甘く見てはいけない「おたふくかぜ」 – ワクチンで予防できる唯一の後天性感音難聴

赤ちゃん

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が地域によっては今年やや流行しており、例年より多めの感染となっています。

実際に5才の娘さんがおたふくかぜにかかったご家庭の体験談をご紹介します。

予防接種はうけているのになぜ?

赤ちゃん
どこでうつってきたのか分かりませんがおたふくかぜの潜伏期間はやや長めの2~3週間。

昼間、普通に遊んでいたのに帰宅してから「耳の下が痛い」と言い、素人でも耳の下が腫れているのが分かりました。

「おたふくかぜ」といえば予防接種のリストに入っていたような、、、役所から届く予防接種のお知らせには従っているはずなのになぜ?と母子手帳を出してみると、おたふくかぜの予防接種、1回しか受けていませんでした。どうも2回必要で、おたふくかぜは任意の予防接種でした。

おたふくかぜの後遺症、ムンプス難聴

赤ちゃんの耳
娘が罹ったおたふくかぜは、症状そのものは大変ではなく、耳の下が痛いというので、固いものを食べないようにして家で過ごすだけで治りました。

他の子にうつるので外出はできません。

娘はピアノを習い始めて2年目で、まあまあ一生懸命やっていたので、音楽の仕事に就くほどではないにしてもそこそこ弾けそうだと思っていました。

ですから、私は、おたふくかぜの後遺症であるムンプス難聴が気になって気になって、毎日耳元で小さな音を出して「聞こえる?」と確認して過ごしました。

おたふくかぜの後遺症であるムンプス難聴は1万5000人~1万8000人に1人と言われていますが、実は片耳だけ聞こえなくなっている場合、生活に支障がない場合が多く、難聴に気づくのが遅れることがあるのだそうです。

NIID国立感染症研究所のホームページによると、そのような難聴はあとで気づくので原因不明とされるのだそうです。そういった難聴もムンプス難聴である可能性があると考えると100~500人に1人以上がおたふくかぜによる難聴を発症している可能性があると指摘しています。

私もかかりつけの耳鼻科で診てもらったのですが、「おたふくかぜ」にかかってしまってからでは、難聴は防げない。一般的な急性の難聴は48時間以内の投薬で治ることもあると言われているけれど、おたふくかぜの難聴はその薬が効かないとのことでした。

おたふくかぜの予防接種、何回受けているか確認を

母子手帳
私自身は普段、予防接種は最低限にしたいと考えていて、あまり人には勧めたくない派です。

でも、おたふくかぜが2回の予防接種が必要なこと、おたふくかぜによる難聴の発症件数は報告されているよりも多いかもしれないということは、重要なことのわりには、あまり知られていないと感じました。

お子さんの耳を守ってあげたいと思われる保護者の方は、この機会におたふくかぜの予防接種を受けたかどうか、確認してみてください。

原稿協力 K子ママ

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