「母親のつらさ」を味わわずに済む?これ、試してみてみる価値あるかも

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妊娠中に「母ではなくて、親になる」ということだけは決めたという作家の山崎ナオコーラ氏。

母親だから、と気負わないで過ごせば、世間で言われている「母親のつらさ」というものを案外味わわずに済む。と考えたそうです。なるほどと納得してしまいますね。

そこで今日は、著書「母ではなくて、親になる」から、ナオコーラさん流の育児の言葉をピックアップし、社会の「思い込み育児」から抜け出して、心をラクにするという試みにアプローチしたいと思います。

著作はそこまでは言っていないという部分もあるかもしれませんが、印象的だった部分を編集部の解釈を交えてご紹介させていただきます。

我慢はしない

生後一か月の時人に会う必要もあって、ご主人に赤ちゃんを預けて美容院に行ったというナオコーラさん

美容を我慢したところで、自己犠牲の気分に酔えるだけのことだ。

「母ではなくて、親になる」山崎ナオコーラ から引用

自己犠牲も積み重なると「私がこんなに頑張ってるのに…」と怒りが爆発するかもしれないと心得て、我慢はしない、と心に決めるのがおすすめです。

体質を見極めてから無理をする

一般に人はロングスリーパーとショートスリーパーがいるそうです。文字通りたっぷり眠った方がいい人とそうでない人です。

他の人も頑張っているから、、子供の為を思って、、とやみくもに睡眠時間を削るのではなく、自分やパートナーのタイプ・仕事への影響などを考慮して時間の配分を行うとよいようです。

できる事柄と時間をきちんと洗い出して、母親だから・女だからということにあまり囚われずに役割を分担しているスタイルを実行されていました。

自分の為、OK!

エッセイによると、ベビーカーで入れる美術館に行ったり、赤ちゃんOKのコンサートに行ったりしたそうです。

本物に早く触れさせて、、、と赤ちゃんの為を思うのは、もちろん素晴らしいことなのですが、本来、芸術や文化は人の心を癒して豊かにしてくれるものです。

ナオコーラさんも「実は私が見たかった(聞きたかった)」と書いています。そのくらいの気持ちで楽しむのが良いかもしれませんね。

子供がいじめられるかも?という不安の真意を考える

変わった名前をつけると、あるいは、変わったものを選ぶと、子供がいじめられるのではないか?と心配になってしまうこと、あるかもしれません。

でもそれって「変わっているといじめられる」という間違った考えを肯定してしまっていることになりますよ、と指摘しています。

親がそんな風に考えれば自然と子供にも伝わってしまうもの。子供たちの生きる時代が自由でいじめのない社会となるように、私たちも「変わっている=いじめられる」から「変わっている=多様性」と感じられるようにしてみましょう。

でもそれと子育てがラクになることとどう関係があるの?と思うかもしれませんが、多様性を認めることで、自分のことも認めることができて、自信をもって育児をすることにつながる…理想論かもしれませんが、そんなおおらかな育児を目ざせるのではないでしょうか。

「迷惑をかけない」という言葉に固執しない

赤ちゃんが8ヶ月の時、赤ちゃん連れで東京から福岡まで新幹線に乗ったそうです。

その間中「申し訳ない」という顔をして恐縮して過ごしたそうです。でも老若男女を問わず、皆さんが赤ちゃんに優しくしてくれたそうです。

そろそろ「人様に迷惑をかけないように」と縮こまってばかりいるのではなく、病気の人、子育て中の人、介護をしている人だって、みんなで助け合いながら、色んな人が仕事や社会参加が出来る、、そうゆう時代が近づいてきている、とのこと。

親切は「申し訳ない」ではなく「ありがとう」で受け止める。そして、次の機会に親切・助け合いを社会に返せばいいのかもしれません。

育児の主役を夫に譲ってみる

話は産科からの退院にもどるのですが、一般的に退院は女性が赤ちゃんを抱っこし、ご主人が荷物を抱えていくそうです。

さながら、主役女優とお付きの方のような光景ですが、ナオコーラさんは逆、旦那さんがとても嬉しそうに赤ちゃんを抱っこして退院したそうです。

この逆転はこの先も徹底していて、沐浴などのあかちゃんの世話から、ご主人のご両親が遊びに来てくれた時に料理をふるまうホスト役まで、いろいろな場面でご主人を主役にしていて、ご主人はとても楽しそうに育児や家事をしていたそうです。(日中、長時間赤ちゃんと過ごしているのは母親であるナオコーラさんです)

女性が、「男性も育児をするべきだ。でも、育児の主人公は私のままだ。周囲からは、私の育児を褒めてもらう ―略― 私がメインで行う育児を手伝ってもらいたい。子どもをどんな風に育てるかは私が決めるし、子育ての晴れ舞台には私が出る」と思っているとしたら、虫が良すぎる

「母ではなくて、親になる」山崎ナオコーラ から引用

旦那さんに手伝ってもらうのではなく、親だから子育てをするのが当たり前、育児の幸せな部分を母親だけで独り占めせずに、二人で幸せを分かち合えば「パパが子供の面倒を見ない」と不満に思うことも減らせるかもしれません。

いかがでしたか?

かなり独自の解釈もありますが、著書「母ではなくて、親になる」をヒントに作成させていただきました。

育児や子育てを良い機会と捉えて、これまでの社会の思い込みから解放されて、もっと自由で自信のある自分になりたいですね。

ご紹介した本

実際の本は全然、説教臭くないですよ。
妊娠・出産を経て生後1歳までのお子さんの様子や、出来事、思ったことなどが正直につづられた本です。              

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