できることならお会いしてお礼を言いたい…ある育児ママの3.11

下校時間

2011.3.11みなさんはどこで何をされていましたか?

小さなお子さんを抱えたママさんたちはさぞかし不安な時間を過ごされたことでしょう。

面識もないある男性に助けられたママと男の子の体験談です。

どうすれば良いか分からず、立ち尽くしていたという息子

我が家は山形県にあります。
上の子が男の子で、小学校1年生でした。

入学したてのころは1人で下校するのもドキドキハラハラでしたが、その頃は3学期にも入り1人で下校、1人でお友達だけで公園で遊んでくることもあるほど成長していました。

私は働いていましたので、子供は放課後、学童保育所に通っていました。
小学校から歩いて20分ほどのところに学童保育所があり、子供たちは集団下校しながら学童保育所に向かっていた途中で地震に遭いました。

道端で激しい揺れを感じて、恐怖で泣き出すお友達もいたようで、子供たちは軽くパニック状態になったそうです。

うちの子供は、下校班の班長でしたので、子供ながらにお友達を守らなければと思ったそうなのですが、どうすれば良いか分からず立ち尽くしていたそうです。

それを見た近所のおじさんが安全なところへ避難させてくれたようで、気持ちが落ち着いたと言っていました。

後で息子に聞いてみても、その方は面識のないおじさのようでした。

学童保育所までずっと着いてきてくれ、送り届けてくれたそうです。

その後、学童保育所の先生方が急いで迎えに来てくれて合流、余震が続く中、無事学童保育所へたどり着くことができました。

私は子供が心配で、学童保育所へ電話しましたが案の定通じず、即、仕事を投げ出して(仕事どころではありませんでしたが)学童保育所へ迎えに行き、会社へつれて戻りました。

シングルマザーでしたので、本当に理解のある会社で助かったのを覚えています。

その夜は電気が止まってしまったので、暗い中、家族全員で川の字になって寝ました。

あの時の親切なおじさん、どこにお住まいの方かも分からずお礼も言えずにいます。

できることならお会いしてお礼を言いたいと思っています。

震災の日を振り返って

小学校は携帯電話持ち込み出来ないので一歩学校を出てしまうと連絡がとれなくなってしまいますから、本当に心配です。

子供にさせておいた方が良い備えとして、やはり保護者の連絡先はランドセルに入れておくべきだと思います

震災時は携帯電話、固定電話等全く役に立ちませんので、それも意味をなさないかもしれない、という前提であっても「もしもの場合」を考えておいた方がいいですね。

大変なときに立ち尽くしていた子供たちを誘導した男性の行動は見習いたいと思います。

育児をしていると、思わぬ親切に会うこともあります。お礼も言えない事ってありますよね。

伝えることもできない感謝の気持ち、親切に替えて社会に返していきたいですね。

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