1人で子育てしていた私を救ってくれたのは

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[こそだて体験談|二人目育児の大変さで引きこもりがちに]

長女が1歳1ヶ月の時に次女が生まれました。
ほとんど手が掛からなかった長女とは真逆で、とてもよく泣く子でした。

手が掛からないと言っても長女もまだ1歳。
何をするにも大人の手が必要な時期でした。


長女の着替え、食事、お風呂、何をしている時も泣いている次女。
首が座ると、抱っこ紐を使っていつも抱っこかおんぶの生活になりました。
手を離せるのは本当に機嫌がいい少しの間だけ。
日中2人が同時に寝てくれるなんて奇跡的なことはほとんどなく、息をつく間もないまま1日を終えるのが当たり前でした。

夫は始発で出勤し終電で帰宅。
実家は遠く離れていたし、ずっと1人で子育てしているような毎日。
夫や両親がいてくれても、人見知りがひどかった次女は私の抱っこじゃないと泣き止みませんでした。

そんな状態の中、1人で2人を連れて出かける気力なんてあるわけもなく。
せいぜい家の向かいにあった公園か近所のスーパーへ買い物に行く程度。
段々人との縁も疎遠になり、外の世界から切り離されたような感覚に陥っていました。

泣いている娘にイライラすることも増えていた私。
そんな私を見かねて友人が子育てしながらでも働ける職場を紹介すると言ってくれたのです。
子どもたちが小さかったこともあり、周囲からは反対されました。
それでも、このまま子どもたちと3人家に閉じこもっていたらいけない気がした私。
長女1歳7ヶ月、次女6ヶ月の時に働きに出ることを決めました。
託児所が併設された職場で、1日4時間程度の仕事でした。

風の強い日も雨の降る日も、次女をおんぶして長女を自転車のチャイルドシートに乗せての通勤。
子どもたちの昼食は持参だったので、毎日朝食と一緒にお弁当も作りました。

決して楽な環境だったわけではありません。
でも職場の先輩ママさんたちに話を聞いてもらえるようになり、1人で子育てをしているという気持ちが薄れていきました。

仕事を始めて、する事は増えたのに心にはゆとりを持てるように。
次第に子どもたちにも笑顔が増えました。
今思うと、泣いてばかりいた次女は私の不安や孤独を一番に感じていたのかもしれません。

虐待のニュースを耳にするたびに思うのです。
あのまま閉じこもっていたら、私も娘に手を上げていたかもしれないと。

1人で子育てしないでと言葉で言うのは簡単でも、実際は難しいものです。
仕事という形で外の世界との繋がりを持たせてくれた友人にとても感謝しています。

(取材協力:Ayaさん)

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