくなったお腹で膣口にも圧力がかかりやすいので、安静に気を付けましょう。
出産に関しても、帝王切開を選択する場合もあります。

まとめ

膣脱・子宮脱は、無自覚から症状が進み、痛みを伴って発覚することが多くあります。

経産婦に多いとされますが、妊娠中にも起こりうる症状です。
痛みを我慢しても症状が悪化していきますので、違和感を覚えたら、産婦人科へ早めに受診することと、治療法を相談することが望ましいのです。

いかがでしたでしょうか。
参考にしていただけますと、幸いです。

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