グリーンピースにアボカド?海外の離乳食事情が斬新☆
日本で離乳食といえば、まずはおかゆ。
でもお米を食べてない国ではどんな離乳食を食べているんだろう?と不思議に思うことはありませんか?
現在アメリカにお住まいで、カナダで育児をされたママから、カナダの離乳食事情をお伝えいただきます!
離乳食の開始は日本とほとんど同じ
日本と同じように早い人で赤ちゃんが4か月頃から離乳食を始めるカナダ。ただし日本のように3食全て手作りの離乳食という人は少数派。
多くの人が市販の瓶詰されているベビーフードを使います。ここではちょっと変わったカナダのベビーフードをご紹介します!
4か月~の離乳食
サツマイモ、グリーンピース、ニンジン、リンゴ、アプリコットのピュレなど日本と同様、食材そのままのシンプルな離乳食が多いですね。
北米ならでは?と思うようなものは、プルーン、洋ナシ、パパイヤ、マンゴー、アボカドなどのフルーツ。日本より手に入りやすいからでしょうか。
6か月~の離乳食
ホウレンソウ+グリーンピース、
ブルーベリー+洋ナシ、
ニンジン+トウモロコシ+かぼちゃ、
アスパラガス+グリーンピース+洋ナシ、
鶏肉+サツマイモ、
などなど日本では少し奇抜?と思われる組み合わせもありますね。とは言え、アスパラガスが入っているなんてちょっと贅沢!?
8か月~の離乳食
この頃になるとだんだんと使われる食材が増えてきます。
ニンジン+ブロッコリー+リンゴ+イチゴ、
リンゴ+ズッキーニ、
マンゴー+キウイ+パパイヤ、
「Beef Pilaf」というベビーフードにはバターナットスクワッシュ(かぼちゃの一種)+牛ひき肉+ニンジン+
ブラウンライス(玄米に近いお米)+玉ねぎ。
「Vegetable Chicken Soup」にはニンジン+グリーンピース+鶏のひき肉+トマトペースト+バジル。
少しイタリアンな味でしょうか。
離乳食の主食は?
ちなみにお米のような主食は何?といえば、ずばりオートミールです。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、オートミールとはオーツ麦を延圧機で押しつぶして食べやすくした麦の加工品です。
赤ちゃんの離乳食だけでなく、大人から子供まで朝ごはんによく登場します。ホテルに泊まれば朝食バイキングには必ずと言っていいほどあるような国民食(?)です。
実際、私も離乳食にオートミールをよく使いました。
月齢が低い頃はオートミールをお湯やベビーミルクで煮て、大きくなるとそこに野菜やフルーツを足して、手づかみ期が始まればすりおろしたジャガイモと煮てペースト状にし、それをお焼きのように焼いていました。
ご飯やおかゆのように「炊く」必要がないので、すぐにできてとても便利です。
日本の皆さんもマンネリ化した離乳食を打破するために、一度試してみてはいかがでしょうか?
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