知っておきたい!子ども虐待防止の象徴「オレンジリボン運動」

オレンジリボン運動

今年3月、東京都目黒区で5歳の女の子が、両親からの虐待を受けた末に死亡した事件は連日ニュースで伝えられ、ネット上でも女の子の死を悼み嘆く声が多く寄せられています。こうした痛ましい事件を二度と繰り返さないためにも、政府でも再発防止に向けた動きが見られるようになりました。

普段から子ある日和を読んでいただいている方の中にも、こんな悲しい出来事は絶対に起こってほしくない、と願う方も多いのではないでしょか?そんな私たち1人1人でも何かできることは…と思い、過去に子ある日和でも記事として配信した「オレンジリボン運動」について改めて紹介したいと思います。

オレンジリボン運動とは

「オレンジリボン運動」とは…
子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、
子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。
オレンジリボン運動を通して子どもの虐待の現状を伝え、
多くの方に子ども虐待の問題に関心を持っていただき、市民のネットワークにより、虐待のない社会を築くことを目指しています。

出典:https://www.orangeribbon.jp/

「オレンジリボン運動」では、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待のない社会を目指し、さまざまな活動を行っています。

日本では、虐待で死亡する子供は1週間に1人といわれ、そのおよそ半数はまだ言葉でのコミュニケーションもままならない0歳~1歳の小さな子供たちです。この不幸を根絶しようという運動は年を増すごとに拡大しています。厚生労働省は毎年11月を児童虐待防止推進月間に定め、各都市・各地域をリボンのオレンジの色で埋め尽くそうという計画を推進しています。

子ども虐待とは?しつけとはどう違うの?

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「しつけ」と「虐待」の違いは、よく議論にあがりますが、子どもが耐え難い苦痛を感じていれば、それは虐待です。
また、身体的虐待(暴力)だけが虐待ではありません。
性的虐待(性暴力や羞恥心をあおるなど)、心理的虐待(無視や暴言)、ネグレクト(世話をしない)なども、虐待です。

あなたにできること

自分は大丈夫?少しでも不安を感じたら

みなさんは「こどもを虐待するなんて人間性に問題がある人」と思っていませんか。
児童虐待というのはごく普通の人がちょっとしたきっかけで陥る可能性があるものです。
睡眠不足や疲れ、経済不安、夫婦関係の悪化、子どもの育てにくさ、周囲からのプレッシャー・・・
どんな優しい人も、疲労や不安からイライラすることや無気力になってしまうことはあります。
自分だけは大丈夫と思わずに、少し疲れたと感じた時には、自分に虐待の兆候がないか振りかえってみましょう。
例えば

・相談相手や話し相手がほしいと思ってませんか
・この子がいなくなったら、楽なのにと思ったことありませんか
・必要以上に強く叱ってしまっていませんか

子どもがいないひとにも知って欲しい

子育て中でなくても「あなたにできること」は、たくさんあります。
子どもの虐待は、ママ・パパに限らず社会全体で防止するものだということを知って、
周りの人にも是非広めてあげてください。

・虐待と思われる事実を知ったときには通報してください
・子育て中の親子に、やさしいまなざしをお願いします
・子育てに悩んでいる人は、ひとりで抱え込まずに相談してください
・虐待で苦しんでいる子どもは、がまんしないで相談してください
・虐待と思われる事実を知ったときには通報してください
・虐待を受けた子どもたちの自立を支援する輪に協力してください
・虐待を受けた子どもたちの親代わり(里親)になってください

この中で、「子育て中の親子に、やさしいまなざしをお願いします」というのが、一つだけ間接的な貢献という感じです。
でも、子育て中の親を“心理的に追い詰めない”というのは、虐待防止のために大事な事なのです。

オレンジリボン運動を応援するために

寄付や啓発活動、関連グッズの購入など、オレンジリボンの活動の支援方法はいろいろあります。

サポーター表明をしよう

オレンジリボンの活動に賛同する場合は、サポーターになることが出来ます。
もしもこの運動を広めたい!サポーターになりたい!という方がいらっしゃったら、オレンジリボン運動の公式サイトで個人サポーター登録ができます。
ちなみに、サポーター数は現在、個人で16117人、企業/団体で674社(2018年6月15日現在)です。

啓発活動

啓発活動と言っても、大げさなものだけではありません。
pixta_7404997_Mオレンジリボン運動のシンボルマーク、この“オレンジリボン”を身に付けることも、啓発活動のひとつ。
また、サーポートグッズを買って身に付けるのも、オレンジリボン運動の応援になります。
その他には、オレンジリボン運動の情報をSNSに発信するという方法もあります。
オレンジリボン運動の公式FacebookやTwitterなどでは活動報告や啓発記事が発信されているので、それをシェアするだけでも支援になります。

オレンジリボン運動 公式Facebook

オレンジリボン運動 公式Twitter

おかしいな・・・と感じたら相談を!

身の周りの虐待に気づいたときには「おせっかい」精神で、相談すべき窓口に連絡してください。
「逆恨みが恐い」「間違いかもしれない」など躊躇してしまうかもしれませんが、虐待かどうかの判断は児童相談所が行いますので、虐待を確認できる証拠などは要りません。
また、「虐待をしてしまいそう」「虐待してしまった」という場合も、同じ窓口で相談に乗ってもらえます。
ひとりで抱え込んではいけません。
通報も相談も匿名でできます。
秘密も守られますから安心して電話してみてください。

窓口はこちら
189
*連絡は匿名でできます
*お住まいの児童相談所につないでもらえます。
*PHP・IP電話など、一部のつながらない電話があります。

 

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