子供が野菜を好きになるトレーニング「ベジトレ」とは?②

dc80ba3cf2455d7812916befa95ca405_s
前回の記事「子供が野菜を好きになるトレーニング「ベジトレ」とは?」に続き、
今回は浜田陽子先生に野菜をおいしく、無理なく、少しずつ慣れさせれる、ベジトレメニューを考案いただきました。
野菜をたくさん使用しようとすると手間がかかってしまいますが、野菜ジュースを使用するなど、忙しいママでも手軽できるベジトレメニューです。

浜田陽子先生考案!ベジトレメニュー

ベジフルスムージー ベジトレレベル:★☆☆☆☆

調理時間:約3分(冷凍時間を除く)
ベジフルスムージー (2)

ポイント
フルーツの甘みとひんやり感で、野菜嫌いの子どもでも飲みやすいです。
飲みにくい場合はフルーツ多めから試してみてください。

<材料> 2人分
バナナ 1本
パイナップル 60g
野菜ジュース 200ml
牛乳 200ml
砂糖 小さじ2~3

<作り方>
1.バナナとパイナップルは一口大に切って冷凍しておく。
2.ミキサーで1と野菜ジュースを撹拌する。
3.タンブラーに2を注ぐ。
 

ベジパンケーキ ベジトレレベル:★★☆☆☆

調理時間:約15分
ベジパンケーキ (1)

ポイント
生地を混ぜる、フルーツを型抜きするなど、子どもでもできる工程が多いレシピです。
生地に擦りおろしたにんじんを入れるなどのアレンジもオススメです!

<材料> 4枚分
ホットケーキミックス 150g
卵 1個
野菜ジュース 150ml
溶かしバター 20g
サラダ油 少々
生クリーム・果物・ミントなど 各適量
はちみつ・メープルシロップ 各適宜

<作り方>
1.ボウルにホットケーキミックス、卵、野菜ジュース、溶かしバターを入れて混ぜる。
2.フライパンにサラダ油を熱し、1の生地を流しいれて両面焼く。
3.器に2を盛り、生クリーム、はちみつ、果物などを飾り付ける。

ポークと野菜のお手軽ベジカレー ベジトレレベル:★★★☆☆

調理時間:約15分
お手軽カレー (1)

ポイント
火が通りやすい具材だけで作るので忙しいママにもオススメなお手軽レシピです。
野菜ジュースがベースなので、ハヤシライスのようなコクと甘味が出ます。

<材料> 2人分
豚ばら肉(薄切り) 150g
玉ねぎ 1/4個
サラダ油 少々
野菜ジュース 200ml
水 100ml
カレールウ 2皿分
茹で卵 1個
砂糖 小さじ1~2
ごはん・刻みパセリ 各適量

<作り方>
1.豚バラ肉は4㎝幅に、玉ねぎは薄いくし型に切る。茹で卵は4等分に切る。
2.フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを炒め、火が通ったら豚肉を加えてさらに炒める。
3.豚肉はあらかた色が変わったら野菜ジュースを加えて一煮立ちさせ、カレールウを混ぜ溶かす。
4.とろみがついたら砂糖を加えて味を整える。
5.器にごはんを盛って刻みパセリをちらし、3のルウをかけて、茹で卵を添える。
 

おやさいレンジリゾット ベジトレレベル:★★★★☆

調理時間:約10分
レンジリゾット (1)

ポイント
レンジ加熱だけでできるかんたんレシピです。野菜に慣れてきたら、トマトの他にも茹でた青菜やブロッコリーなどを入れて、少しずつ野菜の具材を増やしてみてください。

<材料> 4人分
ごはん 250g
野菜ジュース 300ml
コンソメ(顆粒) 10g
プチトマト 5個
ピザ用チーズ 50~60g
青ねぎ(小口切り)・粉チーズ 各少々

<作り方>
1.耐熱ボウルにごはん、野菜ジュース、コンソメ、半分に切ったプチトマトを入れて良く混ぜる。
2.1をレンジ(600W)でラップをかけずに5分間加熱する。
3.取りだしたらすぐにピザ用チーズを加えて混ぜる。
4.器に盛って青ねぎと粉チーズをちらす。
 

おさかなと貝のベジパッツァ ベジトレレベル:★★★★★

調理時間:約15分
ベジパッツア (1)

ポイント
魚介類と野菜の旨みをしっかり感じられる一皿です。
素材の美味しさを味わえるレシピは、野菜嫌い克服の他、味覚形成にも役立ちます。

<材料> 4人分
白身魚(切り身) 2切れ
塩こしょう 少々
あさり 8個(砂抜きしておく)
ブロッコリー 30g(食べやすい大きさで塩茹でしておく)
パプリカ(赤・黄) 各1/3個(型抜きしておく)
玉ねぎ(薄切り) 1/6個
野菜ジュース 150ml
刻みパセリ 少々
オリーブオイル 大さじ1~2

<作り方>
1.白身魚に塩こしょうで下味をつけ、オリーブオイルを熱したフライパンで、パプリカ、玉ねぎと一緒に焼く。
2.1にあさりと野菜ジュースを入れてふたをし、煮立ったら中火にし、あさりが開くまで煮る。
3.ブロッコリーを加えて一煮立ちさせ、刻みパセリをちらしてオリーブオイルをかける。

まずは子供に自信をつけてもらうことから

野菜を食べれないと思い込んでしまっている子に対しては、まずは野菜の味に慣れさせること。
少しの量でもかまわないので「野菜を食べることができた!」という自信をつけさせることが大事です。
そのために野菜ジュースを使うのもオススメです。
野菜ジュースを飲ませたからおかずを一品減らそうという考え方はNGですが、「補助」としてはいろいろな使い方が可能です。野菜ジュースを活用するなどして、野菜が入ってるのにおいしく飲めたという経験をすることで、「苦手だと思っていた野菜を食べることができた」という自信をつけさせることが大切です。
「口に入れた」という実感を持たせるためのファーストステップとしては有効と言えるでしょう。

ベジトレ1

もし、野菜ジュースをそのまま飲むのも難しいようであれば、料理に使ってみるという手段もあります。
このときのポイントは、「この料理に野菜ジュースが入っていたんだよ」ときちんと子どもに教えること。
子ども自身に「この料理には野菜ジュースが入っていて、自分の口に入った」ということを理解させることが、成功体験へとつながり、野菜嫌い克服への第一歩になります。
また、小さく刻んでこっそりと食べさせるのは野菜嫌い克服には全く無意味です。逆に、子どもが気づいてしまったときに
「だまされた!」と感じて、ネガティブな体験になってしまう可能性もあります。子ども自身が野菜を食べていると理解している状況で、「おいしい」とポジティブな感想を持てることが重要です。
 

hamadayoko監修 : 浜田陽子先生
栄養士・料理研究家・食コンサルタント
食育や乳幼児栄養などを専門分野とし、各種メディアへレシピ提供・連載コーナーも多数展開。

この記事が気に入ったら
いいね!してね!

最新情報をお届けします