ウチの学校は大丈夫?「いじめ認知件数が少ないから安心」の落とし穴

お母さんと子供

子どもが、まだ幼稚園や保育園に通っているとしても、あと数年で通うことになる小学校の事情は気になりますよね。

特に体罰やイジメ問題に関する話題を新聞やニュースで目にすると、もしも自分の子供が通う学校でこんな体罰やイジメがあったらどうしよう、と心配している方も多いのではないでしょうか。

そこで、体罰・いじめの現状について教育関係の書籍を参考にしてご紹介します。

どこまでが体罰?そもそも体罰が必要と思う教師が8割も

学校

体罰と聞くと、教師からの暴力を思い浮かべる方も多いと思いますが、最近では、校則よりも前髪が長かったために、本人の了承を得たとは言え、数人の髪の毛を切ってしまったことがありましたが、これも立派な体罰になります。

よくアニメで忘れ物をした子どもにバケツを持たせて廊下に立たせるシーンがありますが、実はこれも体罰にあたります。

授業を受ける権利を奪ってしまうということも、体罰に当たるのです。

これらの体罰に多くの人が敏感になっていることも体罰が増えていると感じられる要因のひとつですが、じつは教師の意識にも問題があると言われています。

体罰は良くないことだと分かっていながらも、体罰はあっても良い、と考えている教師が中学校では8割にものぼるのです。

もしかしたら、親御さんの中にも、多少の体罰は教育上必要だと考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

けれども、体罰は教育ではなく、調教になるということを、もっと皆が意識できるようになれると良いですね。

イジメの認知件数が多いことは、悪いことではない?!

教師と子供

イジメの認知件数が多いと、イジメが多くて悪い学校。イジメの認知件数が少なければイジメが少ないから安心できる学校だと思っていませんか?

けれども、実はそうではないのです。従来の数え方では、いじめられている子が「つらい」と感じているだけではイジメとカウントされていないからです。

そこで、周りがイジメだと感じていなくても、イジメられている子が「いじめられている。つらい」と感じたらイジメとしてカウントしようという動きが出てきました。

都道府県ごとに公表されているイジメの認知件数をそうした観点で見てみると、イジメの認知件数が多い場合、それだけ周りの人がイジメに敏感になり、認知されやすくなっているとも言えるのです。

ですから、自分の子どもが通う学校や自治体のイジメの認知件数が多い場合、真面目にイジメ問題に取り組んでいる結果かもしれないのです。

先生もイジメに気付かないこともある

子供

イジメ問題に真面目に取り組んでいる自治体でも、先生によってはイジメなのかふざけているだけなのか区別がつかないこともあります。最近ではネットでのイジメも増えてきていることも挙げられます。

さらに、イジメ問題の表面的な解決だけで、イジメ解消として申告してしまうため、本質的な解決になっていないこともあります。

先生もイジメが発覚して、それを解消できていないとなると、自分の評価に悪影響を及ぼしてしまうので、見て見ぬふりをする人も少なからずいるのです。

ですから、時には学校だけにイジメ問題を任せっきりにするのではなく、取り返しがつかなくなる前に、親も自分ができる最善の方法を探っていくことが必要と言えるでしょう。


参考書籍

日本人なら知っておきたい 2020教育改革のキモ

フジテレビ「ホウドウキョク」 (編集)

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