食事のお困りごと、2位は『食べるのに時間がかかる』、1位は『○○○食べ』で2歳児ママの4割が困っている!?

子育てをしているお母さんにとって、育児の悩みとは深刻なものです。

乳幼児の子育てにおいて「食」の悩みは深刻で、約8割の保護者が子供の食事について悩みを抱えているというデータもあります。

その中でも厚生労働省のデータによると「子供の食事について困っていること」は2歳~3歳未満では「遊び食べをする」と回答した保護者の割合が41.8%と最も高く、次いで「食べるのに時間がかかる」と回答した保護者の割合が、約30%を占めました。

そこで今回は、そんな「食」の悩みの中でも特に多い『遊び食べ』に焦点をあて、遊び食べの大切さを知ると共に、対策についても考えてみたいと思います。

1. 遊び食べの大切さ


「遊び食べ」は、親にとってはとても悩ましいものです。

食べ物を手で握りつぶし、時には投げる。洋服も床もテーブルもご飯まみれになり、掃除も洗濯も大変。

しかし、子供が「遊び食べ」をするのは、成長の過程では当たり前のことであり、また「遊び食べ」を経験することは、とても重要なことだとも考えられているのです。

というのも、子供は、手や口を使って物の感触を覚えていきます。どれくらいの硬さの物をどのくらいの力で握ればつぶせるのか? 野菜やご飯はどんな感触をしているのか? 温かい物とつめたいものの温度はどう違うのか? そういった1つ1つのことを、子供は手と口を使い、経験として学んでいきます。

そのため「遊び食べ」を、部屋が汚れる、食事を無駄にしている、などの理由でやめさせることは、子供の学習の場を取り上げることでもあるのです。

また、親にとっては食事を無駄にしているように見える行動であっても、子供にとっては「食事を楽しんでいる=食事を大切にしている」と言う意味を持っているともいえ、好奇心が満たされれば次第に遊ぶことをやめるようになるとも言えるでしょう。

2. 遊び食べには2種類ある

ラーメンを食べる幼児
このように、「遊び食べ」は子供にとって、とても重要な意味を持つ行動であることがお分かりになるかと思います。

しかし、だからといって「遊び食べ」を常に放置し、やらせ続けるのが良いというわけではありません。

そして、「遊び食べ」には2種類あることも周知しておくべきだといえるでしょう。

まず、子供が手や口を使い、食べ物の感触を学んでいる場合、これは大切な「遊び食べ」だと言えます。

しかし、食べ物を口に入れるのではなく、ただぐちゃぐちゃと握りつぶして遊んでいる、時には投げる。食事が始まってから15分以上もやり続けている場合、これは「ただ食べ物で遊んでいる」だけであり、止めさせたほうが良いといえます。

3. 遊び食べをする年齢

それでは、子供はいつまで「遊び食べ」をするのでしょうか?

厚生労働省のデータでは、2~3歳が41.8%、3~4歳が27.4%、4~5歳が23.2%、5歳以上が14.4と報告されており、年齢とともに「遊び食べ」をする子が減少する傾向にあるといわれています。

ある程度の月齢になっても「遊び食べ」をしている場合、嫌いなものはいつまでも口に入れない、食事中に歩き回る、玩具で遊びながら食べるなど、本来持っている「遊び食べ」の意味とは異なった別の問題であるともいえるでしょう。

4. 遊び食べの対処法

家族揃った朝食

それでは、子供の「遊び食べ」をやめさせるためにはどのように対処すればよいのでしょうか?

まず、「遊び食べ」が本来持つ「遊びながら学ぶ」物である場合、これはやめさせるのではなく、ゆったりとした気持ちで見守ってあげるべきといえるでしょう。

そして、「にんじんさん、軟らかいね」「キュウリはこりこりしているね」などと、子供の理解を即すよう、親が自ら学習の場を提供してあげるべきだとも考えられます。

しかし、これが「いつまでも遊び続けている」「ご飯を玩具にしている」と思える行動に移るのであれば、「ご飯は大切にしようね」「ぐちゃぐちゃにしたら、美味しくなくなっちゃうよ」などと声をかけ、やめさせる方向に導いてあげると良いでしょう。

なお、具体的な方法としては、以下のことを試してみると良いでしょう。

① 食事の前に部屋を片付けさせる

食事の時間をきちんと認識させるためにも、食事前には部屋を片付けさせると良いでしょう。子供は気の散りやすい生き物です。視界に玩具が入れば、遊びたくなってしまうことでしょう。

そういった意味でも、部屋を綺麗にすること。テレビは消すこと。など食事の前の準備はきちんとすると良いでしょう。

② お腹をすかせる

お腹が一杯の状態では、食事に専念することが出来ません。そのため「遊び食べ」を止めない子には、おやつは少なめにし、お腹をすかせた状態で食事を採らせるようにすると良いでしょう。

③ 歩き回ったら、食事は終了

ある程度の月齢が行った子であれば、「遊び始めたら食事はおしまい」と教えると良いでしょう。

食事は食事。遊びは遊び。と、けじめを付けさせることが大切です。

5. まとめ

以上のように子供の遊び食べについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

子供にとって「遊び食べ」とは重要であること、月齢が進むにつれ次第にやめることがお分かりになったことと思います。

「遊び食べ」の持つ本来の意味をきちんと理解し、子供を大らかな気持ちで見守ってあげると良いでしょう。

また、ある程度の月齢が経っているのであれば、「食事」のマナーを教えることで、「遊び食べ」を対処することをおススメします。

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