子どもの『遠視』は早期発見、早期治療を。成長段階に合わせた対応が可能に。

子供は具合が悪くても上手に自分の症状を伝えることができません。

風邪であれば熱や咳が出たりするため、親が気付くことができますが、目に見える症状がなければ発見が遅れてしまうことが多いでしょう。

特に子供の「眼」における病気は、なかなか見つけにくく、親が自ら知識を持ち、日常的に気をつけて観察する必要があると言われています。

今回は、早期発見が重要だとされている「子供の遠視」について着目し、その症状や治療法について解説したいと思います。

1.遠視とは?

子供

遠視と言うと、「遠くが良く見える“よい眼”」と思われがちですが、実はそうではありません。本当は遠くにも近くにも眼のピントが合っていない状態だとされています。

しかし眼には水晶体による「調節機能」が備わっているため、若い頃は遠くも近くも見ることができます。

特に幼い子供の場合この調節力が大きいため、遠視があっても不自由することがありません。また生まれたときから視力の悪い子供の場合、それが当たり前と思って生活しているため、自分から「見えない」と言い出だすことがないため、発見が遅れることとなります。

遠視は弱視の要因にもなることから、早期発見による適切な管理を行うことが必要です。そのため、その症状についての周知がとても重要だとされています。

2.遠視の症状

それでは、子供が遠視だった場合、どのような症状が見られるのでしょうか?

上記に述べたとおり、子供は遠視でも水晶体の調整力が強いため、症状が現れにくいといわれています。

しかし、眼のピントを合わせようとして水晶体を厚くする努力をするため、疲れやすく集中力に欠けることが多いと言われています。

以下のような症状がある場合は、遠視の可能性があると言えるでしょう。

・眼が疲れやすい
・落ち着きがない
・飽きっぽい
・時々、見えにくそうにする
・内斜視(寄り目)になる

3.遠視による弊害

また、遠視は弱視の要因になるとされていますがそれはどうしてなのでしょうか?

人間の視力は、生まれた直後はまだぼんやりとしか見えておらず、生後1・2ヶ月の頃で0.01~0.02位だと言われています。

しかし、物を見ることで網膜の中心部が刺激され、視力が育ち、8歳の頃までにほぼ完成するとされています。

しかし、この視力が発達する大切な時期に“ピントを合わせて鮮明に物を見る”ことを行わないと、視力が充分に発達せず後に弱視の要因となります。

そのため、遠視の治療はなるべく早い段階で行うことが重要だとされています。

4.遠視の治療法

メガネ
子供の遠視は、3歳児健診の視力検査で見つかることが多いようです。

しかし、上記の通り症状が現れにくいことから、親が日常的に子供の様子を観察することが非常に重要となるでしょう。

子供に遠視の症状が見られた場合は、まず眼科にて視力検査を行います。

そして、遠視の診断が出た場合は、眼鏡処方が一般的です。

小さな子供にメガネをかけさせるのは可哀想だと思われることでしょう。また、子ども自身も嫌がるかも知れません。しかし、将来のためにもきちんと治療を行うことが大切となりますので、辛抱強く言い聞かせることが重要となります。

眼鏡処方の目的は、きちんと網膜を刺激し、視力を育てることにあります。

そのため、試用するのは通常大人が使用しているメガネとは異なり、医療用メガネということになります。

医療用メガネにより常に正しい位置で眼のピントを合わせることで、眼の機能を発達させ、遠視の治療をしていきます。

治療が進めば、将来的にメガネを外すことも可能です。

5.まとめ

以上のように子供の遠視について解説しましたが如何でしたでしょうか?

なかなか気付きにくい子供の「眼」の症状。しかし、遠視は弱視の要因にもなることから早期発見が重要な眼の症状だと言われています。

是非上記を参考に、子供の動作を今一度確認してみてはいかがでしょう。

そして、何か「あれ?」と思うところがあれば、すぐに眼科医に相談することをおススメします。
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