舌癒着症とは?おっぱいが上手く飲めない、赤ちゃんがいびきをかく事、などで見つかることも。

赤ちゃん待ちに待った赤ちゃんの誕生。

まだ小さく柔らかな新たな命の誕生に、胸を熱くされているお母さんも多いことでしょう。

しかしそんな中、赤ちゃんのお世話の仕方が良くわからず、不安を抱えているお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

赤ちゃんが生まれてすぐのお母さんの悩みで特に多いのは、「おっぱいを飲んでくれない」というもの。授乳は赤ちゃんの成長に直接関わることですので、飲んでくれないと心配になるもの。「何で飲んでくれないの?飲ませ方が悪いの?」とパニック状態になる方も多いと言われています。

しかし、赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれない理由は様々。抱っこの方法を変えるだけで飲むようになり、飲ませるタイミングで変化することもあります。

そして、赤ちゃんがおっぱいを上手に飲めない理由の一つとして、知られているのが「舌癒着症」というもの。赤ちゃんの生まれつきの舌の形状によって、上手くおっぱいを吸えないこともあるのです。今回はあまり知られていない、この「舌癒着症」について解説したいと思います。

1. 舌癒着症とは?

泣いている子供

舌癒着症の正式名は「舌癒着・咽頭蓋・咽頭偏位症」と言います。しかし一般的には「舌癒着症」と呼ばれています。

「舌癒着」とは言いますが、舌が癒着しているわけではなく、先天的に舌の付け根が前の方に位置している状態を示します。そしてこの付け根が下顎のどこについているかによって、その癒着度が変わるとされています。

2. 赤ちゃんが舌癒着症であった場合の症状

それでは、赤ちゃんが「舌癒着症」であった場合、どのような症状があるのでしょうか?

「舌癒着症」の癒着度は、舌が下顎のどの位置に付いているかによって変わりますが、舌が前に付いていればいるほど、その重度は高いとされています。

そしてその要因は、舌に引っ張られることにより咽頭(気管の入り口)が前に傾いてしまい、上手く呼吸が出来ないからだといわれています。

赤ちゃんが呼吸をスムーズに行えないことにより、以下の症状が出るとされています。

・呼吸がスムーズに出来ないため、上手く眠ることができない
・寝つきが悪い、寝てもすぐに起きてしまう
・いびきをかく
・疲れやすい
・おっぱいが上手く飲めず、栄養が足りない
・よく泣く
・顔色が悪い
・アトピー性皮膚炎
・髪の毛が立っている
・黄疸

3. 舌癒着症であった場合の治療法は?

それでは、赤ちゃんが「舌癒着症」であった場合、どのような治療法があるのでしょうか?

舌癒着症の治療法は、その重度にも寄りますが、「手術」によって行われます。手術自体は難しいものではありません。局所麻酔もしくは座薬による鎮痛を行った上、レーザーを用いて舌の付け根とその奥にある「頤舌筋」の切開を行います。

手術の目的は「呼吸をスムーズに行えるようにすること」とされており、術後の哺乳改善率は約80%だと言われています。

しかし、小さな赤ちゃんにメスを入れることは、お母さんとしては心苦しく、また出来ればやりたくないと思われることでしょう。

上記の通り「舌癒着」はその重度に寄って症状が大きく異なりますので、お医者様と相談した上、赤ちゃんに適した対処を行うことが重要です。

4. まとめ

上記の通り「舌癒着症」について解説しましたが如何でしたでしょうか?

赤ちゃんが苦しんでいる姿を見ることは、母親にとっては一番辛いもの。少しでも楽にしてあげたいと思われることでしょう。

「舌癒着症」の症状は、人によって様々です。是非、お医者様と相談し、お子さんに合った対処法を取られると良いでしょう。

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