【保育士さんの子育てアドバイス(4)】仕事復帰ママの第一の難関!子どもが風邪をひいたときの対処法とアドバイス

保育士さんの子育てアドバイス
今まで、風邪なんてひいたことなかったのに!
保育園に入園したと同時に頻繁に風邪をひくようになった。
0歳児で保育園に入園した場合、結局半分以上休むことになった・・・なんていうママも多いのでは?

復帰したばかりな上、時短勤務。
仕事と育児の慣れない両立をこなす毎日を送る中、頻繁に起きる保育園からの呼び出し。

こんな大変な思いまでして、子どもに無理ばかりさせて、復帰する意味はあるのかな?
なんて、悩みながら、忙しい日々をこなす。ワーキングママなら誰もが通る第一の難関だと思います。

今回は、これから仕事を復帰されるママは必見!?

スマート保育園の園長、田中先生に保育園入園後の頻繁な子供の病気についてお話を伺ってみました。

どうして保育園に入園すると頻繁に病気をしだすの?

赤ちゃんの病気

ほとんどのお子さんが保育園に入園すると、次々と風邪をひいてお休みをしますよ。
それは、おうちにいたときよりも菌に触れる機会が増える事が大きな原因だと思います。
今まで触れたことのない菌にたくさん触れるため、免疫がないので次々と熱を出したりするんですね。
一般的に診断される感染症などの病気ではなくて、だいたいは風邪症候群と言われる「風邪」にかかるお子さんが多いですね。

また、新しい環境に慣れないため体を壊しやすいという事もあると思います。
緊張状態が続いて心身ともに疲れてしまうんですね。

平均的に頻度はどれくらいなのでしょうか?

そうですね。1人目、2人目というのも関係するんですが、たいてい慣らし保育を終えてママが仕事に復帰する頃になると、一気に体調を崩しやすくなる事が多い印象がありますね。

特に慣らし保育はとても重要です。
慣らし保育をしっかりとやれなかったお子さんは無理がたたるのか、必ずと言っていいほど体調を壊します。
しかも、大概長引く場合が多いですね。
なので、4月に入園をされるママは、休めるのであれば1ヵ月間しっかりと慣らし保育期間を設けた方がいいですよ。

頻繁に病気にかかるのは何歳まで続くのでしょうか?

0歳、1歳は多いですね。
特に0歳児は免疫もなくて体も小さいからか、本当に多いですよ。
入園した最初の月は特に多くて、月の半分も登園できなかったというお子さんもいますね。
身体が小さいと体力も少ないし、疲れから熱を出してしまうのかもしれませんね。

また、0歳児、1歳児のお子さんのママが保育園からの呼び出しが多い理由として、小さいお子さんの風邪は急変することが多くて、時々熱性けいれんなどひきつけを起こしてしまう子もいるので、37.5℃という体温をデットラインにママへの連絡が必須となっている保育園も多いと思います。

「熱があるからと言われて急いで迎えに来たのに意外と元気だわ。」
そんな印象を持ち、不満を抱かれるママも少なからずいると思いますが、大切なお子さんを預かる保育師としては、万が一の事を考えての最善の配慮なのでご理解頂けるとありがたいです。

そんな頻繁に風邪をひいていたお子さんも、3,4,5歳になってくると、色々な外の菌に触れ、免疫もつき、体力もついてきて風邪を頻繁にひかなくなります。

「子どもは風の子」ということわざがありますが、小さいころから、自然に触れて、お日様の光にあたりながら、外でたくさん遊んでいる子どもの体は自然と丈夫になります。
小さいころは風邪ばっかりひいていた赤ちゃんも、保育園でお友達と一緒に過ごしていれば、必ず丈夫な子供に育つはずです。
なので、ママは心配せずに自信をもってお仕事に励んでくださいね。

子どもが風邪気味だけど会社を休めない!そんな場合はどうするべきか

鼻水大量。咳も頻繁に出てる。けれども熱はない。こんな時、熱はないので保育は確かに可能です。
「熱もないのに会社は休めない。」仕事をしているママならそう思う気持もわかります。
保育士もその気持ちをわかってくれていると思いますよ。

そんな中、お子さんは風邪の菌と必死に戦いながら、頑張って保育園での生活を送るのですが、
0歳、1歳の小さいお子さんの場合は特に、鼻水と咳の症状から、熱を出してしまい、結局ママは呼び出されるというパターンに陥るんですね。

この場合、1日無理をさせて保育園に預けてしまう事で、風邪をこじらせて結局長期間仕事を休まなければならなくなるというパターンもあったりします。

もちろん、ママの仕事の状況も色々とあると思いますが、早めに思い切って休んだ方がお子さんの為にも、後々のママ自身の為にもなったりします。

躊躇したときは、思い切って休む。早めに仕事を切り上げる。
お家では、栄養満点のご飯を食べさせてあげる。早く寝かせてあげる。そういう所を配慮してあげられるといいかもしれないです。

お子さんが風邪をひいてしまった時は、ママの愛情という心の栄養と、安心できる環境での休養を、お子さんにたっぷり与えてあげてください。

季節ごとに流行る病気は?

保育園は集団生活なので、どうしても感染症が流行る時期があります。

例えば、
春~初夏・・・風邪
夏・・・おたふく、水疱瘡、とびひ、手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱、お腹の風邪、アタマジラミ
秋・・・RS、喘息
冬・・・インフルエンザ、胃腸炎
といったように、季節特有の感染症が流行ります。

保育園は毎日長時間集団生活をする場なので、濃厚な接触の機会も多く、お子さんが感染症にかかりやすい環境となります。

その為、感染症にかかったら決められた期間お休みを頂く事は必須となっていて、登園許可証、診断書など、お医者さんが証明してくれる書類が必要な感染症もあります。

お子さんの命を預かっている保育士としては、感染症にかかっているお子さん自身の事や、他のお子さんにうつる事を考慮して、厳しく言わせてもらう事がありますが、逆を返すと次に自分たちが風邪や感染症をもらわない配慮をしてあげられることで、保育園全体の安全が守られていくことに繋がります。

感染症は、うつると子供も、子供のママにも影響が出てしまいます。
可能な限り保育園内でうつし合わないようにしたいと思うのは、どこの保育園でも方針は同じだと思うのでどうかご理解を頂けるとありがたいです。

ワーキングママ・復帰予定のママへ

ワーキングマザー

子供たちは、大好きなママと離れて朝から夕方まで毎日保育園で頑張っています。

なので、ママには、病気の時や、弱った時は「ママがいてくれる」という安心できる存在でいてほしいと思います。
保育園に通っているお子さんは、何かあった時に「ママ」「お母さん」って言ってしまうとても小さい年齢の子達です。
そんな時にこそ、子どもが「ママが一番信頼のおける存在」。困った時は「一番大事な人に守ってもらえる」とわかっていたら、ゆくゆく子供が成長して思春期になった時、困ったことがあったらそこに帰る事が出来て、大変な事も、辛い事も乗り越えて行ける子供に成長できると思いますよ。

取材協力:スマート保育園 イオンせんげんだい 田中 百々子園長
保育士歴20年。2015年10月よりスマート保育園イオンせんげんだい(運営会社:インフォニア株式会社)の園長に。

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