IT企業の社長に聞いた!企業の成長には「女性」がカギ!!

IT企業社長対談 今中啓輔 株式会社ディーネット・テクノロジー 山口義徳 インフォニア株式会社

近年、政府の成長戦略で中核となっている「女性の活躍推進」。
「待機児童の解消」「女性の職場復帰・再就職の支援」「女性の役員・管理職の増加」など、政府の政策は形になりつつあり、出産後も仕事を辞めずに仕事を続ける女性も徐々に増えてきました。

では、実際、妊娠中の女性、出産後復職した女性を受け入れる側の企業の実態はどうなのでしょうか?
今回は、拘束時間が長くハード。と思われがちなITベンチャー企業の社長に、「女性の働き方・会社で行っている女性支援」についてお話を伺いました!

プロフィール
  • インフォニア株式会社代表取締役社長 山口義徳

    インフォニア株式会社
    代表取締役社長 山口義徳

    子ある日和をはじめとする各種情報提供サービス、広告代理事業を展開。社長自らメディアを立ち上げ企画推進を行う。

  • 株式会社ディーネット・テクノロジー代表取締役社長 今中啓輔

    株式会社ディーネット・テクノロジー
    代表取締役社長 今中啓輔

    Webシステム開発事業をはじめ、付帯するWebマーケティング事業、Webコンサルティング事業を展開。自身は2児のパパ。

進行:子ある日和 編集部


「女性が活躍」することで企業にもたらすメリットをどのように考えられておりますか?

  • 山口
  • 男女の出生率は五分五分なのに、日本の会社はほとんど意見が五分五分じゃない。これって、リスクだと思いませんか?
  • 今中
  • 確かに、各家庭の販売決定権って高確率で女性が持っていると言われていますが、実際サービスを考える企業の経営陣が男性ばかりだと、消費者のニーズや意見がしっかり取り入れられているのかという不安はありますね。
  • 山口
  • そういう点においても、女性が活躍してどんどん意見を取り入れる事のできる企業は成長率が格段に違ってくると思うんです。実際、女性役員が1人以上いる企業は女性役員のいない企業と比べて、経営破たんの確立が20%減らすことができるというデータもあるくらいですからね。
  • 今中
  • そうなんですか。知らなかった。
  • 今中
  • 男性と女性はそれぞれ得意とする部分が違いますよね。それぞれの得手がうまく活かされた組織はそれ相応な評価もされて、職場の雰囲気も良いし、社員がそれぞれ自信をもってイキイキと働いているイメージがあります。個々人の得手をしっかり発揮できて、うまく連携できる環境づくりは大事だと思います。
  • 山口
  • 出産を機にキャリアを積んでいた女性社員が辞めていくという事が今まで多かったけど、これは会社として大きな戦力ダウンに繋がると思うんですよね。ママ社員の活躍は、若手の女性社員にとっても、今後の影響が出てくるだろうし、ママとして立場や視野が変わった社員が増える事で、企業的にもメリットがあり、女性自身もより活躍の幅を広げられるというメリットがあるように感じます。
       
編集部より

私自身も先入観で「会社の経営は男性が主体となってやっていくもの。」と思っていましたが、消費者ニーズの市場分析、経営破たんの阻止など、女性の意見は会社にとって、とても重要なものなのだと改めて実感しました。また、女性社員のライフスタイルの変化に伴う退職なども問題にあげて頂いたことで、女性社員として自分は一社員で変わりがいくらでも効く存在。と、思いがちでしたが、社長たちの対談によって女性を大切にしていきたいという気持ちが伝わりました。


「女性が活躍する職場」に対し具体的にどのような職場をイメージされますか?

  • 今中
  • 女性が活躍している職場というのは、女性のことに対する社会的な問題点に対して、会社の意義を見出して活動しているところが結果的に女性が活躍しているというところに多いのかなと思います。
  • 山口
  • その時代や社員のライフスタイルの変化と共に、会社事態が変化をすることに恐れないでチャレンジする事ができる企業。こういう企業が結果、女性が活躍する職場を生み出せる企業なのではないかと思います。
  • 今中
  • 御社は設立されてから結構長いですがやはり色々変化はあるんですか?
  • 山口
  • インフォニアを設立した15年前とは時代がもう全然違いますね!
  • 今中
  • 15年か。30歳の方が45歳ですもんね。それは色々と変化が多そうですね。
  • 山口
  • ほんとそうなんですよ。当時は皆若くて独身者がほとんどだったけど、今は皆年を重ねて父親・母親になった社員も多数いるし、年齢層の幅も広がり、色々なライフサイクルをもつ社員がでてきました。女性が活躍する職場といえるように臨機応変に今後もどんどん変化をしていきたいと思っています。


自社で「女性活躍支援」に関して独自の施策などはされていますか?

  • 山口
  • 独自とは言えないかもしれませんが、ライフワークバランスの制度充実、育児休暇の理解促進、職場復帰の際の給料や役割を、本人の意向に沿って対応できるようにする。など、柔軟に対応してきました。
  • 編集部
  • 素敵な事ですね。
  • 山口
  • 実際、ここ2年で育児休暇を取得する女性社員が数名出てきて、それまではママ社員に対する支援は整ってなかったんです。なので、妊娠した女性からすると、周りの社員からの批判とか、漠然とした不安を感じていたようなんです。
  • 今中
  • 女性はそういう部分敏感ですからね。
  • 山口
  • そうなんですよ。なので、制度を明確にし、理解促進することを積極的に実施したんです。そうすることで、働く女性にとっては、再復帰しやすいとか、ここで働いていて大丈夫ですよ、みたいな安心感を伝えられたのではないかと感じています。
  • 今中
  • 該当社員への声掛けや配慮をとても重要ですよね。弊社も女性から妊娠報告を受けたら、上司や人事担当が速やかにケアをするようサポートをしています。
  • 山口
  • 会社のそういう姿勢を重要ですよね。当人も意志を示しやすいだろうし、周りの理解にも繋がりますしね。
  • 今中
  • 妊婦でもママでも、しっかり働いていける環境を作ろう!という会社としての姿勢を態度で示す。そして、結果的に制度で答える。ということを更に実現できるように弊社でも努力していきたいと思ってるんです。御社ではそういう部分で何かやられてる事はありますか?是非参考にさせてもらいたくて。
  • 山口
  • 最近弊社では女性管理職委員会を立ち上げたんですよ。
  • 今中
  • 女性管理職委員会。どんな活動をされてるんですか?
  • 山口
  • 女性が働きやすい環境作り、女性がさらに活躍していくには何が必要か?という事を考えてもらってるんです。これからの時代、女性活躍は企業にとって重要になってくるので、女性の意見を取り上げる機会を作ってみました。
  • 今中
  • なるほど!とても期待大な活動ですね!
  • 山口
  • そうなんです。彼女たちの活動が弊社で働くすべての女性のマインド・モチベーションUPに繋がればいいなと思ってるんです。そのために僕たち経営陣も女性の社会進出を促すために応援していきたいんです。
編集部より

会社事態が社員のライフスタイルや時代の変化と共に変わっていく。という姿勢が育児をしながら働いているママ社員にとって、とても心強いお言葉だと感じました。今までの日本は、育児中のママ社員に対する風当たりは厳しい現状がありました。けれど、「子供がいるけど仕事も頑張りたい」という人生の選択ができる今、企業も変化しようとしているんですね。そんな世の中の変革期はママ達にとっても好機と言えるのではないでしょうか。これから先、様々な働き方が増えママもどんどん活躍できる社会になっていくといいですね。

続きを見る→実際お子さんがいらっしゃるパパ目線で

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