『私の育て方が悪い?』と自問しているママへ贈る。

子供

いつもニコニコご機嫌な子どもと、幸せに過ごす毎日…。

そんな日々を思い描いてはいたけれど、実際はなかなか理想どおりにいかないのが子育て。

たとえば、子どもの性格や態度が、思っていたのとちょっと違ったり。

なんだか育てにくかったり、好ましくないように感じられたり…。

そんなこと、ありませんか。

でも心配しないで。子どもは日々、発達しながら変わっていきます。

そこで不安になった時に、立ち戻れるよう「子育ての心構え」をいま一度、確認しておきましょう。

子どもは変わる。

悩み

母親の私は落ち着いていて辛抱強いタイプなのに、うちの子は、すぐかんしゃくを起こす。

お友達のAちゃんは、人懐っこくて誰とでも仲良くなれるのに、うちの子は児童館でも誰とも遊ばない。

もしかして、我慢ができない子なのでは。
もしかして、性格が暗いのでは。

ひょっとすると、私の育て方が悪いのかな…。

そんな風に考えたことはないでしょうか。
筆者はありました。

それから少し冷静になり、こんなことも考えました。

待てよ。母親の私だって、小さい頃はそうとう扱いにくかったらしいよ!?

赤ちゃんの頃は神経質で、不機嫌になるとおっぱいを拒否したり、幼児期は、かんしゃくを起こすと、大泣きして、おもちゃを投げつけたり。

いつ頃からか、たくさんの友達に囲まれ、積極的になったけど、小さい頃は引っ込み思案で、声がちっちゃくて、友達の輪にも入れなかったような…。

そう。子どもは変わる。

自然に素敵な方向に。

ただし、幼い頃に愛情のある眼差しに見守られ、ありのままの性格を受け入れてもらえれば、という条件付きです。

「ありのまま」といっても、他の人を傷つけたり、迷惑な行動を野放しにするわけではありません。

しつけはしつけとして大切なのは言うまでもありません。

ありのまま受け入れるというのは、

その子の持っている、性格的な特徴=個性を否定せず、 認め、尊重し、愛情を持って見守るという意味です。

自分を大切に思う気持ちをはぐぐむ。

子供
では具体的に親はどのようにするのがいいのでしょう。

子どもが自分を大切に思う気持ちを「自尊感情」といいます。

自尊感情が育たないと、子どもは頑張ったり、反省したり、挑戦したり 他の誰かに優しくしたいと思えなくなるそうです。

親であれば、誰しも

「うちの子は○○ちゃんが出来ている、あれが出来ない、これも出来ない」

と不安になったり

「こんな性格じゃ大人になったら苦労するんじゃない?」と自問自答して悩んだりしていると思います。

しかし、子どもの自尊感情は、お母さんや育てている人が、出来ない部分を見るのではなく「その子がただ存在していることが素敵なこと」と認めて、おおらかに接することで はぐぐまれていくといいます。

子どもは個性を認められることで、人を信頼し、人から必要とされることが喜びになり、いいところはそのままに、足りないところを自分でも意識するようになり、ちゃんと成長して、大人になっていくのです。

心の根っこを育てるために。

子供

NHK「すくすく子育て」でもおなじみの
明星大学教育学部教育学科教授・星山麻木先生は著書「あなたへのおくりもの(河出書房新社)」でこう言っています。

木の根っこのように、ふだんは目に見えない心の根っここそ深く、根をおろし、揺るぎない木に育てたいものです。

同じ年の子どもが、同じペースで同じような順序で進んでいきますが、少しばかり人とスピードや順序が違っても、後になって振り返れば、たいした違いではないのです。

出来る、出来ないは、今だけのこと。

例えば、自分を抑えられない、かんしゃくをおこす、友だちに優しくできない、注意力がない、などは 親が理想と思う性格や態度とは違うかもしれないけど、子どもはまだ発達の途中

すべてではないかもしれませんが、これから成長し、大きく変わっていく部分がほとんどです。

「子どもも自分も、良いところを見つめ、励まし、勇気づけてもらえると、意欲が出てきて、心が豊かに育ちます(星山先生)」

子どもだけではなく、母親も自尊感情を持つこと

私にも、子どもにも、私の子育てにも、素敵なところがたくさんある。

だからきっとうまくいく。

いい子に育つよ、大丈夫!

そんな前向きな考え方を、家族や心を許せる、あなたの大切な友人とシェアしながら、子どもの”今”にゆったりと向かい合ってみませんか。

まとめ

多くの人が心配する、我が子の理想とは違った性格や態度は、発達と共に変わっていきます。

子どもはらせん階段をゆっくりゆっくり、一人ひとり違うペースで、少しずつ一生かけて昇っていくのです。

親の私たちも、時には肩の荷を降ろして、おおらかに子育てを楽しむことを自分に言い聞かせてみるのもいいかもしれませんね。

原稿協力:ひなゆう
女性情報誌でのライター経験を生かして、現在もフリーで執筆中。9才男の子のママ

 


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