赤ちゃんの股関節脱臼 どんな症状?防げる?対応は?

赤ちゃんの足

赤ちゃんのオムツを替えている時、ふと気付くと左右の足の長さが違う・足のしわの付き方が左右で違う・・・ということはありませんか?

これはもしかすると、先天性股関節脱臼のかもしれません。

生後3・4ヶ月の乳児検診で発見されることが多いとされている、赤ちゃんの先天性股関節脱臼。実は、発見が難しい上、診断が遅れると後の治療が長引くことが多いとされている症状です。

そこで今回は、赤ちゃんの先天性股関節脱臼に焦点を当て、その症状・発見方法・予防法などについて解説したいと思います。

1.赤ちゃんの先天性股関節脱臼とは?

赤ちゃんの足

先天性股関節脱臼とは、赤ちゃんの股関節が外れてしまう病気です。脱臼といっても痛みはほとんどなく、赤ちゃんが泣くこともありません。

また、先天性という名前が付いてはいますが、ほとんどが後天的であるとされており、その割合は9割だと言われています。

先天性股関節脱臼を発症する男女比は、女の子の方が多いとされており、その確率は約10倍。生後3・4ヶ月に行われる乳児検診で発見されることが多いといわれています。

2.赤ちゃんの股関節脱臼の原因は?

赤ちゃんの股関節脱臼の原因は、赤ちゃんの股関節が柔らかく、不安定な状態であることだといわれています。

そのため、抱っこやオムツ替えなどで無理な体勢をとらせることにより、知らず知らずのうちに脱臼させてしまっているケースが多いとされています。

また、いつも同じ方向ばかりにねていると、股関節脱臼を招く可能性があると言われています。

3.赤ちゃんの股関節脱臼の症状は?

赤ちゃんが先天性股関節脱臼である場合、以下のような症状が出るとされています。

・赤ちゃんの左右の足の長さが異なる
・赤ちゃんの太もものしわの数が左右非対称である
・オムツ替えをするとき、股関節が開きにくい
・オムツがピッタリとおさまらない
・足を曲げた状態で股を広げると、「コクッ」という音がする
・脱臼側の臀部(お尻)にくっきりとしたしわが見られる

4.赤ちゃんが股関節脱臼にならないための予防法

上記に挙げたとおり、赤ちゃんの股関節脱臼は、赤ちゃんの自然体を妨げることにより起こると言われています。

そのため、以下のことに注意すると良いでしょう。

①オムツ替えのときの注意

赤ちゃんのオムツを替える時は、両足を強く引っ張ったりしないよう気をつけましょう。
左右の足の裏をくっつけ、優しく足を持ち上げてあげるのがポイントです。

②抱っこのときの注意

赤ちゃんを抱っこするときは「コアラ抱っこ」が良いとされています。「コアラ抱っこ」とはコアラが木にしがみつくような姿勢の抱き方。
縦抱きをして、足がM字型になるようにすると良いでしょう。

③向き癖の注意

赤ちゃんが常に同じ向きをしないよう気をつけてあげると良いでしょう。
赤ちゃんに向き癖がある場合は、時々反対側に向きを変えてあげましょう。
バスタオルを丸める。クッションを使用するなどし、寝ている赤ちゃんの身体を支えてあげると良いでしょう。

5.まとめ

以上のように、赤ちゃんの股関節脱臼について解説しましたが如何でしたでしょうか?

意外と多いとされている赤ちゃんの股関節脱臼。

なるべく早い段階で気付いてあげ、早期の治療を心がけたいものですね。

参考資料(PDF) 先天性股関節脱臼予防パンフレット – 日本小児整形外科学会

参考サイト:先天性股関節脱臼の症状・解説 – goo辞書

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