息子を笑う人もいる。でもこの子は私の誇り

赤ちゃんとお母さんの手

私の子供は生まれつき、両足内反足という障害があります。

足首が内側を向いて常につま先立ちの状態で踵(かかと)が地につきません。

ギブスをした赤ちゃんに授乳

生まれて1ヶ月、早いほうがいいからと専門の病院を紹介してもらい、週1回の通院日を除き石膏ギブスをはめて生活することになりました。

ギブスそのものがとても重く、授乳するのも大変でした。

通院日前日はギブスを蒸しタオルで柔らかくしてから、ちょっとずつハサミで切っていくという重労働も強いられましたが、ギブスを外した時しか風呂に入れられないので頑張るしかありませんでした。

風呂に入る頻度が少ないのでいつまでたっても風呂に慣れてくれずいつもギャン泣きしました。それを近所の人に虐待していると思われ警察を呼ばれたこともありました。

寝返りがうてない時期を乗り越えて

ギブス生活も4ヶ月ほどで終わり、リハビリ通院と日中はデニスブラウンという装具をつけての生活となりました。

リハビリでは療法士による徒手矯正が行われ、痛いはずの我が子だったがひたすら耐えていて、療法士さんに褒められました。

装具は夜寝るときにもつけたままでいなくてはならず、寝返りがうてないので夜泣きが激しくなり私も寝不足になりました。

それでも無理やり寝返りしようとして、装具が外れたり、装具の金属部分が当たって流血することもありました。

手術をして数カ月、成長を感じる日

1歳近くになり周りの月齢が近い子はもう歩けていたころ、うちの子はやはり歩けませんでした。

少し複雑な手術をして数カ月またギブスをはめての生活を経て、1歳半頃にようやく歩けるようになりました。

歩けるようになってもまだまだ足首は内向きで、よく足がもつれてこけることがありましたが、痛みを堪えてすぐに立ち上がる我が子を見て成長を実感しました。

今3歳。

ちょっと不格好に走る我が子を見て笑う人もいるけれど、私はとても誇らしく思う。リハビリの痛み、手術の痛み、ギブスや装具の不便さに耐えてきたからこそ歩いたり走ったりできるのだから。

これは紛れもなく、障害を持つ我が子がひたむきにやってきた成果なのだから。

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