懐かしのイチゴ事件、子供たちの成長をふりかえって思うこと

[こそだて体験談|この子の姿が、私の子育ての答え]

お子さんがもう大きくなった、というママさんから、思い出のエピソードをお聞きしました。

イチゴ

高校時代からの友人と、友人の子供たちと一緒におしゃべりしていてふと話題に上った懐かしい「イチゴ事件」。

子供たちと言っても、もう大人なのですが(笑)友人がふと、

「この子がまだ小さい時に、人からもらい物はしたらあかんよ。と教えたことがあって、その時は、お菓子でつられて誘拐とかされたら困るわ、と思ったんやけど」

と語り始めました。

話によると、顔見知りのおばさんが、友人の息子にお菓子をあげようとしたら、息子が断り、しまいには、背中に両手を回して「絶対にいらん」と言って、走っていったそうです。

それで、近所のおばさんに、「あんたの子はホンマ可愛げがない」と言われたんだとか。

「この子は私の教えを守ったんやけど、考えてみたら、素直に貰わへん子供は、可愛いないわな」と友人。

一方、私の娘は不思議そうに「あげるって差し出されたら、遠慮なくもらい。いらん物でも、あとで、捨てたらいいんやし、有難うっていうて、もらうんよ、と、教えられてたけど」と振り返る。

30歳の娘の話をきいて、私はイチゴ事件を思い出しました。

娘がまだ小さい頃、一人で歩いていると、おばあさんが声をかけてきたそうです。

「イチゴ作っても食べきれへんから、取っていき」と畑のイチゴを取らせえてくれたそうで、娘はスカートに一杯のイチゴをもって帰ってきたのです。

当時私は、絶対どこかの畑から、好物のイチゴをとってきたんやわ、と思わず「どこで、盗んできたん?」と聞いてしまったのです。

すると、娘は「おばあちゃんが、全部もって行きって言わはった。お礼は言ったよ」

と、無邪気に答えるのです。

スカートは潰れたイチゴの汁で、真っ赤になってるし、なにより、お礼を言いにいくにも、どの家かわからへんし、祖母と困り果てたものです。

私の娘「あのあと、祖母ちゃんに、物事には限度があるんよって、言われたわ」

友人「そうやな。子供に教えるの難しいな、って、いまでも思うわ。親としては、子供のために、色々考えてるけど、子供は、その言葉そのままを守るもんな。ホンマ、言葉は難しいし、子育ては難しいな」

私の子育ては、振り返ってみれば自由でおおらかに出来たようです。とくに上の子は1歳未満の時に救急車で運ばれ生死の境をさまよい、6年生になっても、検査で病院を離れることができませんでした。ですから、生きていればいい、好きに生きて、人を思いやれる心さえあれば、それ以上に望むものはなかったのです。

私の子は細かいことは気にせず、精神的にタフだと思います。

「お礼は言ったよ」と堂々とイチゴを頬張っていた小さかった娘も頼もしい大人に成長しました。この子の姿が、私の子育ての答えなのだ、と感じています。

(取材協力:たかのきしさん)


Ad:不要になった化粧品は当店にお売りください☆開封済☆サンプル☆高価買取♪

この記事が気に入ったら
いいね!してね!

最新情報をお届けします