なかなか治らない耳切れ!!悪化させるのは普段の●●が原因かも!?

赤ちゃんの耳

耳切れの原因・症状は?

耳切れの原因は乾燥、洋服などの刺激、雑菌繁殖などが原因だそうです。
初めの症状は、耳たぶの下がひび割れて細い線が入って赤くなり、徐々にその赤みが増し範囲が広がり線が厚くなっていきます。
そして、悪化すると痒みが発生し掻くことによりさらに悪化していき、最終的には出血したり、滲出性の液体が出たりします。
さらに症状増悪すると化膿して膿むという状態になってしまします。

でが、耳切れを軽減・改善するにはどうしたらいいでしょうか?

毎食後、汚れを拭き取る

耳切れ、肌荒れの原因の一つとしてあげられるのが雑菌の繁殖です。
食事やおやつ、起床後、何かに触れて汚れた場合、ガーゼハンカチを濡らし汚れを抑え拭いてあげましょう。
この時、汚れているからと強く拭いたり、ゴシゴシと擦ったりしてはいけません。
刺激となり、痒みや発赤、腫脹、亀裂が悪化してしまいます。

優しく丁寧に、抑え拭きする事によって耳切れの二次的な悪化を防ぎ、確実に汚れを拭き取る事ができます。
また、赤ちゃんも抑え拭きの実施は嫌がらない・嫌がっても徐々に慣れてくれ、協力が得られていきます。
外出後も拭き取ると効果的です。

これは、耳きれを防ぐだけでなく、顔周りや口周りの肌荒れを防ぐのにも効果的なので、お子さんの肌をきれいに保つために常に清潔を心がけましょう。

耳切れの時に処方されるお薬はどんなもの?

耳切れの時は、少し赤くなっている程度だとプレドニゾロン軟膏やロコイド軟膏のような顔にも塗っても大丈夫なステロイド軟膏が出ます。

グジュグジュに汁が出てくるほど炎症がひどくなった場合は、傷口に塗っても大丈夫な抗菌剤が入ったリンデロンVG軟膏のようなステロイド軟膏が出ます。

ステロイドには抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、軟膏による色素沈着については、塗った後に長時間紫外線に当たらないようにする事で防ぐことが出来ると言われていますので安心してください。

耳切れの時は?軟膏の塗り方

小児科や皮膚科を受診し、軟膏治療している場合は、塗る前に耳をキレイに拭いてから軟膏を塗布します。

お母さんの手指がキレイでないと薬効効果が薄れ、意味がありません。この為、お母さんがハンドソープ等で手指を十分に洗ってから、軟膏塗布する必要があります。

また、耳切れは表面(顔表面・見える部分)のみに塗布しても効果が薄れてしまいます。効果を十分に発揮する為には耳の後ろ側(首側)も塗ってあげて下さい。

雑菌繁殖する際に、殺菌繁殖を抑制し耳切れの修復・改善の効果が非常に高く得られます。

衣類・帽子、寝具類の汚れが耳切れの原因になることも

基本となりますが、って炎症を起こしている耳切れに、汚れは天敵となります。
この為、適時に洗濯して清潔・キレイを保持し、刺激を回避します。

また、衣類の着脱の際に耳を触らないように優しくゆっくり着脱を行います。
ハイネックやぴったりサイズの衣類で、耳を擦らないように気をつけて下さい。
耳切れによって、プラプラした状態のところへ擦るという動作は痛み以外に亀裂を生じたり、新たな亀裂を起こしてしまったりする原因となります。

洋服の着脱は耳切れを悪化させる最大の原因となるので気をつけましょう!

必ず1日1回、入浴をする

入浴は母子間(親子間)のスキンシップや愛着形成を促進させ、心身の安定・満足感を充足する働きをもっています。
同時に、全身の清潔が図れる事で、二次感染予防、皮膚トラブルの減少・回避の効果もあります。

耳切れだけではなく、身体の垢、汗、代謝時の汚れ、分泌物が身体の全身に付着しています。
赤ちゃんが無意識・痒さや何らかの感触から身体を触り、その触った手で耳切れを触って、耳切れの悪化があります。
この場合、耳のみをキレイにしても効果が得られないので、全身の清潔に努める事で耳切れを触っても二次的な悪化を防止する事が可能になります。

発熱等、入浴が困難な場合、シャワーや清拭、部分浴清拭を実施して保清を図りましょう。

保湿を保つ

軟膏塗布がメインの時は、保湿が不可能な時もありますが、軽快・回復している時は、拭いた後や入浴後にローションや保湿クリームを塗って、肌の水分蒸発・乾燥を防ぎ、保湿を保ちす。
この事で、乾燥によるひび割れ・亀裂が防げ、耳切れへ発展する事が回避できますよ。

「アトピー」と「耳切れ」の関係は?

耳切れがあるからといってすぐさま「アトピー」だと関連付けることはできませんが、耳切れのほかに「肘」「膝」の裏側にも同様の皮膚炎が見られる場合は、アトピーの可能性を考えることが無難です。

そして、アトピーによる耳切れの場合、考えられる要因は「耳の脂濡性湿疹」、「よだれ、汗、涙によるかぶれ」「石鹸によるかぶれ」、そして「乾燥」です。

そのため、アトピーによる耳切れの場合でも、上記の通り、「清潔に保つ」「保湿する」ことで、耳切れを改善できるといえるでしょう。

また、アトピーの子供の場合、皮膚が弱い傾向にありますので、入浴剤や洗濯石鹸は刺激が少ないものを選んであげてください。

セカンドピニオン

基本的には耳切れにはステロイド軟膏がよく処方されますが、耳切れの具合や肌質により保湿剤や非ステロイド性の軟膏が出される場合もあります。なかなか良くならない、ステロイド軟膏をなるべく使わずに治したい場合は、確認(赤ちゃんの病状)の意味で、セカンドピニオンをおすすめします。

行きつけ・かかりつけ医の処方も適切ですが、小児科から皮膚科に変えるなどだけでも、処方薬が変わる事があります。

早く耳切れを治してやることにより炎症による色素沈着も防ぐこともできます。また、保湿剤とステロイド剤を併用することで皮膚の負担が少なくなる等のメリットがあります。

医師によっては、使用する薬も違いますし、治療への考え方も違うため、何か不安に思うことがあれば病院を変えていろんな考え方を聞いてみることも赤ちゃんにとってもお母さんにとってもよい方法だと思います。
一番納得のいく方法で治していきましょう。

子供のお肌はとてもデリケートなもの。
悩んでいるママも多いのではないでしょうか?
けれど、肌トラブルは普段のちょっとした気遣いで改善できるものもあるので是非試してみてくださいね。


(2015年12月8日公開)
(2017年4月18日薬剤師の指導を受けて更新)

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