10月10日(とつきとうか)の軌跡

エコーで最初は豆粒のようだったのにそれがだんだん人の形になって。
トクトクトク…と心音を聴いた時、自分の中に別の命があるなんて不思議で、そして温かい気持ちになったと思います。

お腹が大きくなり始めると自分の体なのに自分のものだけでない感覚がどんどん広がって戸惑うこともあるでしょう。

私もそうでした。

お腹の皮膚ってこんなに伸びちゃうの!?
と面白いような少し怖いような、なんとも言えない気持ちになり、それと同時に幸せのカタマリだなぁとも思いました。

胎動を感じて、お腹の中の赤ちゃんが蹴とばすようになると、幸せのカタマリの元気のよさに驚かされることもよくありましたが。

そんなに強く蹴らなくても良いのに〜と笑えてくることもありました。

でもここを蹴って!と話しかけ、お腹をポンポンと叩いた時にまるで返事をするように蹴ってくれた時は本当に驚きました。

それまでは一方的に声をかけて話しかけていた自分が、お腹の中の赤ちゃんと初めての会話できたのではないかと思った瞬間でした。

お腹の赤ちゃんはちゃんと聴いています。

お母さんや家族が優しく話しかけている声も。お母さんが食べたご飯が消化される音だって。

へその緒を通して直接つながっているのですから、お母さんの気持ちも伝わりますよ。

お母さんが不安になると赤ちゃんも不安になり、お母さんが楽しく嬉しい気持ちの時は赤ちゃんもリラックスしてくれます。

出産大丈夫かなあ、陣痛に耐えられるのかな?
と不安になることもあるでしょうが、出産は赤ちゃんが出たいと思った時に出てきてくれます。

臨月を迎えるとソワソワとはやる気持ちもありますが、その日をゆったりとした気持ちで待っていてあげてください。

赤ちゃんにとってもお母さんのお腹の中にいる時間は一度だけです。

外の世界も楽しいことがたくさんあるんだよ、一緒にいっぱい楽しいことしようね、安心して出ておいで!
と話しかけるための妊娠期間でもあると私は思います。

たくさんお腹に向かって話しかけてあげてください。
歌ってあげてください。

私が妊娠中よく歌っていた童謡があるのですが、生まれた子供に歌ってあげるとご機嫌でしたよ。
やっぱり聴こえていたんだなと思いました。

陣痛って痛いのかな?

と心配でたまらないお母さんもいるかもしれません。

確かに痛いですが、赤ちゃんともうすぐ会えるんだ!
と思うと痛いけれども幸せな気分になって、出産後は不思議と痛みを忘れてしまうのです。
生まれた赤ちゃんの顔を眺めていると何もかも吹っ飛んでしまいますよ。

出産の感動を迎えるために、ぜひ妊娠期間を楽しんでください。

最初から完璧なお母さんなんていません。

赤ちゃんがお母さんにしてくれるんです。

一緒に育っていけばいいんです。

皆さんの安産を心から願っています。


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